2012年12月14日金曜日

もうすぐ選挙

政治の話はしたくないけれど・・・。

未来は過去の(老人の)成功体験の中にあるのではなく、若者の日々の生活の中にこそあるのではないか。

若者が夢を持てる社会なんていうのは老人の戯言で、実際自分が若い時は時代がどうであれ、将来への不安やら期待がいつも頭の中で交錯していた。夢なんて果てしないもので、到達するたびにまた新しい夢を見始める。でもそれが夢であるなんて言えるのは年をとってから。その時は一つ一つ階段を上がっている実感しかない。その若者の登っている階段は、過去の成功に縛られる老人からあてがわれるエスカレーターであってはいけないのだ。

一夜にして天地がひっくり返る革命ではなく、長い長い時間をかけて変わっていく革命もある。壊れなければ見えてこなかった現実だってあるはずで、ロールモデルのなくなった、言い換えればロールモデルにならなくてはいけないこの国は、過去に戻るのではなく前を見て進むべきだ。

全てが解決する魔法の杖などあるわけがない。それでもあの大震災を通して私なりに人生を考え直した。後戻りだけはしたくない。

必ず投票に行こう!

2012年12月10日月曜日

パエリアができるまで

妹とワカの誕生日は一日違い。妹はワカが生まれた当初一緒くたにされる(正しくはワカの誕生日に併合される)であろうと、別々に誕生日会を開いていたけれど、案の定何年か経ち合同になってしまった。昨年は両親の家だったので、今年は我が家で開催することにした。クリスマスにも家族で集まるので料理がかぶらないようにいろいろ考えて、パエリアを作ってみようと思いたった。しか~し6人分のパエリアを作れる、大きなフライパンがない。これを機会に、フライパンを新調しようと思い立つ。

我が家ではクリステルという鍋で、ごはん炊き、炒め物、蒸し物、煮物、全て済ませてしまっている。取っ手が外れるのでオーブンのなかにも入るし、食卓にもそのまま出せるし、収納も場所を取らない。ケーキ型にもなる(作ったことないけど・・・)。あれこれ調べているうちに、そのクリステルのノンスティックフライパンがパエリア用によさそうだ。

おいしく焦げ目がつくのに、後始末も簡単
お料理の腕も素晴らしいパンの先生に付き合ってもらって、代官山にあるクリステルのお店に行ってみた。ネットでは見逃していたのか、34センチのだ円型のノンスティックフライパンがある。6人分でも充分いけそうだ。ちょっと値段は張るけれど、こういうものは、普通のフライパンとしてもパエリア用としてもOKだし、丁寧に扱えば半永久的に使えるわけで、無駄遣いではない。先生の「これ、いいわ」に背中を押されて、お買い上げ~。

さて、早速クリステルのクックブックを参考に、パエリアを作ってみた、が、オットからダメ出し。レシピではなくて食材の選び方が良くなかったようで、確かに美味しくなかったわい。それに、新しい調理器具を使っての時間や火加減はすぐには慣れないものだ。
誕生会当日は朝からちゃんとできるかどうか心配で、早起きしてしまった。まずはネタ、渋谷のフードショーでいいエビ、あさり、ムール貝を手に入れることはできた。オットにサフランも買ってもらった(タ、タカイ・・・)。フライパンも鎮座ましまし、役者は揃った。

失敗の後、ネットでいろいろ見比べて美味しそうなレシピを選び、少々アレンジしてみることにした。特にスープつくりに力を入れた。一生懸命作っていたら、料理しただけでお腹がいっぱいになっちゃった。ほっとしてつかれちゃって料理を味わうどころではなく、どんな味をしていたかもあんまり覚えてない。でも、オットも他の家族も「美味しい!」って。私の感想としては、お米はもうちょっとパラパラ感が欲しかったかな。いずれにせよ、何はなくとも、みんな喜んでくれて、めでたし、めでたし。