2008年5月30日金曜日

マイケル・J・フォックス

BSで毎晩マイケル・J・フォックスを見てしまった。今まで何度も彼の映画を見てきて何にも思わなかったのに、突然彼の色気に気がつく私。親愛なるジョージ・クルーニーの色気を三ツ星レストランのスープとすると、マイケルは関西料亭のお吸い物。例えに色気がないか。要するに、男らしさムンムンではなく、利発さで母性本能をくすぐるタイプの色気といいましょうか。

”バラ色の選択”では、彼のはじけたような明るさにシャがかかったような印象があったけど、後に彼が病気を告知された頃と分かる。関係あるかどうかは定かじゃないけど、告知を受けて2,3年はどん底だったと言っていたからなぁ。何も知らない私たちは、それでも明るく元気なマイケルを見続けていたのだけれど。

2006年にES細胞の研究を支持する民主党候補への応援CMを見たときは、ショックだった。スケボーの、マ、マーティーが・・・。私の頭の中で彼はマーティで、自分の思っていた以上に身近な存在だったのだなぁ。京都大学のES細胞の研究を聞いて、彼は喜んでくれたのだろうか。がんばれ、京大!!マイケルを宜しく。

2008年5月29日木曜日

Dr.HOUSE

やっとやっとシーズン3が始まった。
シーズン2の最終回はハウスが銃撃されて、”ジェイコブス・ラダー”風な展開でよく分からないまんま終わっちゃった。で、第1回はいきなりジョギングしてるハウス。まだ彼の妄想の続きかと思いきや、すでにシーズン2の最終回で手術が成功して足の痛みがなくなっていたらしい。やっぱり私、最終回のストーリーについていっていなかったのだ。

スケボーまでしてる。でも周りの人は元気に歩いて、薬漬けでもなく、しかもなんとなしにカドが取れたハウスがしっくりこないらしい。前髪下ろしたアリソンは彼のデートの誘いを断るし、ジェームズはしらふの彼に「君は、ハイだ。」なんて言う。そんなにいじめてもらいたいのだろうか、みんなマゾだったのね。
どちらかというとサド役のカティは、寝込みを襲われたのにセクシー寝巻きでうれしそうに見えたのは私だけか。

アリソン役のジェニファー・モリソンとロバート役のジェシー・スペンサーが、婚約破棄をしたそうだ。私からのコメント、特になし。そういえばジェシーはアメリカン・アイドルのアイドル・ギブズ・バックでバイオリンを弾いてた。芸能界で勝ち残っていく人は、やはりニ芸か三芸くらいに秀でているのね。

2008年5月28日水曜日

ちょっとはおしゃれ

衣替えをした。ここのところ私の着ている物が、世の中からずれ始めたような気がする。あんまりハヤリスタリのないものを着てるけど、そんなシンプルな洋服にも緩やかに流行はあるらしい。襟の大きさとか、ズボンのまた上の長さとか。しばーらく髪を振り乱しておしゃれから程遠い生活していたけど、ワカも大きくなってきたし、もちっとわが身を振り返ろうという気分になってきた。雑誌に登場するようなおしゃれな格好をする元気も先立つものもないけれど、今年は何万年振りにクローゼットの新陳代謝を図るかな。

新しいお洋服買おうかなと思うと、腹筋のモチベーションが上がる。15回出来るようになったし。腹筋運動をやりっぱなしだとおなかが硬くなるので反りのストレッチも入れる。これが結構キモチいい。腹筋と反りを始めてから10日目くらい、もみ返しが来たようだ。効いてる、効いてる。来月のバーゲンセールの頃には多少なりとも贅肉が削れていたらいいなあ。なんか、張り合いが出てきたワ。

2008年5月27日火曜日

右往左往

パスポートを更新することになった。私のもワカのも5月上旬で切れてしまっている。自動車免許みたいに失効猶予がない。とはいえ、新たに必要なのは戸籍謄本のみ。楽勝とおもっていたのだが。

さて、区役所で戸籍謄本を取ろうと申請書を見たら悪い予感・・。3年前に隣の区から移ったとき、本籍は前の区において来たことを思い出した。ためしにカウンターで尋ねてみると、「住民票はつながっているんですが、戸籍関係は本籍のある所でもらってください。」しょうがないので、その日はあきらめて翌日隣の区まで出向くことにした。

翌日、近くにある隣の区の出張所まで行く。申請書を書こうとしたら、ない、申請書が。カウンターの向こうの職員に聞くと、なんと出張所での戸籍関係の取扱は止めたとのこと。電車にのって別の支所まで行かなくちゃ行けないそうだ。前は取れたのに~と言ったら、「3年前からこうなってます。」ととげのあるお言葉。毎日通っているわけじゃないんだから、そんなコト言われたって・・。

それでも、めでたく遠い支所で謄本を手に入れ、今度は有楽町の交通会館にある「東京都生活文化スポーツ局 都民生活部 旅券課 有楽町分室」へ行く。そして、そこでも待ったがかかる。ワカの申請書の署名が保護者代筆ではいけないのだそうだ。それって、出直して来いってことなんだろうか。ボケと不運が重なってなんだかイラッと来る私。「皆さん子どもの申請書フォームを一度ご両親が取りにきて、家で記入してから提出してます。」なんて言ったりするもんだから、プツンと来た私は「暇な人はね!」と言ってしまった。そりゃ、銀座に住んでいれば出来ますよ、そういうこと。そしたら私の剣幕に怖くなったのか、いったん奥へ引っ込み「一応申請は受け付けますので、不足部分は郵送してください。」だって。・・・初めっからそう言ってくれればいいのに、それともコワイ人向けの奥の手なのか?

10年に1回とはいえ、半日かかり。せめても申請用紙がPCからダウンロードできればいいのに。と言ったら「外務省の決定することなので私では判断できませんっ。」と言い切られる。「あなたに文句言ってるわけではないのよ、都民からの要望を窓口として伝えて欲しいといっているのです、わかりましたね。」とちょっと凄んで返すとまたそのお姉さん奥へ入ってしまった。すると責任者です、と今度は男性職員が・・。あらら・・・、ナンだかホントに怖がられているみたい。

この旅券発行の仕事、各都道府県が外務省の窓口になっていて、その業務を都が民間業者に委託しているそうだ。だから私がお姉さん達に吠えても虚しいだけなのだ。あーあ、10年に1回でよかった。それにしても写真のために親子で散髪に行ったり、足掛け3日もかかってしまったのだ。

2008年5月24日土曜日

落ちたくない私

洋服のサイズは変わらないのに、ズボンをはくと肉がはみ出る。筋肉が脂肪に変化、とっても気になる。おなかだけじゃなくて、顔とか腕とか、やわらかくなったお肉は、とろりんと落ちていくような気がする。正確には地球の真ん中に引っ張られっぱなしということだ。こどもはぴちっと張ったお肌を保ちながらぐんぐんと上に伸びていく、若さというのは引力に抵抗する力なのだなあと、つくづく思う。

時の過ぎ行くままにこの身を任せ、脂肪と私が漂いながら落ちて行くのも幸せだよと、日々を過ごしていたのだが、先日ある女性とパーティーで一緒になりスポーツの話になった。男性はみんなゴルフの話をしていたが、その女性はゴルフに行くひまがあったら腹筋運動したほうがいい、と言う。ゴルフと腹筋運動を比べるのかと思いつつ話を聞いていると、なんと彼女は腹筋を毎日100回以上こなすという。 ・・・すごい。確かに胸の下からウエストまでが見事に引き締まっている。

そして、単純な私は即始めた、腹筋運動。ただし朝晩10回(これが限界、ゼーゼー)。6ヶ月後には霜降りがロースに変わっていることを夢見つつ。

2008年5月22日木曜日

American Idol 7 Final

David COOK

昨日のマッチを見る限り、Aかもしれないなぁ、と思っていた。特にAの一曲目Elton Johnの”Don't let the Sun goes down on me ”は鳥肌が立った。Cも最高だったけど昨日のAは天才&入魂だから、今までのはるか上を行っていた。
サイモンがほめすぎちゃったから、Cに票が行っちゃったかな?いや、今までの戦いを平均すればCが上回ったのもうなづける。

とにかく終わってしまった。(民主党候補者選びもそろそろ・・・。)

2008年5月21日水曜日

日本語検定

日本語検定2級を受験する人に日本語の細かいところを質問され、頭を抱えている友人がいる。ネイティブは考えながら使っているわけではないから、あらためて聞かれるとすぐには答えられない。でも、漢字は大丈夫と思っていた矢先、

「次の空欄に漢字をあてはめなさい ”無 O O 中”」 という問。迷わず「」と「」入れた友人。
間違いではないとは思うけれど・・・・。

2008年5月20日火曜日

アホウドリ


火山噴火による絶滅を回避するため、伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)に2月に移住させた特別天然記念物アホウドリのヒナ10羽のうち最初の1羽が19日朝、巣立った。他の9羽も順調に育っており、順次旅立つとみられる。(毎日新聞)

先月、「ダーウィンが来た!“アホウドリただいま復活中”」でヒナが聟島に移動されたところまでを見る。黒いビッグバードみたいな3ヶ月のひな(山階鳥類研究所HPより)は、右写真のポーズのままトレーに乗せられて「アレ?ナンだ、ナンだ?」と唖然とした姿。なんともはかなげで、そしてポヨヨ~ンとしたかわいさに目元が緩む。壮大な計画のためとはいえ、親元を連れさらわれて不憫・・・。当然のことながら山階鳥類研究所は既に人工飼育の模擬実験を行っており、満を持しての移動。そして本日、10羽が無事に育っていること、巣立ちが始まったことを知る。めでたい

今度は旅立った子たちが、繁殖に戻ってきてくれることを・・・。

2008年5月19日月曜日

The Office Japanese Version

2001年と2002年にBBCで放映された”The Office”、底抜けに面白い。見ていないけど、NBCがアメリカ版のリメイクもしている。

で、”Saturday Night Live”で真実が明かされた。なんと、この”The Office”のオリジナルは「その事務所」っていう日本の番組だそうだ。
・・・・、どこまでも笑わせてもらえる。

それでは、堪能ください”The Office-Japanese Version”。

2008年5月16日金曜日

American Idol Top 2

大方の予想通り、ファイナルはDavid対Davidになった。Syeshaは覚悟が決まっていたのか、さっぱりしたもので、吹っ切れた様子で歌っていた(ように見えるだけかな?)。男性シンガー同士の対決は、シーズン2以来になる。

ここまでくれば50%の確率なので、凝りもせず、私の予想。
David C
・・・かな?(弱気)。サイモンは自分が選んだ歌をDavid Cが理想どおりに歌い終えたとき、珍しく拍手を送り、しかも大満足のコメント。姿形もオーティション初めの頃とは比べ物にならないくらい、すっきりかっこよくなってきたし。クリスのタイプでトップ4くらいで消えるかなと思っていたら、全米の心を着実につかんでいったようだ。しかし”アイドル”ってこと考えると、David A君のほうがふさわしいのよね。デビュー後を100%アメリカン・アイドルに牛耳られるよりも、二番手あたりでメジャーデビューしても良い、と思う。クレイやクリスみたいに。
David A君ももちろんいいんだけど、毎週彼の歌を聴いていると最初の頃の感動も薄まり、上手なことが当たり前のような気がしてくる。気の毒だ、客の要求はどんどん高くなっていく。奥深さって言うのかなぁ、もう少しスパイスが欲しい。でもすごいのは確か。そういえばDavid Aのお父さん、出入り禁止になってしまったらしい。どこまで出入り禁止なのかは定かではないが、先週彼が歌ったスタンド・バイ・ミーの歌詞をアレンジして、そのアレンジが著作権に引っかかっちゃったとのこと。アメリカン・アイドルの製作者はオカンムリだそう。
来週が楽しみだけど、これで終わってしまうと思うと、サビシイ・・・。

2008年5月15日木曜日

フィクサー 

4日間の出来事を挟み同じシーンが繰り返されるのだが、2度目に見る主人公マイケル(ジョージ・クルーニー)の一挙手一投足がまったく違って見える、見る側の心理を突いたカシコイ映画だ。俳優は多くを語らず、カメラも静かに動く。70年代の映画の趣がある。
人の善悪を色で表すと白とか黒ではなく灰色で、人それぞれ白黒の割合が違う。いろいろな割合の濃淡を持った人たち(でも、殺し屋の二人は黒だ、黒!) 、その濃淡が変化する姿を演じる俳優は誰もすごい。

マイケルがぼろぼろになりながらも自分の子供に「大人に絶望するな、心の強い人間は大丈夫だ。」と言い聞かせる場面と、そして、さらにもっとぼろんぼろんになって、突然美しい風景に心奪われる場面が心に残る。それでも人間は一縷の望みと投げなしの正義で、大きな不安に打ち勝とうとがんばっているのだ。

ラストシーンは崩れ落ちるカレン(ティルダ・スィントン)と、タクシーに乗っているマイケルの表情が素晴らしい。(映画詳細はタイトルをクリック)

2008年5月14日水曜日

会社のペット


会社のゴミ置き場によたよたになったカニサボテンが置いてあった。元気そうなはっぱを切り取って、水につけておいたらねっこがニョキニョキ伸びてきた。

なんだかかわいいので、目もつけてみた。そしたらモリゾーに。
この先どうしたらいいのだろう。水のやりすぎは根が腐るって書いてあるから、土に植え替えてあげたほうがいいのかなぁ。

2008年5月13日火曜日

酒井家のしあわせ

普通の家族が、片田舎で普通に生活している。
世の中がなんとなく見えてくる次雄(中学生)には、親はサエナクみえるし、妹は訳の分からない幼児、先生はノウテンキ、友達もなんとなくうざったく感じる。すでに都会には見られなくなってしまった懐かしく優しい心のふるさとのような風景の中を、少年のもやもやはうろうろと徘徊している。

やがて次雄はいい加減に見える大人たちが、自分の考えが及ばないところで一生懸命生きているこにも気づくし、そして、子供という立場の傍観者でいることからちょこっと抜け出す。次雄を取り巻く大人たちはそれぞれ大きな荷物を背負ながら、平凡な生活をこつこつ守っている。意識的に無意識を装っているのかどうか分からないけれど、その淡々とした平凡な大人たちの力強さが大好きだ。普通の家族と町の風景に一度も飽きることもなく、私の中ですべてが普通から特別な存在に変わって行った。

空にも舞い上がるような、人生が180度ひっくり返るような幸せは、生涯に何度くらい訪れるのだろう。暖かいお布団、美味しいお味噌汁、雨上がりの香り、子供の笑顔・・・・。日常に転がっている小さな喜びを積み重ねて平凡に生きていくことが、とても難しくてとても大切だということに、私はいつごろ気が付いたんだっけ・・・。

(映画詳細はタイトルをクリック)

2008年5月12日月曜日

あさり汁

母の日は実家の両親と兄弟を呼び我が家で手巻き寿司をすることに。お魚はいつもの渋谷のFOOD SHOWで仕入れる。大晦日ほどではないにせよ買い物かごの奥様方、結構殺気立っていた。人が沢山いると良い物がドンドン売れてしまうような気がするのよね、きっと。

さて、お魚や野菜のパッケージには”お母さんありがとう”のハートマークのシール張られている。・・・意味がわかんない。ん~、たとえば子供がお小遣いで買ってきたお魚をさりげなく冷蔵庫にいれ、冷蔵庫を開けたお母さんの”サプライズ~!”にするのか?たとえば晩御飯を作ってあげて皿の上にそのシールを貼り直すのか?・・・”お母さん(今日もお買い上)ありがとう”ということなのだろうな、きっと。

さて、あさりがこんもりと無造作に山盛りにされている。パッケージに入っていないと、格別美味しそうにみえる。貝殻の状態をみて中身が判断できるほどの眼力はないが、春はあさりの季節、きっと美味しいに違いない。そして、おいしいあさり汁を思い浮かべ生唾が。しかし、いつもの悩みが「あさり頂戴!」に待ったをかける。今までさんざん食べてといてナンなんだけど、実はあさりを料理するのがコワイ、何度やっても慣れない。生きたものをかまゆでにするわけだから、あさりの身になるとなんともぞっとしない。あさりが鳴声を出さないのがせめてもの救いだ。「アチチッ」なんていわれたらどうしよう。そういえば美々卯の”うどんすき”はとっても美味しいのだけど、生きたえびさんを土鍋にいれる(今もそうなのかな?)のが本当にコワイ。一度とてもタフなえびさんが、土鍋の中から大ジャンプをしたことがあった。と、思いながらも「おじさん、一山頂戴!」。

あさり汁のおだしはいい具合に出来た、後はあさりを入れるだけ。ゆでている最中はかわいそうで見ていられないので、完全に成仏したと思われる頃までふたを開けない。で、チョびっとの間台所を離れる。「もう、済んだかな、出来たかな。」とぶつぶつ言う私に妹は「あのね、自分が素手で格闘して手に入れられるものは食べていいのよ。私は牛さんや豚さんに勝てるとは思えないから、食べないの。」 なある、一理ある。
騒いだくせに、出来上がったあさり汁をオカワリする私。春のあさりはぷっくりとしていてホントにおいしかった。あさりさん、ご馳走様でした。

2008年5月8日木曜日

American Idol 7 Top 3

Jason君脱落。Bob Marleyの"I shot the sheriff"はこけちゃったから・・・。女の子に絶大な人気を誇っているJason君であるが、おばさんの私も好きだ。本来ならばむさくるしい髪型もきれいな顔立ちにぴったりはまっているし、何よりもあのヒョウヒョウとしたところがいい。シツコイけどウクレレのOver the Rainbow は出色だった。

それにしてもいつも最後の3人かブービーのSyeshaが残り続け、ついにトップ3。この調子でファイナルまで残っちゃったりして・・・。

2008年5月7日水曜日

ガンジーなワカ

ワカが「ジジヌキをしよう」、とトランプを持ってきた。二人でジジヌキはあまり盛り上がらないので、七並べをすることにした。これも二人向けではないけれどね。

私はゲームを始めると普段かぶっている猫が跡形もなく消え本性が現れる。自慢するわけではないが、負けず嫌いで且つとても意地悪い。身内をほめるわけではないが、実家の母は私にワをかけて負けず嫌いで意地悪い。しかしなのだ、孫相手となるとこれが同じ人間かと思うほど人格が変わる。ワカの喜ぶ顔が見たくて、わざと負ける。それだけでも十分だと思うのだが、勝たせた孫をさらに褒め称える。だから私はワカには前もって宣言しておく。私は強いわよ、それに意地悪だからね、と。 横から「ほんとに、そうだ。」といつもいじめられているオットの声。

ああ、なのにワカは私がほしいカードをどんどん7の横に並べてくれる。私は馬鹿ね~そんなカード出して、という口調で「ありがと~ね~っ」と言うと、悔しがるかと思いきや、「ママが喜ぶかと思って・・・・」。ああ、なんて心優しい、これじゃシンデレラと継母だわ、と思いながらもナサケをかけることもなく勝っちゃう私。ガンジーなワカも、負けると悔しいらしくなんとなく涙目。

一人っ子っていうのは競争なく育ってるからなぁ。いや、でも私みたくイジワルになる必要もないし、常に競争する必要もない。たとえばイソップの太陽のように、彼なりの力で世の中を歩いていけばそれはそれでよいと思う。君はそのままでいいのだ、ワカ。

2008年5月6日火曜日

なべを買う

クリステルの24cmなべを買いに代官山のチェリーテラスに行った。このクリステル、16,18,20cmを10年程使っているのだがとても重宝している。握りが取り外せるのでおなべをマトリューシュカのように重ねて収納できるし、オーブンにもそのまま使える。煮物、ご飯、蒸し物など何でもOK。冬は湯豆腐や水炊きをしてそのまま食卓に出す。

チェリーテラスさんのレシピの中で、洗物を少なく済ませたいという友人に紹介して、とても喜ばれたメニューがある。暖かくなってきたのでちょっと季節に合わないけれど、なべひとつでしかも20分以内でできてしまうグラタン。難点があるとすれば、オーブンの火加減によっては結構こびりつくこと。後片付けのなべはひとつなんだけど、ささっとはいかないわけで、そんなときはなべを傷めるのでこすらず水とベーキングソーダを入れて一晩置いておくとよい。”伊藤家の食卓”ではこげたなべを天日に当てていたけれど、まだやったことはない。

今晩は20cmなべで沢山ラタトイユを作った。残ったら明日サンドイッチにして持っていこうっと。うまみが出てもっとおいしくなっているに違いない。

2008年5月4日日曜日

紀元前一万年

人間がその昔、自然の中でどのように生きていたかということを考えると胸が弾む。リーダーになる条件というものは、本来なら今も昔も変わらないものと思う。けど、経済というものがその形を完全に変えてしまったのかもしれない。いずれにせよ、かわいい子には旅をさせよ、人間いろんなものを見るにこしたことはない。

あともう今はいなくなった動物、マンモス、サーベルタイガー、ダチョウににた肉食鳥が大暴れ。サーベルタイガーは義理人情に厚かったなぁ。それにしても猛鳥が退治されたときの、鳥嫌いオットの高らかな笑い声ときたら。それからあの時代の人間の皆様のヘアースタイル、現代でもいけます。(アメリカン・アイドルのJason君、そのまま映画に出られそう。)

ワカいわく、「昨日の映画(I'm not there')より解りやすかった、うん」。・・・私も。
’10,000BC’家族でどうぞ。

I'm not there

6人の俳優の職人芸を見るよう。ケイト・ブランシェットは相変わらずすばらしく、性を削り取り残った人間としての表情やら言葉がまっすぐ聞えてくる。ウディの映画に”ゼリグ”というのがあったけれど、彼女はまさしくそれ、カメレオンなのだ・・・。

しかし、私にとってボブ・ディランの世界は、飛行機がまだアメリカ大陸までひとっとびできなかった頃と同じような距離感がある。その世界を理解して、この映画に特別な何かを感じることができないのがちょっと寂しい。映画の中でボブが「女だから理解できない」みたいな事いって奥さんのひんしゅくを買っていたけど、そのままそっくり私に向けられた言葉のようで・・・。

2008年5月2日金曜日

TVの言葉使い

毎日の楽しいことを綴ってエネルギーにしようと始めたブログであるが、”瞳”でのバトル&はっきりしない天気で朝コケル。あのバトルに耐えられないのは、私が古いのか・・。だったら見なければ良いのだが、簡単に朝の習慣を変える気にもならず、まったりと1ヶ月が過ぎてしまった。

先日NHKで「赤毛のアン」の英語講座を見た。作家の松本さんと”幾島様”がプリンスエドワード島を訪ね原書を読み進めていく。今回は怒ったアンが石板でギルバートの頭をたたき、ギルバートの頭ではなく石板が真っ二つに割れる場面。あくまでもおしとやかに「面白い場面ですね~。」と語り合う二人、限りなくお上品で物静か、しかも口角がやんわりと上がっている。アンの通った学校を模した建物の中で、展示物の真っ二つに割れた石板を見ながら、「これで頭をたたいたんでしょうか・・・」って優しくコメント。幾島様は少々松本さんに歩み寄って会話を続けようとしているように見受けられるのだけれど、松本さんはまるで”2001年宇宙の旅”のハルのような雰囲気でズンズンズンと講座を進めていく。

そして最後まで、お二人ともそのお上品な会話のまま、アンの青春の世界をフワワ~ッと漂っていた。たとえ後ろにグリズリーが立ち上がっていても、二人の会話は淡々と進んでゆくに違いない。「あら、熊です。これは危険かもしれません。」「そうですね、逃げないとたいへんですね、先生。」 なんてね。

ここまで物腰の柔らかい日本語を求めはしないが、朝くらいは普通の言葉遣いを聞きたいのだ・・・。

2008年5月1日木曜日

American Idol 7 Top 4

昨日はJasonとBrookeがコケたけど、中でもBrookeの一曲目はかなり響いたらしく、残念ながら本日脱落。それにしても予想がまったく当たらない私。前シーズンまでも当たったためしがないので、結果予想ではなくって私の好きな順番にしてみた。

1. David C
2. David A
3. Jason
4. Syesha

David Aが優勝とは思うのだけど、David Cの方が私は好きダワ。ここまでくれば25%の確率だからねぇ、でも、この私だから、全部外れるってことも大いにありうるし、今日は私の好きな順番ってことで。それにしても後1ヶ月でAI終わっちゃうのか・・・。寂しい。