2007年5月21日月曜日

今日の世界規模のかわいい

日経さんまで写真入りで・・・、これがかわいいといわず、なにがかわいいというほどの癒し系。
みんな見たでしょ?手つなぎラッコ
おばさんたちのコメントやら笑い声、時折入るこどもの「写真撮った?」っていう声にまた癒される。
おじさんの「キュート」なんて声も聞えるし。

この子達、親子なのかな?と思ったら、メス(17歳)のニアクとオス(7歳)のミロのカップル。ニアクはアラスカでタンカー原油流出事故から救出されたと過去をもつ。どっちがどっちかよく分からないけど、勝手にクロっぽいほうをニアクと決めた。(ご存知だったら教えてください。)

 

2007年5月17日木曜日

集中

王子が携帯の着信音をもう少し大きくしたという。
どうして?と聞くと、
「歩いているときに、いろいろと集中しているんだよね~。」
「(いろいろ・・・?集中ってのは一点にするものだし)そう、何に集中してるの?」
「ポケモンのこととか、スターウォーズのこととか、いろいろとね。だから電話がかかってきてもすぐに気がつかないんだよね。」
・・・それって気が散ってるってことなんでは?車に轢かれないように気をつけてね。

2007年5月15日火曜日

ベルリン

昨日「ベルリン天使の歌」を久しぶりに見た。
1987年10月末、私はフランクフルトまでの片道航空券を片手に日本を発った。そしてシュトットガルト、マンハイムを経てベルリンに住み始めたのは1989年1月。まだもちろん誰もが10ヶ月後を予測だにせず、今世紀には壁はなくならないだろうと思っていた。

故意にほったらかしにされたようなポツダマープラッツ、壊れたままのゲデヒネス教会の横になんとなく時代遅れなオイロッパセンター、世界中の食材や消費財であふれかえったKDW、チェックポイント・チャーリー、そして壁、壁、壁。ベルリンではまだかの戦争は目の前で続いていた。そして国境を渡って訪れた東ドイツはもっと戦争の時代に近かったように思われた。ドレスデンはあちらこちら壊れたままだった。

閉鎖された空間で息苦しさを味わっていたベルリン市民。東と西の中間でゆっくりと進化した街のゆえに、ある種の居心地の良さを感じたのは、私が異邦人だったからだろう。今はポツダマープラッツや、冷え切っていた旧東ベルリン地区が街の中心として復活し、あの時のベルリンはもう、ない。そして今はその進化を加速させながら、また私達に新しい姿を見せてくれている。

しかし、あの60年にわたる人々の思いは今もそこかしこに漂っている。そしてベルリンは、この映画のようにそんな思いを静かに聴いてくれる”何か”が彷徨っている、そんな気持ちを持たせてくれる街なのだ。

2007年5月9日水曜日

サラリーマンNEO

楽しみにしていた”サラリーマンNEO”が始まった。
先週は睡魔に襲われ、いまひとつツボにはまらなかったが、今週は起きててよかった。
一番は”セクスィー部長 色香 恋次郎”、沢村 一樹さま~かな(ピンクの敬称付)、私テキには。
サラリーマン体操”がその次。(ピアノ /石渕 聡さんいけてたです。)
しかし、カウンセラー /スピリチュアル・生瀬 勝久さんも、大河内透/ベタベタ・田口 浩正さんも捨てがたい。

それにしてもカルロス・ゴーン社長は、とても楽しそうにお話なさっているが、この世界が果たしてお分かりなのだろうか。いや~、よくこの方をつれてきたものだ。知名度と真面目度とあのセサミのオスカーのような親しみのあるお顔(失礼!)が、すっぽりとあの得体の知れない出し物の間に納まっているから面白い。(突然ですが、ゴーン夫人のレバノンレストランはよいです。)

2007年5月7日月曜日

どんど晴れ

なんだか見てます。先週はリュ・シウォンの小声日本語が可愛かった。

夏美ちゃんがんばってますね。飲み込みが早いです。
女将が身を呈してお客様をかばった姿に感激、その次の日くらいにみんなが見ている前で同じことしちゃうもんだから・・・。(宮本さんにはまけないわよ~!!)もうちょっと修行してから、出してもいい技と思ったんだけどね。その姿に笑いをこらえ、いや、感心しながら恋人のところに走り去る、という難しい演技を要求されたシウォン君。とももすれば、うら若き乙女に火事場をまかせ走り去る情けない姿になるところを、さすが、宰相・柳成龍を先祖に持つ名家の生まれ、そつなくこなされた。・・ま、あそこでジュンソ君が夏美ちゃんをかばったら、話が別の方向に走っちゃうけどね。 実際のところ、なんども「ジュンソ様」って夏美ちゃんはお部屋に入っていくし、ジュンソ様は嫌がるわけでもなく、夏美ちゃんを前髪の後ろから流し目で見てるような気がしたし。

さて、場面は横浜、お母さん、せっかく酔っ払ったんだから一曲歌ってほしかった、「ひゅるる~、ひゅるりらら~~」。それにしても異様に腰の据わった演技の夏美の弟(神木隆之介君)、なんとなく浮いているような気がするのは私だけか?そしていまだにお父さん見てるとNHKであのセット、もしかしたら扉の向こうにディロンが座っているのではないかと・・。

今週はお父さんとお母さんが横浜の生活に疲れて老舗旅館にご招待フルムーン旅行、もとい、盛岡に挨拶に行くみたいだから、夏美ちゃんもっと張り切っちゃうかも。二人の部屋から何気に見えるところで、数ある植木の世話をやってたみたいだし。
楽しみなのだ。

2007年5月6日日曜日

Nora, the piano playing cat

これはすごいです。

ノラちゃん、ピアノ弾いてる。あの”スリコギ”お手手で!真剣です・・・。
即興曲はさながらサティの一本刀土俵入り、なんせ指が2本ですから・・(後ろ足入れて4本だけど)

ピアノを弾きながらたまに見せる、この弾き方で言いのかしらン?というあの表情が猫を超越してる。
ピアノが2台並んでいるところを見ると、このノラ嬢、ピアノの先生のお家のお嬢様と思われる。
いつも、尊敬する我がご主人様の後姿をずーっと見ていたに違いない。

これは、超かわいい。


2007年5月2日水曜日

SUNSHINE2057

”トレインスポッテイング”の監督ダニー・ボイルが撮ったSF映画。太陽の威力が衰えて地球滅亡を待つばかりの人類は、地上すべての核をかき集めて作った爆弾を太陽に投下して、もう一度太陽を再生しようとする。2度と失敗が許されないミッションを受けた8人のクルーが、核爆弾を搭載した宇宙船で太陽に向かって飛び立つ。その途中、ある信号を受信し少しずつ人間関係も計画にもずれが生じ始めてくる、というお話。

全編を流れる、グワ~ン、グワ~ン、キ~ン、キ~ンという宇宙船の機械音やら、サブリミナル効果がとてつもなく広い宇宙の孤独を感じさせる。宇宙船キャプテンの真田さんはすっきりとして落ち着きがあり、かっこよい。ミッシェル・ヨーさんもノーメイク(っぽいメイク?)で存在感ばっちり。主役のキリアン・マーフィーは、本来はマッチョであるはずの役を、植物的に透明な青い目で淡々と演じている。ハリウッドっだったら昔のハリソン・フォードとかブルース・ウイルスがやりそうな役なんだけどね。

究極の選択を迫られたとき人はどうするか、ってところを無理なく繋げている。そんな場面の繰り返しと言ってもいいかもしれない。すべての計画がずれ始めるはじめの選択を、民主主義(多数決)ではなく科学的根拠と可能性に基づいて物事を決めるわけだが、その後は個々でその時々に自分の倫理に従って決断を下していく。自分、集団、そして人類のどれを優先させるかという、いわば理性と感情のぶつかりあい。つらいのだ、実に。ストーリーも息詰まる展開だが、登場人物のス~、ハ~、ス~、ハ~というこれまた苦しそうな呼吸を聞いていると、こちらまでまで息苦しくなる。(”アビス”を見たときと同じくらい。)しかも有楽町スバル座は天井が低くいし。

それにしても。宇宙飛行士は偉い。知性と体力と精神力はもちろん夢とロマンと勇気が人並みではないのだろう。(・・あ、でもNASAですごい女性宇宙飛行士もいたけどね。)4月24日には20光年彼方に地球に似た惑星が発見されたとニュースにあった。私たちは孤独ではないのかもしれない。