2008年5月2日金曜日

TVの言葉使い

毎日の楽しいことを綴ってエネルギーにしようと始めたブログであるが、”瞳”でのバトル&はっきりしない天気で朝コケル。あのバトルに耐えられないのは、私が古いのか・・。だったら見なければ良いのだが、簡単に朝の習慣を変える気にもならず、まったりと1ヶ月が過ぎてしまった。

先日NHKで「赤毛のアン」の英語講座を見た。作家の松本さんと”幾島様”がプリンスエドワード島を訪ね原書を読み進めていく。今回は怒ったアンが石板でギルバートの頭をたたき、ギルバートの頭ではなく石板が真っ二つに割れる場面。あくまでもおしとやかに「面白い場面ですね~。」と語り合う二人、限りなくお上品で物静か、しかも口角がやんわりと上がっている。アンの通った学校を模した建物の中で、展示物の真っ二つに割れた石板を見ながら、「これで頭をたたいたんでしょうか・・・」って優しくコメント。幾島様は少々松本さんに歩み寄って会話を続けようとしているように見受けられるのだけれど、松本さんはまるで”2001年宇宙の旅”のハルのような雰囲気でズンズンズンと講座を進めていく。

そして最後まで、お二人ともそのお上品な会話のまま、アンの青春の世界をフワワ~ッと漂っていた。たとえ後ろにグリズリーが立ち上がっていても、二人の会話は淡々と進んでゆくに違いない。「あら、熊です。これは危険かもしれません。」「そうですね、逃げないとたいへんですね、先生。」 なんてね。

ここまで物腰の柔らかい日本語を求めはしないが、朝くらいは普通の言葉遣いを聞きたいのだ・・・。

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