2008年7月30日水曜日

世界コスプレサミット

今年で6回目を数えるコスプレサミット。外務省のHPでこのタイトルを見つけた時は、一瞬読み間違えたのではないかと、もう一度、一文字一文字読み直してしまった。真面目な文面にこの写真、サラリーマンNEOもびっくり・・。
そして、今年も各国代表の皆さん外務省を表敬訪問するらしい。同じ建物の中で国家間の紛争だの難問を真剣に語り合っているところで ねぇ・・。一国の光と影なんだな、これこそほんとに”ビミョー”。でも何で外務省なのかな。100歩譲ってポップカルチャー関連とみて文化庁、コピーライ ト関連でみて特許庁あたりであればわかるんだけど、ね。
お役所が力入れてるコンテンツもの、コスプレとかアニメとかマンガなどはサブカルチャーだからよいのだと思うのだけど、権威とは関係ないところ。

とはいえ一般人としては、これにハマル気持ちはわかる。私はいわゆる”少女マンガ”にずっぽりはまった。60~70年代に「マンガばっかり読むと、バXになる。」と言われながら、週刊マーガレット、少女フレンド、少女コミックとそれぞれ別冊も爆読。次から次へと現れる新鮮な題材、読み手に媚びてなくて、作家はみな個性があって、楽しかったな。ここのところずっとご無沙汰だけど、ワカをそそのかして一緒に読みはじめようかなぁ。

2008年7月26日土曜日

カンフー・パンダ

トレーラーで見たときはパンダがかわいくなくって、大好きなドリームワークスだけどパスしようかなと思っていた。しか~し、面白い。全編休みなく大人も子供も笑える上質なユーモア、そして動物達の動きや表情が絶品。
ナンと言ってもその豪華な声にも驚き。ジャック・ブラック、ジャッキー・チェン、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、ルーシー・リューなどなど。ロビン・ウィリアムス追いつけ追い越せのハイパーで濃厚なジャック、ちょびっと苦手なタイプなのだがこの映画ではとってもいい味出している。

主人公のパンダ『ポー』はラーメン食堂のあととり息子なんだけど、なんとお父さんは鳥(サギかな?)。そしてお父さんの仕事用帽子は毛糸かなんかでラーメンをかたどって箸が刺さっている。このお父さんがいいのだな、ビックバードみたいな顔して一番おいしいセリフを言う。
気になったのはシーフー老師。何の動物なのかわからなかった。顔は狸に似ているんだけどね。

暑くて疲れていても、とっても楽しく笑えて元気になれる一本。終わった後で拍手している人がいたし~。あんまり深読みせずに、ジョークを楽しもう。是非お勧め!

2008年7月24日木曜日

北京のミッキー、ではないネズミ

(読売新聞 7月23日)

北京の金融街の一角に、5匹のネズミの人形が登場した。
 地元の西城区政府が、北京五輪を盛り上げようと設置。重量挙げ、体操などのポーズを取るネズミの耳には、正方形の穴がある。

 担当者によると、中国の古銭をかたどったもので、ねずみ年、五輪、金融街のキーワードをもとにしたデザインというが、ネズミの顔立ちは、ディズニーの「ミッキーマウス」を思わせる。
 昨年には偽ミッキーなどを登場させた遊園地が、米ウォルト・ディズニー社から著作権侵害の指摘を受けたが、担当者は「耳に穴がある。コピーではない」ときっぱり。

 しかし、通りかかった親子は「ミッキーちゃんだ」と大喜びだった(北京=竹内誠一郎)

笑った。セントくんもマントくんもナームくんもびっくり、どこの世界でもお上のセンスには間違いはないのだ!竹内記者もオリンピックにミソはつけたくないけれど、納得がいかなかったのね、きっと。
写真のネズミクンはソフトクリーム、もとい、聖火を持ち、後ろのは洞窟の上で軽々とあん馬をしているが、あとの3匹は何をしているのだろうか。見たい。

2008年7月23日水曜日

末端から年をとる

昔見たNHKの「阿修羅のごとく」というドラマのなかでなぜか記憶に残ったシーンがある。娘達が干からびて縦にヒビの入った鏡餅を見て、「何か思い出さない?」「お母さんのかかと」。というような会話をしてけらけらと笑う、という場面。ま、大人の女のフクザツな心境を表しているのだと今なら思えるけれど、まだ若かった私はなんと冷たい娘達なのだろうと寂しい気持ちになった。

そしてそれからン十年、なんと私のかかとが・・・。そう、縦にしわが入っているのだ。がっくり。誰かにかかとを笑われているのじゃぁ・・・。
いろいろ調べてみると、軽石でこすったりするより、とにかく保湿、だそうだ。そして冬場に使っていたThe Body Shopのボディ・バターという名前からして濃そうなクリームをすりこむことにした。その名のごとくまさにバターのようにコッテリしている。お風呂から出てまだ皮膚がやわらかいうちにこのバターをたっぷりすりこむ。そのまま裸足で歩くと床がネトネトになるので、暑いけど綿の靴下をはく。

はたして、2,3日で効果が出始めた。あきらめずに何かしてみるもんだなぁ。
あんまり効果の出ない腹筋のほうは始めてから2ヶ月、40回できるようになった。続いている、どうにか。で、かかとのような劇的な変化はないけれど、おなか周りの更なる膨張、崩落は阻止しているようだ。とにかく地道に続けていこう。

2008年7月22日火曜日

ピアノの発表会

今月の頭にワカのピアノの発表会があった。今年のお題はハチャトゥリアンの「少年時代の画集」から2曲。ハチャトゥリアンはバレエ組曲では「ガイーヌ」、「仮面舞踏会」、「スパルタカス」などで舞台を見たり、実は私若かりし頃踊っちゃったりしたこともあった。ワカの課題曲はピアノの発表会ではよく弾かれるそうだけど、楽器を嗜まない私は初めて聞く曲。

一曲目の「バースデー・パーティー」はワルツで和音の響きが素晴らしい。「仮面舞踏会」のワルツを思い出し、久し振りに聞いてみた。もう一曲は「エチュード」と言って、哀愁誘う短調の旋律に単純な和音とリズムの繰り返しを織り込みながら軽快に進んでいく。もしワカがピアノを習っていなかったらこの曲とは一生出会うことがなかったのかと思うと、ちょっと遅かったけどそれでも出会うことができてなんだか得した気分。

ハチャトゥリアンは18歳まで正規の音楽教育を受けたことがなかったとか。まったくの想像だけどおそらく音楽教育が必要ないくらい、彼の日常には音楽があふれかえっていたことに違いない。社会主義時代のソ連で私が想像もつかない生活や思いのなかで作られた曲を、時を経て一人の男の子が汗水たらして日本の片隅でその曲を練習している。ま、それを言い出したらすべてのクラッシック音楽はそうなってしまうのだけれど。月並みなことばだけれど、音楽は素晴らしい・・。

そしてハチャトゥリアンの有名な「剣の舞」。ゲルギエフが早回しの指揮でウィーンフィルがなりふり構わず息も絶え絶えに、しかも2回も(!)演奏してる。まるで”トムとジェリー”、もしくは”バックスバニー”のコントのよう。ぜひ暑気払いにご覧あれ。あ、息しながら聞いてね。

2008年7月18日金曜日

金のなる木

10数年前、会社でポツリと「あ~あ、金のなる木があったらな~。」と言ったら、それを聞いていた上司の一人が翌日「ほら、あるよ。」と言って鉢植えをくださった。ちょっと違うんだけど、と苦笑いしながらも上司のボケに癒された。その日からその金のなる木は彼の苗字をとってカンザキさんと命名、今でも元気にしている。

このカンザキさん、全然手がかからない。日陰も日向も大丈夫、水もそんなにほしがらない。箒にちょっとひっかけて葉っぱが落ちたとき、「ごめんね」と謝って落ちた葉っぱを植木鉢に挿しておいたら、そっから平然とニョキニョキと伸びていく。あんまり手がかからないのでかえって申し訳ないくらい。

そんなカンザキさんにも一度驚かされたことがある。5年前にマンションを買い換えた時、我が家のCASHが底を尽きそうになったことがある。いろいろ計算して決めたこととはいえ、やっぱりキツかった。そんな折り、何とカンザキさんが根こそぎばったりと倒れたのだ。驚いた、金のなる木が・・。そして我が家もここまで来たか、とがっくり。

でもそこからカンザキさんの本領発揮。あれこれせずに(今考えるとかわいそうだけど)、私は元の鉢植えにグサリとカンザキさんを挿し込んだ。そしたら、何事もなかったようにまた淡々と生きている。えらい。カンザキさん、身代わりになってくれたのね、あなたのおかげで今日も元気に暮らしているよっ。

2008年7月16日水曜日

レオがいっぱい/ドルトムント

世界に約200匹の白ライオン。そのうちの7匹が6月30日、ドイツのドルトムントにあるサファリパークで誕生。月曜日にお披露目があったそう。男の子4匹に女の子3匹。(記事はタイトルをクリック、記事の中の写真をクリックするともう3枚見られますヨ)インタビューされてる赤ちゃん、なんて言ったのかな。

そしてこの赤ちゃん達はKiboとMawensiという2匹の 白ライオンから、なんとおんなじ時間に生まれたというから、なんだか絵本か映画の世界の話みたい。Kiboはすぐ赤ちゃんの世話を始めたけれど、Mawenshiはあんまり興味を示さないらしい。動物園ではもうちょっと様子を見るつもりだそう。

一度でいいから抱っこしてみたい、ライオンの赤ちゃん。

2008年7月15日火曜日

ポニョ

”おはよう日本”で宮崎駿さんが”崖の上のポニョ”について話していた。DGを使わず原点に立ち戻り、総べて手作業で作ったそうだ。この心意気にもの創り民族としてはうれしくなってしまう。手伝ったわけでもないのに(できないか・・)、気が遠くなるような作業で溜息が出る。

この”ポニョ”、映画館の予告編で女の子が「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ、さかなのこ~・・」って丸々一曲歌っているのだけど、歌詞が頭にぴったりと張り付いてしまう。気がつくと「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ・・」と口ずさんでいる。オットから「やめて~!」と言われるが、私だってやめたいもん、でも止まらない~。
週末にトイザラスに行ったら、またこの曲がかかっていた。「せっかく忘れかけていたのにぃ・・」と溜息交じりのオット。お店の中ですれ違う人も、やっぱり「ポ~ニョ、ポニョ、ポニョ」と歌ってた。

曲はさておき番組の中で、宮崎さんが「子供にしか見えないものがあって、そのかけがえのない子供時代を取り上げてしまうのはどうか・・。」みたいなことをおっしゃっていた。ン~、2度とないあのミラクルな現実の世界を。大人の価値観で侵食してはいけないのだ。もうすぐワカの夏休みが始まる。彼には楽しくってそしてどこまでも青空が続く夏休みになってほしいなぁ。
”宮崎駿のすべて~ 「ポニョ」密着300日 ~”は8月5日の”プロフェッショナル仕事の流儀”で放送、忘れないようにしなくちゃ。

2008年7月14日月曜日

ホートン

あの短い原作をどうやって長編にするのかと思っていたら、ずっと笑い転げていられてしかも哲学も生きた映画に。声はジム・キャリーとスティーヴ・カレル。(オフィシャルサイトは題名をクリック)
ジム・キャリーは”濃い”ので見ていて疲れることがあるけれど、役者だね~、「マン・オン・ザ・ムーン」などは大好きだ。スティーヴ・カレルは「40歳の童貞男」で涙が枯れるほど笑わせてもらった。二人とも本当に素敵な声。

ドクター・スースのナンセンスな世界は、子供から老人までそれぞれの経験で解釈できる全世代向けの絵本。何回見てもおかしくて、悲しいときも笑える私がお勧めの絵本を一つ。"Ten Apples Up on Top"。頭にリンゴを乗せて動物達がバランス競争をするんだけど、どんどん白熱してリンゴは増えるし小物も出てくる。すごいことしてご満悦のほとんど飛んじゃった顔が面白ければ、その大技を見て自分の小技にガッカリしている顔もまた面白い。そのどうでもいいことで競争しているのがなんと”犬”と”トラ”と“ライオン”。ナンセンスなハイセンス。

ま、笑いのツボは人それぞれだけど、きっと誰にもDr.Seussの絵本の中から自分のツボ本が見つかると思う。

2008年7月11日金曜日

明るいニュース

(記事はタイトルをクリック)
この法案はヘンとは思う、けれど、ルーマニアのことをあまりよく知らないから軽々しくは言えないが、気持は分るような気がする。

事実を報道することが報道の原則だけれども、客観的・事実云々の前に、ゴマンとあるニュースの中から報道機関が選択という判断を加えているわけで。どんなに客観的に報道されていたとしても、私たちはメディアのシガラミを通してニュースを見ているのだ。メディア・リテラシーを身につけなければいけないなぁ。そうすれば偏向報道などに、いちいち腹を立てなくてもよくなるかもしれない。

2008年7月9日水曜日

マン・マ・ミーア

10代の頃のアイドルといえば、まず英語入門編でカーペンターズ。それから「キラークイーン、がんばれ田淵」のクイーン、変なめがねの王様エルトン・ジョン、眉毛なしのデビッド・ボウイ、さわやかな10CCその他モロモロ。そして趣味が悪いといわれつつも(大)好きなABBA。

そのABBAの曲でつづられた映画のプレミアがストックホルムであって(記事はタイトルをクリック)、ABBAのメンバー4人そろって現れたって言うから、コーフンした。メリル・ストリープ、ピアーズ・ブロスナン、コリン・ファースなどが出演しているそうだ。そしていつものように、日本公開はいつも世界中で一番最後(と、思う)、来年年が明けてからだそう。早くみ~た~い~!!

ABBAのダンシング・クイーンが印象的なオーストラリア映画で「プリシラ」ってゆうのがあった。これはとってもイケル。1994年の映画だから、もう10年以上前になるのか・・・。ゲイ3人のロードムービーなんだけど、あのコレクターのテレンス・スタンプが圧倒的な貫禄で -他の2人も勿論よいのだけれど- 一人勝ち。ヒューゴ・ウィーヴィング は後に、「マトリックス」で黒いサングラスをかけて”沢山”出ていた。この映画ハリウッドでリメイクされ、パトリック・スウェイジとかウェズリー・スナイプスとかがドラッグクイーンになったのだけど、こちらのほう、私はあまり好きくなかった。「3人のエンジェル」という邦題もクルシイ。

とにかくABBAの曲は今も世界中いろんなところで生き続けているのだ。オットはダサいといってCDを買わせてくれない。でも私は知っている、オットがABBAの曲全部歌えちゃうのを。

2008年7月8日火曜日

鶴瓶の家族に乾杯

特にこれを見ようと思っているわけではないけれど、夕食の後片付けが終わって、さて洗濯物でもたたもうかなと思い、さわやかなにおいの洗濯物の山に埋もれてTVをつけると、この番組をやっている。普通の人たちの普通の生活をたらりんと写しているだけなのに、面白い。和み系リアリティ番組。

先週と今週は鶴瓶さん、勝村政信さんと福井県永平寺町に。
勝村さんがそのへんを自転車で走っているガキンチョに声をかけると、まあ、話すは、話すは、絶好調。
勝村「大きくなったら、何になりたい?」
ガキンチョ(ハイテンションで)「お笑いの人!!、テレビに100回くらい発情して、変なこと沢山する~!!!」
ほんとに面白いこの子・・・。意味もわからず、的確な間違いをするところがすごい。

来週もまた洗濯物をたたみながら、パチッとリモコンのスイッチを入れたらこの番組がほのぼの~と流れているのかな。それにしても一週間が早い、早すぎる。

2008年7月7日月曜日

眠い

雨が降ると赤ん坊は良く寝る。ワカはもう赤ん坊でも幼児でもないけれど、雨の日の朝は何度か声をかけないと起きてこない。なんだかとっても眠そうだったので、晩ごはんの時聞いてみた。

私「今日は学校で眠くなかった?」
ワカ「眠かったよ」
私「何時ごろ?」
ワカ「2時ごろかな、給食の後。」
私「それは眠いよね、私もそう、お昼ご飯の後。(しまった、い、威厳が・・・)」
ワカ「会社で?」
私「ん、昔、高校生の時かな(汗)。5時間目は何の授業だったの?」
ワカ「テスト、国語の。」

普通眠くなるかなあ、テストの時・・・。ま、会社で眠くなる親の子だから、ね。

2008年7月5日土曜日

男優 2

打ち上げ花火のようにいいなと思う男優の系統を見ていたら、なんとなく自分の好みが見えてきた。例外もあるけれど、

うだつが上がらない
仕事がぱっとしない
ストレスやら不満を抱えている

って役柄が多い。

この役柄が結構重要なポイント。メル・ギブソンは他の映画では心ときめかない、だって強そう。そう、たとえばトム・クルーズはどんな窮地に陥っても100%輝ける未来が待っているだろうな、と思ってしまう。ジョニー・ディップはとっても素敵だけど、ほったらかしにしておいても一人で楽しくやってくれそう。ハリソン・フォードなんて色っぽいけれど、頼む前から助けられてしまいそう。いい男ブラッド・ピットも携帯電話がいそがしくてお話できなさそう。

ン、要するに私の場合は、何とかしてあげたい、という気持ちを起こさせる(&色っぽい)いろいろ苦労してそうな人が好きなのだ、な。そういわれてみれば、ロバート・ダウニー・Jrが薬物中毒になっちゃったとき、私だったらほっとかないわ、とか、ジョナサン・リース・マイヤーズがアル中と聞けばお話相手になってあげるのに、とか・・・。私が何とかできると思っちゃえる、この妄想のなせる業。映画スピンオフの楽しみ方。そういえば高校生のとき枕の下に夢に出てきますようにって、アル・パチーノの写真集を置いて寝たなあ。ほとんど出てきてくれなかったけど。

2008年7月4日金曜日

コメントの仕方

ご質問がありましたので、タイトルをクリックしてください。

自転車を買う

あちこち直しながら大切に使ってきたけれど、いよいよガタガタになり粗大ゴミを手配した。いつも3週間くらい待たされるのに、1週間後の予約がとれる。慌てた、自転車がないととっても不便なので、今週中に買わなくちゃ、と自転車好きの友人になにがお勧めか聞いた。そしたらビアンキを強力に薦められて、お店も教えてもらって、早速出かける。

お店に入るとおそらく店主と思われる人が、ばらばらになったピンク色の自転車相手に仕事中。店内はシロウトでも気がつくクロウト相手の雰囲気。・・・およびでない、か? 乗るのが難しそうな自転車が沢山ある店内を一回りしてから店主(らしき人)に声をかけてみた。

私「あの、ビアンキのスポーツタイプじゃないの探してるんですけど。」
店主「ないね~、2008年モデルは全部売れちゃったから、販売元に問い合わせてもないから、無理よ。ほら、このスポーツタイプも全部”売約済み”だから。」 といって売約済みの赤いタグをひらひらさせる。
ケンモホロロ、しかも別のものを進めてくれる気配もなし。私は自転車がほしいのじゃ~、じ~て~ん~しゃ~!と地団太は踏まなかったものの、本当に自転車が必要だったし、つれなくされてもここにはきっといいものがあるに違いない、っていうなーんの根拠もない確信みたいなものがあって、モ1回聞いてみた。

私「ビアンキの他に何かお薦めの、あります?ビアンキにこだわっているわけじゃなくって、こちらでビアンキ買った方が、本当にいい自転車を薦めてもらったって言ってたものですから・・・。」もしかしたらシロウトやらイチゲンさんには売りたくないって思ってたりしたらと、さりげなくビアンキを連発しながらヨイショ。
店主「ああ、ビアンキはいいからね。」(さすが、あんたには分からないだろうけど、とは言えないわなぁ。)
私「商品厳選してらっしゃるだろうから、こちらで何かいいの、ないですか。」
店主「そう!納得いかないものは置かない。」 

この辺りから打ち解けてきて、やっとカウンターの下からビアンキのカタログが登場。立て板に水の説明を聞きながら、本当に自転車が好きなんだなぁ、この人と思う。で、出し惜しみしてるわけじゃなくて、本当にビアンキの在庫は品薄らしいことは分かった。店主いわく、よっぽどの高級車じゃない限りメーカーにこだわっても、今やほとんどの自転車は中国か台湾製。品質は問題ないし、後は好み、デザインだね、って。

で、結局”ラレー”の自転車を買った。キャッシュで払ったら5%割引してくれた。アフターサービスもちゃんとやってくれるって。そしてその帰り道、新しい自転車で風を切って走るその爽快なこと!この夏の楽しみがまた一つ増えた。

2008年7月3日木曜日

男優

家定様の何にか分からないけれど、はまりかけている私。好みに一貫性のない私はその法則を探すべく、好きな男優を挙げてみた。ジョン・キューザック、マッド・デイモン、ベン・ステイラー、マイク・マイヤーズ、ジョージ・クルーニー・・・。ん~、好みにばらつきがあることは確か。

以下、打ち上げ花火ではまった男優の年代順一覧。

小さな恋のメロディー:マーク・レスター
チッチとサリー:沖 雅也
アメリカン・グラフィティ:ポール・ル・マット
狼たちの午後 (ボビー・デアフィールドまで):アル・パチーノ
男達の旅路:鶴田浩二
黄金の日々:市川染五郎(松本幸四郎)
戦場のメリークリスマス:デビッド・ボウイ
危険な年:メル・ギブソン
誰かに見られてる:トム・ベレンジャー
白蛇伝説:ヒュー・グランド 1
ストレンジ・デイズ:ラルフ・ファインズ
フォー・ウエディング:ヒュー・グランド 2
スピード:キアヌ・リーブス
純情きらり:達彦さん

これ以外にもいっぱいあったような気がするけど、思い出したらまた書こう。それにしても恋心って一体何がきっかけで火がつくのかしらん。

2008年7月2日水曜日

家定様 その2

公方様、距離の目算誤ったか、それとも確信犯か。近過ぎる、公方様と御台様の顔。押したら引くのが柔の道、公方様寝返った、さてどう出るか御台様。え、えっ、ふつう、くすぐるか~?。いやしかし、照れ隠しにはなかなかの一手、さすが機転の利く御台様。ここまで御台様どうにか繋げた、さあ、次はどう出るか、公方様。やめなさいといって手を握っちゃったりするかと思うけど。・・・・ぶつけるか、頭。志村けんのバカ殿様だったらここでオチなのであるが。しかし公方様の場合先週高速地団駄を踏んだ後、ぱったりとお倒れになったので、もしかしたらこちょこちょにコーフンしてまた気絶なさったのかと、一瞬思っちゃったのだ。

と、言いつつ、大いに照れた私であった。それもそのはず、よそ様の寝床を覗いているわけで・・・。あ~あ、こうして全国の女子がときめいちゃってるのかなあ。

2008年7月1日火曜日

うなぎ犬を見てうなぎ

カートゥンネットワークで大好きな”天才バカボン”の再放送を見ていたら、これまた大好きなうなぎの話。ホンカンはうなぎが何よりも好物。あの手この手でうなぎ犬を捕まえて蒲焼にしようとするのだが、うなぎ犬のお友達のパパとバカボンが一生懸命それを阻止。最後は怒り狂ったホンカンが近所のうなぎ屋の店内で暴れまくり器物破損。お金がないのでうなぎ屋さんには蒲焼焼く(つまみ食いなし)仕事で償うってゆうストーリー。それを見ていたら私もワカもムショウにうなぎが食べたくなってきた。因みにオットはうなぎは食さない、にょ~ろにょ~ろしてコワイそうだ。

土曜日の昼、早速ワカとうなぎ屋さんへ。2階の座敷に通されると、畳とうなぎのたれと山椒の匂い・・・。ここは一つ景気良く”松!”と言いたいところであるが、小心者の私は”梅”を注文。ワカは”うな丼”にご執心であったが、仲居さんにやんわりと「”うな重”ですね。」と訂正される。器が違うだけと説明しても、なんだか納得がいかない様子。そういえばまだワカは”うなぎ屋でうな重”を食べたことがなかったのだ。ガキンチョには高級だからね。

いよいよ出てきた”うな重”、ふたを開けて「あ、そう、これ、これ!」と喜ぶワカ。「やっぱり学校のうなぎより美味しいよね。学校のはちょっと硬いんだよね、ゴムっぽいって言うか。」へ~、学校でうなぎが出るんだ。私の時は鯨のから揚げだったけど・・・(古っ)。肝吸いの肝は今ひとつだったようだけど、初めてのうなぎ屋デビューに大満足。東京のうなぎももちろん美味だけど、私、一番好きなのは名古屋のうなぎ、だがちと遠いのだ・・・。