tag:blogger.com,1999:blog-359665422024-02-07T14:04:17.712+09:00そしてどこに行く週末の楽しみは、バレエと映画鑑賞と美味しいもの。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.comBlogger887125tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-25051993184362527082024-01-05T17:22:00.005+09:002024-01-05T17:46:08.089+09:00昔の自分にこんにちは<p><span style="font-family: verdana;">「待て」をしていたこのブログ、料理レシピを捜索していたら過去の自分が現れて来た。 同じ人間とは思えない、人は変わって行くものなのだと思うとこういうSNSの見方も面白い。</span></p><p><span style="font-family: verdana;">休眠中にワカは大学、大学院で中学生の頃見えないから嫌いだと言っていた電気電子を学び、今は半導体関連の会社でエンジニアとして研究開発をしている。私は相変わらず会社員で変わったのは、在宅勤務とワカ独立で自由になる時間が増えたこと。</span></p><p><span style="font-family: verdana;">FB、Instagram とそれぞれの楽しみ方はあるけれど、ゆっくり考えて書くことも大事だと思う次第。</span></p><p><span style="font-family: verdana;">またぼちぼち、始めます。</span></p><p><span style="font-family: verdana;"><br /></span></p>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16509127128660471485noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-9256914828349474782020-12-04T12:20:00.005+09:002020-12-04T12:20:36.543+09:00インプラント<p>こどものころに折った前歯一本のためにブリッジで支えていた歯が2本ダメになってしまった。合計3本欠損してしまったので、前歯6本をブリッジにするか、前歯3本をインプラント2本でカバーするかの決断を迫られることに。これ以上健康な歯をブリッジのために削るのは忍びなく、インプラントを選択した。</p><p>問題は歯が欠損すると骨が吸収されてなくなってしまう。インプラントは骨に埋め込むので、まず骨の再生手術を行わないといけない。これは牛の骨の粉末(バイオオスって言ったかしら)を歯茎に埋め込んで、6か月ほどかけて骨造成を行う。これは怖かった!(見ていたわけではないけれど)準備やら手術やらいろいろ含めて5時間近く歯医者さんの椅子に座りっきり。術後の痛みは痛み止めももらっていたので思ったほどではなかったけれど、鼻の下から顎までパーンと腫れて自分のもとの顔を忘れてしまうほど。腫れが収まるにつれて、口の中の糸がたわんでぶらーり、倒れた電柱の電線のようだ。一か月後くらいしてやっと抜糸。この辺りで私は何もしていないのにすっかり疲れ切っていた。</p><p>抜糸後骨が作られるまでの5か月間は少々ホットできる期間、前歯のある場所にはペラペラの歯らしきものが接着剤で止められているので硬いものは食べられない。食べ方がお上品になった。めでたく骨が生成されているのを確認して、やっとインプラント。がすぐに義歯が付くわけではなく、さらにボルトが骨に固定するまで6か月。歯に固定されたのを確認して、やっと歯の装着。約1年の長ーいプロジェクトだ。それにしても人間の再生能力には目を見張る。抜歯、骨造成、インプラント、歯の装着と何度も切開したのにそのたびに再生する歯茎の健気さ。</p><p>インプラント自体はもし予算に余裕があるのであればお勧め。ほかの健康な歯を犠牲にすることがないし、手術自体も虫歯の治療位の感覚だった。インプラントできる状態でない人(既往疾患があったり、歯周病があったり)もいることを考えると、むやみに怖がることなく選択肢の一つに加えてもいいと思う。あ、骨造成はちょっと痛かったけど。</p><p>もう一つの選択肢入れ歯、臨時で使用したとき感じたのだけれど、「これは選択肢にないな」と思った。</p>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16509127128660471485noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-76110072724868506972020-12-01T13:07:00.006+09:002020-12-02T07:11:52.494+09:00真珠のネックレス<p> お気に入りの長めのくず真珠のネックレスのチェーンを椅子の袖にひっかけて切ってしまった。</p><p>自分でも修理できるかとおもいつつ、近所のジュエリーショップに修理のほどを聞いてみることに。一件目は本体の購入価格と同じくらいの修理代で、断念。修理には溶接が必要とのことで、自力ではできないことはわかったので、更にお店を探すことに。</p><p>次に立ち寄ったのは昔から気になっていたお店。何が気になっていたかというとジュエリーではなく、いつも入口にデーンと大型犬が寝転がっているからだ。出入口のガラス戸にもたれてとうせんぼ、別の意味で敷居が高い。しかし意外と簡単に入場させてくれて、しかもたっぷりなぜなぜさせてもらった。何よりもその素敵な店主とあれこれお話がすっかり盛り上がり、「簡単に治せますから!」の一言に、見積もりも取らず預けてきてしまった。ま、気分は上々、少々お高くてもいいっか。</p><p>さて2日後もう修理完了の連絡が来て、しかも修理代は最初に行ったお店の見積もりの約三分の一。そうだ、40年前に作ってもらって大切に使ってきた金のピアス、金具が取れたのでそれも直してもらおう!こちらもほどなく修理完了、おまけにキラキラに磨いてくださって!そして最後はこうなるまで、考えてもみなかった真珠のネックレス。いくつ壊れてほっとかれたジュエリーがあるのやら、だが・・。</p><p>この真珠は30年程前に母からのプレゼントで大切にしていたもの。かれこれ10年ほど前糸が切れバラバラになったものの、いろいろと心に余裕がなかったこともあり当時の私には手にあまり、そのままずっと引出しの中で眠っていた。そしてようやく糸替えをお願いしようと重い腰をあげた。が、けんもほろろに「偽物ですがそれでも直しますか?」と!・・・そのまま3年も引出しにしまったままだったのは、相当のショックだったのだと思う。何よりも母に言えない。今回は偽物でも大切いしていたものだし、こんな素敵な方に直していただけるのならと修理してもらうことにした。</p><p>今回も半日で修理が終了し取りに行くと、「本物ですし、しかも上等なものですよ」って。心の奥のつっかえが取れた。こうして真珠をめぐる長ーい時間の小さなあれこれは一応終わり。</p><p>そしてふと思った、この話、こうも言える。くず真珠のネックレスは捨て身の戦略で自らのチェーンを切って、私が宝飾店を探すように仕向け、お友達の金のピアスと、真珠のネックレスを修理させ、しかも汚名返上迄手伝った。</p><p>だって、タンスの中でアクセサリー同士がお話をしていたとしたらおもしろいもの。</p>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16509127128660471485noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-28317435088982133302020-11-30T12:55:00.000+09:002020-11-30T12:55:04.686+09:00シュトーレン<p>日本とドイツでは小麦粉の分類が異なっていて、ドイツはミネラル、日本はタンパク質の割合が基準になっている。シュトーレンはドイツでは405という小麦粉を使うけれど、日本ではどれが一番近いのかあれこれ試して準強力粉で焼いていた。昨年ドイツに行く機会があったので、小麦粉を持って帰ってきた。</p><p>それぞれのご家庭でレシピがあると思うけれど、私はこんな感じで。ピールは時間があるときに自家製のものを作っておいてもいいし、去年は夏に作ったアプリコットジャムが大活躍した。作っているときは香辛料とイーストの香りで脳が完全リラックス。日持ちもするので(あっという間に食べてしまうけれど)簡単で長く楽しめるお菓子だ。</p><p><材料></p><p>(A) </p><p>レーズン 200g、</p><p>オレンジピール 80</p><p>レモンピール 80g </p><p>(B) </p><p>バター(常温) </p><p>200g、砂糖 100g</p><p>卵黄 3個(常温)</p><p>(C)</p><p>スライスアーモンド 40g、クルミ 60g</p><p>(D)</p><p>牛乳 160g</p><p>ドライイースト 18g</p><p>小麦粉(準強力粉もしくは405)500g</p><p>アーモンドプードル 20g</p><p>塩 小匙1</p><p>シナモン 小匙2</p><p>ナツメグ 小匙1</p><p>カルダモン 小匙1</p><p>(E)</p><p>仕上げ用ブランデーもしくはラム 適量</p><p>仕上げ用溶かしバター 適量</p><p>仕上げ用 アプリコットジャム 適量</p><p>仕上げ用溶けない砂糖 適量</p><p><br /></p><p><下準備></p><p>(A) 混ぜ合わせてブランデー(ラム)をふりかけ数日置く</p><p>(B) バターと佐藤をクリーム状にまぜ、卵黄を加え乳化させておく</p><p><br /></p><p><作り方></p><p>1.40度に温めた牛乳にイーストを入れ15分発酵し、(D)を入れ手でこねる</p><p>2.まだ粉っぽい1.に(B)を加え滑らかになるまでこねる</p><p>3.2.に(A)と(C)を加えさらにこねる。材料が一つにまとまったらふんわりラップをかけ、30℃で60分1次発酵発酵</p><p>4.1次発酵のあとガス抜きをして4つに分け、軽く丸めてラップをかけて15分ベンチタイム</p><p>5.4.を成型</p><p>6.成型した生地を40℃で20分2次発酵</p><p>7.2次発酵後すぐ、180℃に余熱されたオーブンで焼成。大体30~35分(オーブンによって違うので様子を見ながら)</p><p>8.生地が熱いうちに(E)をラム酒→溶かしバター→アプリコットジャムの順に一気に表面全体(裏も!)にむらなく塗り付ける。</p><p>9.溶けない砂糖をたっぷり振りかける(保存性を高めるために裏までしっかり)</p><p>10.よく冷ましてから、ラップで2重3重にぴったりと包み、最低数日涼しい場所で熟成</p><p><br /></p>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16509127128660471485noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-7683136313816337492020-11-27T15:02:00.000+09:002020-11-27T15:02:05.559+09:00ブログにカビがはえていなかった件 ワカの大学受験を思い出し・・・<p> 前回の投稿が今から6年前、その間、かの”顔本”でツイートに近い投稿を積み上げていた。</p><p>私はといえば通勤、家事、バレエ、映画、で生活はほとんど変わらず。しかし、6年前高校生だったワカは今や大学院1年生。</p><p>大学受験というのは親の資金計画である、というのがよ~く分かった。願書提出の12月から国立発表までの3か月のストレスと言ったら、半端ない(ただし金策で)。東京は幸か不幸か大学が多すぎて、選択肢を絞りにくい。ワカは「説明会ではいいことしか言わないし、行ってもしょうがない」と一つも大学を見学しなかった。父親はガイジンだし私は文系だしなんの役にもたたないので、最終的には高校の先生に勧められた大学のみ受験することに。第一志望の合格はかなわなかったものの、現役で進学することができたことには高校の先生に感謝。大学受験は予備校に通わず、高校の先生に助言を受けながら一人で勉強したのはエラかった。</p><p>受験計画というのは向こう1年の浪人期間も計算に入れることになり、それは「当日の試験の出来」という大変不確実なファクターによって大きく左右される。そのため模擬試験のデータを参考にするのであるが、合格予測というものはあてにならないということも分かった。試験に慣れるという意味ではいいのかもしれないけど。</p><p>さて専攻は電気電子、たしかワカ、中学校の理科では「電気は見えないからわからない」と言っていた。大学は進級に厳しくその中でも特に厳しい学科で、何も知らなかった私もワカも入学式の日に、4年で卒業できる割合が65%と書かれた進級率の表と教授の「頑張ってください」にうっすらと未来に暗雲が垂れ込めたことを思い出す。本人が留年するのは構わないけれど(?!)、学費が追加で1年かかるのはきついなぁ。しかも通学に片道2時間弱・・・。一人暮らしの生活費と通学定期代を比べてみて、自宅から通学していただくことになった。本人は、4時間の通学時間ものともせず、クラブ活動にも参加して、長ーい定期区間の電車のり放題で結構エンジョイしてた。</p><p>心配していた進級関門がある1年生、3年生をどうにか通過、4年では念願の研究室に拾っていただき、思う存分好きなことだけを研究させてもらい無事卒業に至る。大学院は自分の大学と国立の第一希望の研究室に合格、というおまけつきの卒業だった。大好きな研究室に後ろ髪をひかれたものの、最終的には徒歩20分の大学院に進学した。学費が助かった。</p><p>終わってから言えるのは、自分の専攻を定め、進学した大学でしっかり勉強することが一番大切!ということだった、かな。理系と文系は少々違うかもしれないが、4年前の受験計画を立てていた私に言ってあげたい・・・。</p><p>そんなこんなで、あれこれ思い出しながら、そして今を見つめながら、この6年でちょっと増えた趣味や活動を書き留めていこうかと思う。</p>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16509127128660471485noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-5776894797013502902014-06-30T12:00:00.000+09:002014-07-02T10:27:59.125+09:00ナントカのジレンマ<span style="background-color: white; color: #333333; line-height: 28.799999237060547px;">ワカ 「社会のテストに出たんだけどね、ヤマアラシのジレンマって聞いたことある?」</span><br />
<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">私 「無い」</span></span><br />
<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">ワカ (あ、よかった!ってな顔で)「ヤマアラシ同士は仲良くしたいけど、くっつくと針が痛いでしょ、くっつきたいけどくっつけないって話なんだよね。で、間違えちゃったんだよ。」</span></span><br />
<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">私 「で、なんて書いちゃったの?」</span></span><br />
<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">ワカ 「アルマジロ!</span></span><span style="background-color: white; color: #333333; line-height: 28.799999237060547px;">ヤマアラシって思ってたけどね、思わず書いちゃったんだよね。</span><span style="background-color: white; color: #333333; line-height: 28.799999237060547px;">」</span><br />
<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">私 (針ないし・・・・、ジレンマにならないし~。)</span></span><br />
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<span style="color: #333333;"><span style="background-color: white; line-height: 28.799999237060547px;">後で先生にお会いする機会があったので聞いてみたら、答案にはハリネズミ君やハツカネズミ君も登場したらしい。</span></span>Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-42523920803716353172014-06-16T12:55:00.001+09:002014-06-16T12:59:29.337+09:00大人のバレエお久しぶり。<br />
FBというのはとっても手軽だけれど、個人的なことを長々と書くのははばかられる。やっぱり世界の端っこで何かをぼやくのも必要と、あれこれ思いついたらこちらのブログに下書で残しておいた。久しぶりにアップしてみよっと!<br />
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私の通っているバレエのスタジオには、大人になってからバレエを始めたという方が沢山いらっしゃる。私は人よりも踊り好きを自負していたけれど、こちらの方々にはすっかり脱帽。レッスン中に動画を取り、レッスン後はヴァリエーションをしっかりメモにおこし、それをみんなにシェア、次回のために復習&イメトレをしているのだ。す、すごすぎる。<br />
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バレエって、「ピアノのようにレッスンのための練習がいらなくて、その場に行けばよい」のが利点!と思っていた私である。私のレッスンの受け方は子どものころと全然変わっていない。字も書けないころからおけいこを始めているので、まずは見てからすべてが始まる。視覚から直接体へ、すなわち言葉を通さずに四肢に伝達しているらしい。一度意識して踊ってみたら、やっぱり踊っている間、に一度も文字は入って来ていなかった。どこで踊りのプロセッサーが動いているのか、よく分からない。とても不思議な感覚だ。<br />
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小学生高学年くらいからパ(バレエの型)とその名称を組み合わせながら体に叩き込んでいく、ということもできたのであろうが、私の場合は全くそういう回路が無かった。もちろんパはわかることはわかるし、言われて体も動く。でも一度も考えながら踊ったことはない。ヴァリエーションの時は名称(言葉)と組み合わせて覚えるのもいいのかもしれないな、と今更のように思ったりしている。<br />
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言語や楽器もきっとそうなのだろうな。大人には大人の覚え方があり、いつからでもどんな形でもいろいろなことが始められる。逆に子どもには体で覚えられられるうちにいろいろな経験をさせておくと、大人になってからそれをきっかけに世界が広がる。昔取った杵柄ってね!<br />
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Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-57390489286088931762014-01-07T12:00:00.000+09:002014-01-07T14:19:33.587+09:00湿疹、やっと治る忘れもしない昨年9月の30日、おでこの富士額の頂のあたりが痛痒くなり、その日を境に顔にどんどん湿疹が広がっていった。あまりに赤くはれたので薬局に行くと、「まずお医者さんに診てもらってください」と、神妙な顔つきで言われてしまう。<br />
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薬屋さんに促されるまま、通りの向かい側にあるクリニックにとりあえず行ってみた。ヘルペスではなく、アレルギー性のものだろうということで、痒み止めの飲み薬(アレグラの後発薬)と塗り薬を処方され、3日後の金曜日にまた来るように言われた。さて、病院も薬も苦手な私、金曜日はちょっと忙しくてパスしてしまった。<br />
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月曜日、赤みも収まっていたので、もうお医者さん行かなくてもいいかなと思いつつも、なぜかちょっと気になってクリニックへ。すると、「ちゃんと金曜日に来なくちゃダメでしょ、ステロイド出してるんだから。」とこの年になって先生に怒られてしまう。私の顔を覚えているくらい、患者が少ないのか?と別な意味で不安になった。しかし、なぜかちょっと気になってお医者さんを訪れた、その予感は正しかったようだ。<br />
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湿疹は一か所腫れが引くと別の場所にでてくる。顔にあとが残らないように、反応を見ながら薬を塗る場所、期間を丁寧に指示してくれる先生、2回”出頭”する週もでてきた。1か月経つ頃、なんと腕にまで湿疹が表れ始め、涙目・・・。友人は医者を変えろというが、とにかく続けて通ってみることにした。腕用には別のステロイドが出る。顔の薬は弱すぎて四肢には効き目がないそうだ。へえ~、同じ肌でも違うのだな、と感心。やがて発疹は、おなか、腰回りにも現れ始める。ここで白状すると、腕までは先生に見せていたけれど、おなかと腰回りは黙っていた。これに全部薬を塗ることを考えたらぞっとしてしまったからだ。<br />
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つらいのが、なんといっても夜、お布団に入って寝ようと思ったとたん、あちこちが熱を持ち始めて<span style="font-size: large;">かゆい、かゆい、とってもかゆい~</span>。昼間も下着やらストッキングも刺激になるみたいだし、ウールがじかに触れるとそこもかゆくなる。夜は安眠できないし、このまま治らないのかとかなりユーウツな気分になった。その間に受けたアレルギーと肝機能の血液検査結果、問題はなし。いったいぜんたい・・・。<br />
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転機はそのユーウツな気分が最高潮に達した時訪れた。ついに勤務時間に夜のようなほてりとかゆみが襲ってきたのだ。とにかく体を冷やそうと500ccの水をがぶ飲みした。すると、するとですよ、<span style="font-size: large;">な、な、なんと、まるで潮が引いていくようにかゆみが収まっていくではないか</span>!!これには驚いた。ためしに寝る前にお水を飲んでみた。するとあの熱を持ったような痒みは起きない。まだちょっとかゆかったけど。乾燥した体が悲鳴をあげていたのだな。<br />
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で、先生に体の発疹を黙っていたことがばれないように、吸水のことをそれとなく聞いてみた。すると冬でも昼間1リットルは飲んだ方がいいとおっしゃる。ついでに有効なお肌ケアを聞いてみた。まず保湿が大事。それから肌は排泄機能はあるけれど、たとえばコラーゲンなんかを吸収することはありえないとのことだ。コラーゲンは水分蒸発を抑える保湿効果は期待できても、コラーゲンという細胞が吸収されることはない。先生に「ブタ(コラーゲンは牛や豚や鶏から抽出されている)のコラーゲンを肌に塗って吸収されるということは、君の肌がブタさんになるということだよ。」と言われ、小学生のようにうなずいた。とにかく肌には保湿、口からは吸水。で、お茶ならまだしも、水1リットルは結構きついと思っているみなさん、大丈夫よ、1週間ほどで慣れるから。<br />
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12月に入りステロイドに替わってプロトピックという薬を処方された。塗ること約2週間、ついに最後まで残っていた目頭の湿疹も無くなり、年越しを待たず先生から<span style="font-size: large;">終息宣言</span>。プロトピックについては説明書にちょっとコワイことが書かれているけれど、私には結構有効だった。あんまり嬉しくて「お世話になりました、<span style="font-size: large;">来年もよろしくお願いします</span>」と言ってしまいそうになった。<br />
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そんなこんなでもう発疹が再発することもなく、さわやかに新年を迎えることができた。<br />
今年も皆様にとって、幸せで、健康で、とびっきり愉快な一年になりますように。<br />
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特に第三次思春期の女性の皆様に送る言葉<br />
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「<span style="font-size: x-large;">水を飲もう!</span>」</div>
Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-74370028068761403392013-10-25T08:00:00.000+09:002014-01-07T09:19:46.036+09:00アムステルダム 市立近代美術館今年の夏休みはベネルクス・ジャーマンパスで電車の旅。<br />
頭で寝かせた思い出、忘れないうちに綴ってみる。<br />
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ロンドンからユーロスターでドーバー海峡を渡り、ブリュッセルを半日観光してブルージュに泊り、アムステルダムに。中心部は徒歩と路面電車で観光が楽しめる。滞在した2泊3日は電車と博物館がセットになった48時間チケットを購入、フルに使って夏の終わりのアムステルダムを満喫した。<br />
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まずは、「アムステルダム市立近代美術館」。<br />
19世紀終わりに建てられた16世紀オランダルネサンス様式のヴァイスマン・ビル(左/レンガ作りの建物)と、2012年に改修を終えたベンサム・クロウェル・ウイング(右/白の建物)という全く異なる2つの建造物からなっている。<br />
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<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-yTkyLU99bTo/Umh3P2begQI/AAAAAAAABfE/MLQd9RzQAhE/s1600/%E5%B8%82%E7%AB%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-yTkyLU99bTo/Umh3P2begQI/AAAAAAAABfE/MLQd9RzQAhE/s320/%E5%B8%82%E7%AB%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93.jpg" height="176" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><span style="color: #666666; font-family: Meiryo, メイリオ, 'Lucida Grande', Verdana, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'MS Pゴシック', sans-serif; font-size: 12px; line-height: 14px; text-align: start;">(写真:John Lewis Marshall)</span></td></tr>
</tbody></table>
新ウイングはご覧のとおりで「バスタブ」と呼ばれており、デザインには賛否両論あったようだ。私は一目で気に入ってしまったのだが。1階部分はガラス張りでエントランスとカフェ。ガラス効果で”バスタブ”が宙に浮いているように見える。<br />
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近代的な正面玄関から少し行くと、真っ白な壁に挟まれた荘厳な階段(写真下)が表れる。す、好きだこの階段。で、「なんか入口と雰囲気が違うな~」と・・・。しばらくして隣の曾おじいさん建物(左)とひ孫建物(右)とは繋がっていたことに気づく(予習していなかったからね)。エクステリアの新旧コントラストから見ると、インテリアの統一感は絶妙だ。<br />
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ヴァイスマン・ビルは今まで行われてきた改築や増床でその姿を変えてしまっていたが、今回の改修で当初のネオ・ルネッサンスのデザインがよみがえったそうだ。<br />
細部まで心の行き届いた内装、そこに照明と自然光が実に巧みに使われている。大きな窓には半透明のスクリーン、外の風景が絵画のようだ。ああ、このセンスの良さ!<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-Mo4M795HbHA/UmjE5WOIqUI/AAAAAAAABgE/WG-L6X3G-vk/s1600/9641499313_b4ee6625cd_h.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-Mo4M795HbHA/UmjE5WOIqUI/AAAAAAAABgE/WG-L6X3G-vk/s320/9641499313_b4ee6625cd_h.jpg" height="240" width="320" /></a></div>
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-_N0CxICdWaE/Umhs3RdtjtI/AAAAAAAABeU/tMguzAl3u68/s1600/043.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-_N0CxICdWaE/Umhs3RdtjtI/AAAAAAAABeU/tMguzAl3u68/s320/043.JPG" height="320" width="240" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">実に贅沢な階段</td></tr>
</tbody></table>
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<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-vKwJi7gWdrk/UmhtBZYm1bI/AAAAAAAABec/k7B1M4JD2aw/s1600/044.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-vKwJi7gWdrk/UmhtBZYm1bI/AAAAAAAABec/k7B1M4JD2aw/s320/044.JPG" height="240" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">階段の上<br />
窓の向こうには伝統的な建物</td></tr>
</tbody></table>
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そんな完璧な空間に選び抜かれた近代絵画、工芸がゆったりと整然と展示されている。空気を吸うように作品を体に取り込むことができる。まさに天国。住み込みさせていただきたい・・・<br />
<br />
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-X5XthQOXBcM/UmhtL1uDslI/AAAAAAAABek/V50iSE1p810/s1600/045.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-X5XthQOXBcM/UmhtL1uDslI/AAAAAAAABek/V50iSE1p810/s320/045.JPG" height="240" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ゆったりとした空間</td></tr>
</tbody></table>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-YjTRF5L0fxI/UmhtSSSv79I/AAAAAAAABes/Sd55C5dDs4c/s1600/046.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-YjTRF5L0fxI/UmhtSSSv79I/AAAAAAAABes/Sd55C5dDs4c/s320/046.JPG" height="240" width="320" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">人が入ると天井の高さがわかる</td></tr>
</tbody></table>
美術館を出て、上を見上げると午後8時とは言えまだ明るい。”バスタブ”の向かい側にある壁に目をやると、目をおっきく開けたおじさんの顔、壁の上の青空に浮かぶ白い雲を背景に、一匹の黒い鳥。鑑賞の余韻が楽しめる素敵な空間だ<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://4.bp.blogspot.com/-gH54h4hIieA/UmjG-IjKOkI/AAAAAAAABgQ/W-jhoj48kIU/s1600/048.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://4.bp.blogspot.com/-gH54h4hIieA/UmjG-IjKOkI/AAAAAAAABgQ/W-jhoj48kIU/s320/048.JPG" height="240" width="320" /></a></div>
。<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-8P1YtekYgHY/Umi2fak6AxI/AAAAAAAABfY/FA5Qnk6cRJM/s1600/9641421751_e6ecb08120_b.jpg" imageanchor="1"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-8P1YtekYgHY/Umi2fak6AxI/AAAAAAAABfY/FA5Qnk6cRJM/s320/9641421751_e6ecb08120_b.jpg" height="320" width="240" /></a></div>
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
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<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com1tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-21495954213238783032013-10-22T12:00:00.000+09:002013-10-22T14:38:30.342+09:00我が家の高校生 その3満月の夜でもないのに、家の近所に「狸」が表れたとご近所さん。目がキラリンと光る写真を見ると、確かに犬でも猫でもない。山もないのにいったいどこから現れたのか。<br />
さっそくワカに教えた。<br />
すると、「ぼくはね、<span style="font-size: x-large;">ヒ・ラ・イ・シ・ン</span>を見たんだよ!」と言う。<br />
ちゃんと人の話を聞いていたのだろうか?無機物の話題に振られても、こっちは有機物の話しをしているのだよ。<br />
「電線の上を歩いていたんだよね~」<br />
<br />
ああ、それは<span style="font-size: large;">ハ・ク・ビ・シ・ン</span>。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-3636998097776114302013-10-15T12:00:00.000+09:002013-10-17T14:37:47.976+09:00The Company You Keep ランナウェイ/逃亡者<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-tZijQiiJoqE/UlysUrfcyxI/AAAAAAAABds/qvmL7IYapaM/s1600/company.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" src="http://3.bp.blogspot.com/-tZijQiiJoqE/UlysUrfcyxI/AAAAAAAABds/qvmL7IYapaM/s1600/company.jpg" /></a></div>
ロバート・レッドフォード監督・主演。「明日に向かって打て」が私の中のRR。御年77歳と聞くと、なんとなし寂しさが漂ってくるけれど、御本人は意欲的だ。<br />
<br />
<span style="background-color: white;"><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">1960年代アメリカで大きなうねりとなったベトナム反戦運動は、やがて一部の学生が過激化し、その</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">過激派グループ「ウェザーマン」は</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">連続爆破や銀行強盗殺人を起こす。そのかどでFBIに追われ、メンバーは散り散りになり、本名を隠しふつうの生活に身を潜める。それから30年、メンバーの1人</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">シャロン(スーザン・サランドン)</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">は逃げることに疲れ、自首のような形で逮捕される。一方、斜陽の新聞会社ではシャロンの逮捕の記事を指さし、これがスクープだ!と編集長が若い新聞記者</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">ベン・シェパード(シャイア・ラブーフ)のお尻を叩く。へらへらと乗り気ではなかったベンは、取材を続けるうちに優秀な弁護士ジム(ロバート・レッドフォード)に出会うがほどなくジムは逃亡し、今度は編集長が止めるのも聞かずベンはジムの行方を追い始める。それはベンにとってもジムにとっても反戦運動に参加したかつての若者たちの今の姿に出会う旅でもあった。</span></span><br />
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;"><br /></span>
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">冒頭、シャロンはテロ行為と誹られた反戦運動について、「合法の元で若者を戦地へ送り出す国家の殺人は決して許されるものではない。」と、とうとうと語る。若い新聞記者のベンはその言葉に何かを感じ取り、体制派の意見に片足を残しながらも、次第に反戦に身を投じた若者達の世界にのめりこんでいく。</span><br />
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;"><br /></span>
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">ベンの取材がストーリーテラーとなるのだが、興味深いのはウエザーマンのメンバーは警戒しながらもジャーナリストを敵とは見ていない。ジャーナリズムの中立に希望さえ持っているようだ。本来はジャーナリズムとはそういうものなのに、この構図が新鮮に見えてしまう私・・・。RRはかつて「<a href="http://izumishikibu.blogspot.jp/2010/03/blog-post_16.html">大統領の陰謀</a>」で真実を告発する</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">若きジャーナリストを演じた</span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;">が、今回ジャーナリストに真実を述べるのを最後まで拒む役だ。</span><br />
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px; text-align: justify;"><br /></span>
<br />
<div style="text-align: justify;">
<span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px;">FBIはテロの原因を知ろうともしない、ウエザーマンで中核にいたミミ(ジュリー・クリスティー)は大義のための犠牲に目を背けたままだ。そしてマスメディアは人の生活などおかまいなしで、「どうでもいい真実」で人の好奇心をあおりたてる。ベンが自分の役割に気づき、本来あるべきジャーナリズムに目覚めるシーンに安堵、真実と本質は似て非なるものだ。</span><br />
<span style="font-family: MS Pゴシック, MS PGothic, Osaka, Hiragino Kaku Gothic Pro, sans-serif, Helvetica, Verdana;"><span style="line-height: 16px;"><br /></span></span>
<span style="font-family: MS Pゴシック, MS PGothic, Osaka, Hiragino Kaku Gothic Pro, sans-serif, Helvetica, Verdana;"><span style="line-height: 16px;">若いころマクロに広がった平和への思いは、時とともに家族の平和というミクロな世界にいきつく。それが成熟なのか、諦念なのか。</span></span><span style="font-family: 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', Osaka, 'Hiragino Kaku Gothic Pro', sans-serif, Helvetica, Verdana; line-height: 16px;">暴力では、戦争では、何も解決できない。</span></div>
Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-72662211391648243672013-09-24T12:00:00.000+09:002013-10-08T11:21:16.552+09:00劇場映画 4月~8月久しぶりのブログ。<br />
<br />
4月から9月まで見た映画一覧。どうにか見た映画は拾い上げたけれど、感想文書いておかないと見たそばから忘れてしまう。どうにか記憶をかき集め・・・。<br />
10月からは脳トレもかねてまた感想文を書こう。<br />
<br />
<b>ヒッチコック</b><br />
アンソニー・ホプキンスがヒッチコック役で、妻役のヘレン・ミレンがかっこいい<br />
<br />
<b>天使の分け前</b><br />
ケン・ローチ監督作品。ウイスキーは熟成するとどんどんおいしくなるけれど、<span style="font-size: 14.285714149475098px; line-height: 21.446428298950195px;">毎年2%ほど蒸発して失われていく。それを「天使の分け前」という。この映画には数多くの</span>「分け前」があって、私も、もらった気分。<br />
<br />
<b>ウィ・アンド・アイ</b><br />
NYの公共バスに乗り合わせた高校生たちの姿。しかし、おばさんはお行儀が気になっちゃって~。公共交通機関はきれいに使おう<br />
<br />
<b>ジャッキー・コーガン</b><br />
ブラッド・ピットが殺し屋で、とにかくみんな痛そうだった。一番悪いのは誰だ。<br />
<br />
<b>イノセント・ガーデン</b><br />
ニコール・キッドマンが色っぽいお母さん役。映像はきれいなんだけど、もったいぶっている感。<br />
<br />
<b>ジェシー∞セレステ</b><br />
<span style="background-color: white;"><span style="color: #333333; font-family: 'MS Pゴシック', sans-serif; line-height: 18px;">クインシー・ジョーンズの娘ラシダ・ジョーンズがキュート。それにしても</span>煮</span>え切らない2人、にちょっかいが出したくなる私。 <br />
<br />
<b>グランド・マスター</b><br />
ウォン・カーワイ∩トニー・レオンとくればかっこ良くないわけがない。チャン・ツィイーは本当に美しい創造物だ。<br />
<br />
<b>ローマでアモーレ</b><br />
ウディ・アレン監督、お風呂でオペラ。ああ、ヨーロッパ!これは笑える<br />
<br />
<b>ギャツビー</b><br />
バズラーマン監督はいつも動きがあって華やかで。デ・カプリオの決め顔、あれではフィリップ・シーモア・ホフマン。<br />
<br />
<b>モンスターズ・ユニバーシティ</b><br />
やっぱり楽しいピクサー。でもインクの方がスキかな~。<br />
<br />
<b>ワイルドスピード ユーロミッション</b><br />
これには理屈はいりましぇん。とにかく今回もすごいことになっちゃって、笑えるよ。<br />
<br />
<b>ワールドウォーZ</b><br />
殺しても死なないゾンビ、墜落しても死なないブラピ。<br />
<br />
<b>25年目の弦楽四重奏</b><br />
これは素晴らしい脚本。クリストファー・ウォーケンが立派なチェリストで、フツーの役を!パブロ・カザルスの逸話には感動する。<br />
<br />
<b>風立ちぬ</b><br />
子どもには絶対わからん、大人の映画。クレジットで流れるユーミンの音が外れた歌がこれほどまでにマッチするとは!<br />
<br />
<b>NY恋人たちの2日間</b><br />
ジュリー・デルピー監督&主演、いろんな意味で貫録が。ウディアレンぽいコメディ。<br />
<br />
<b>マジックマイク</b><br />
スティーブン・ソダーバーグ監督。ああ、マシュー・マコノヒー!とにかくコイ、濃い映画なのに、胃がもたれないのは監督の手腕か?<br />
<br />
<b>ペーパーボーイ</b><br />
もう一回、マシュー・マコノヒー!ついでに、どうした、ジョン・キューザックー!でもって、ニコール・キッドマン!一番若いザック・エフロンが一番静か。全体的に、暑苦しくて重い空気がどよよ~ん。<br />
<br />
<b>トゥ・ザ・ワンダー</b><br />
テレンス・マリック監督。ベン・アフレック眠そうだけど、意外といい、いい。人間ではなく、風景の中に心情を映し出す、映像美だけではない深みにどっぷり。<br />
<br />
<b>オン・ザ・ロード</b><br />
セントラルステーション、モーターサイクルダイアリーズの<span style="background-color: white; color: #444444; font-family: arial, sans-serif; line-height: 10.666666984558105px;">ウォルター・サレス監督。</span>昔の青春はすごい、あ、人によるのか。若手俳優が上手い。<br />
<br />
<b>サイド・エフェクト</b><br />
ジュード・ロウ、キャサリン・セタ・ジョーンズに負けないルーニー・マーラー。それにしてもソダーバーグ監督、ほんとにこれで劇場映画終わりにするの?<br />
<br />
<b>スタートレック イン・トゥ・ダークネス</b><br />
出演者はみんなかっこいいけど、結構突っ込みどころ満載。でもTV版のすごさ(別の意味の)には負けるかな。<br />
<br />
<b>エリジウム</b><br />
第9地区では人種問題、今回は経済格差問題。同じCGでも独創性を感じるし、テーマに一本筋が通っていて、いいね。<br />
<br />
<b>ワーム・ボディズ</b><br />
アバウト・ア・ゾンビ。それにしてもニコラス・ボルト君、スマートになったなぁ。これだけゾンビ映画花盛りだから、ゾンビ側からのアプローチも大切よね。<br />
<br />
で、一番この中で好きな映画は「<span style="font-size: large;">天使の分け前</span>」。希望にあふれたこんなケン・ローチも素敵だ。そして、この映画を最後に銀座テアトルシネマは閉館した。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/TUeOQl73Peg?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<br /></div>
<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-43174652936898590852013-08-09T16:54:00.002+09:002013-08-12T15:44:01.641+09:00好きなことって、大事心躍るバレエのレッスン。<br />
<br />
しか~し、心ほど踊らない体。まず脚が上がらなくなった。特にアラベスク(後ろに足を上げる)というポーズがあるのだが、これがああミゼラブル。それから回転。目が回らないように、一点を見つめながら回るのだけれど、まったくカンが戻らない。<br />
<br />
とは言えよくなったところもある。バレエは脚を常にターンアウトする。ターンアウトとはウチマタの反対、でもガニマタではない。正しくは脚というよりもおなかの中から開く、そうすれば股関節も膝も足首も炒めない。これが以前より楽になり、1番から5番までの基本ポジションが決まりやすくなった。そして、「気持ち」。技術的なこと、例えば、脚を高く上げるとか、たくさん回るとか、高く跳ぶとか、は求めない。脚を高く上げなければ、回転が少なければ、音楽が長く使えるわけで、その分丁寧に動くことができる。そこに”できているつもり”という「気持ち」をプラスする。イメージトレーニングみたいなものかな?<br />
<br />
若いころはこの「気持ち」、がいつも前のめりになっていたなぁ。体と気持ちがぎくしゃくしてね。今はなんと楽しく踊れることか。自分が唯一自由に使える身体、しかし、思うように動かすのがなかなか難しい。ン十年を経てもまだまだ自分の体から学べることはいっぱい。好きだから続けられる、これからもずっと。<br />
<br />
現在沢山の素晴らしい日本人ダンサーが世界中で活躍している。その中の一人金子<span style="background-color: white; color: #444444; font-family: arial, sans-serif; line-height: 9.142857551574707px;">扶生(ふみ)さん、</span><span style="background-color: white; color: #444444; font-family: arial, sans-serif; line-height: 9.142857551574707px;">昨年度末の</span>英国ロイヤルバレエ「<span style="background-color: white; color: #444444; font-family: arial, sans-serif; line-height: 9.142857551574707px;">くるみ割り」で大抜擢。</span>添付の動画はリハーサル風景。<br />
<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<iframe allowfullscreen='allowfullscreen' webkitallowfullscreen='webkitallowfullscreen' mozallowfullscreen='mozallowfullscreen' width='320' height='266' src='https://www.youtube.com/embed/TAVd5lsbonE?feature=player_embedded' frameborder='0'></iframe></div>
Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-71566730792249986172013-07-17T13:45:00.000+09:002013-10-23T09:50:04.757+09:00我が家の高校生 その2お弁当に始まってお弁当に終わった(私だけか・・・)高校一年生の一学期。今週で期末テストも終了、楽しい夏休みもすぐそこ。<br />
<br />
夕食の時、期末テストから始まって、数学の話題になった。サイン・コサイン・タンジェントとか、微分・積分とか、なんとかかんとかの説明を始める我オット・・・。な、な、なんと全部覚えているのだ!オドロキ・・・(株価上昇)。ワカはというと、会話が続いているところを見ると、理系頭のようだ。私はアウェー。<br />
<br />
で、ワカに「おとーさんの頭に似たんだね。」と言うと、ワカは「えっ、似るのかなぁ・・・」 と言いながらオットの頭(ウスイ・・・)を見る。「あ、頭の内側、内側!」と思わず言ってしまう私。<br />
<br />
オットは、自分の頭の内側と外側の評価が分かれ反応がどっちつかず、「ひどい~」と言いながらも嬉しそうだった。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-7100212603892880292013-06-28T08:00:00.000+09:002013-06-28T16:10:33.710+09:00原発廃炉について<a href="http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=35966542" name="top"><span style="color: black;">まずは昨日の日経の記事</span></a><br />
<span style="color: black;"><a href="http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=35966542" name="top"><br /></a>
</span><br />
<div style="text-align: center;">
<a href="http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=35966542" name="top"><span style="color: black;">******************************</span></a></div>
<a href="http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=35966542" name="top"><span style="color: black;">「福島第1原発の廃炉費用、電気料金算入を検討 経産省」</span></a><br />
<siname><span style="font-size: xx-small;"></span></siname><br />
<div style="line-height: 22px;">
</div>
<div style="line-height: 22px;">
2013/6/25 日本経済新聞</div>
<div style="line-height: 22px;">
</div>
<div style="line-height: 22px;">
<br /></div>
<div style="line-height: 22px;">
経済産業省は東京電力福島第1原子力発電所を含めた原発の廃炉費用の一部を、電気料金に算入する検討に入った。従来は廃炉中の設備を安定させる費用のみ算入を認めていたが、<span style="color: orange;">廃炉のために導入する設備</span>の減価償却費も認める方向で検討する。事故を起こした福島第1原発は対象外とする意見もあったが、<span style="color: orange;">算入を認めることで廃炉作業を円滑にする狙いがある</span>。</div>
<div style="line-height: 22px;">
経産省は25日、原発を廃炉するための会計制度を整備する作業部会で、廃炉費用の負担のあり方について議論を始める。<span style="color: orange;">従来は40年未満しか稼働していない原発を廃炉すれば巨額の除却損が発生する一方、除却損は電気料金に算入できなかった。</span>電力会社は除却損による財務の悪化を避けるため、廃炉を決断できなくなる恐れがあった。(以下省略)</div>
<div style="line-height: 22px; text-align: center;">
******************************</div>
<div style="line-height: 22px;">
<br /></div>
<div style="line-height: 22px;">
経産省が電力会社に廃炉を促しているのはいいこと、でも、あらためて長期計画というものがなかったのだ、とアングリ・・・。40年未満しか稼働していない原発を廃炉すれば巨額の除去損がかかるって、じゃあ、40年以上の原発の廃炉は織り込み済みなので大丈夫なんですね。</div>
<div style="line-height: 22px;">
40年以上であろうが未満であろうが建設したらいつかは廃炉になるわけで、「廃炉のために導入する設備」が必要だなんていうことは専門家だったらわかっていたことですよね。フツ~に準備金なり積立金なりしておくものでしょう。</div>
<div style="line-height: 22px;">
<br /></div>
<div style="line-height: 22px;">
そんな中でじわじわと上がる電気代、「シェールガス革命だ」などど言っているけど、今はまだ円安で燃料代が高いって。あの~、半年前まではズ~ッと円高だったではないでしょか。</div>
<div style="line-height: 22px;">
そして、そして、電力会社の株主総会では「脱原発」提案は、沖縄電力を除く8社ですべて否決された。と、いうことは東電でも否決されたということだ。ナンタァルゥチィア~!!</div>
<div style="line-height: 22px;">
<br /></div>
<div style="line-height: 22px;">
しかし私たちの生活も少しずつゆるくなり始めている。震災直後は暗かった駅の照明や街灯はまた元の通り明るくなり、昼間の電車内も蛍光灯が全部スイッチオン、ビルだってエレベーターが全機動いている。自らを振り返ってもあの時のショックは薄れかけている。消費者として真剣に考えなくては。</div>
<div style="line-height: 22px;">
<br /></div>
<div style="line-height: 22px;">
大人としてとっても責任を感じるのだけれど、どうしたらいいのだろう、なさけない・・・。</div>
Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-26061748251199293452013-06-13T19:00:00.000+09:002013-06-18T13:51:44.853+09:00電子レンジやめて、蒸し器電力会社は電力需要を契約電力から予測する。契約電力というのは使う電力の合計ではなく、家にある電気製品を同時に一番多く使用した電力の最高値をもとにしている。例えば、ある真夏の日、台所では食洗機と炊飯器と電子レンジと電気ポット、洗面所では洗濯機とドライヤー、居間ではテレビ、部屋ではパソコンとステレオ、そしてその全部の部屋のクーラーがON。マックスで家電製品を使うときに合わせて契約電力が決められるわけだ。そのマックス電力を記録した同じ日でも、人が家にいなければ冷蔵庫が一人さみしく活動しているだけのときだってある。今の家に入居するときは何も聞かれず施工業者が60Aを契約していた。<br />
<br />
震災の後、節電を心がけながら、契約電力も見直した。契約電力を減らす家庭が多いと新聞で読んだので、この調子でいけば家庭の電力需要予測も減るだろうと思えた。我が家は60Aから40Aに変更することにした。夏場は電力不足が叫ばれていたので歓迎されると思いきや、電力会社の人は50Aにしておいてはどうですか?と言ってたなぁ。我が家は電気ポットも炊飯器もないし、電力会社のHPでシュミレーションしたから、40Aにしてからも一度もブレーカーは落ちていない。とは言え、夏場は2人の暑がり男達クーラーがないと大変なことになるので、冷房中は電子レンジに気をつけなくてはと思っていた。<br />
<br />
さて先月、4月分の電力料金を見ると前月から約2千円も上がっていた。すごい値上げではないか!と腹が立ちそうになったのだが、しかし、ちょっと考えて、チ~ン!思い当たるフシがある。電子レンジ。4月に入ってお弁当作りが始まり、電子レンジの出番が各段に増えたのだ。毎朝、冷凍ご飯をチン、野菜もチン、魚も「魔法のお皿」でチン。すっかり消費電力のことなど忘れてしまっていた。反省。<br />
<br />
そこで電子レンジを極力使わず、蒸し器を使うことにした。前の晩冷凍庫から冷蔵庫に移して半解凍しておけば、ラップで包んだご飯160グラムx2位の量だったら、お湯が沸騰してから約5分でふっくらと炊き立てのようなご飯に仕上がる。電気を使わなくてもガスを使っているわけだから無駄にしないよう、蒸し器の下段も利用して同時に卵や野菜を一緒にゆでる。<br />
<br />
冷凍ごはん160グラムを解凍するのに3分20秒x2回で約7分、副菜をチンしたらプラス数分。お湯が沸騰するまでの時間を考慮しても、蒸し器を使うことによって調理時間が伸びるということはない。洗い物は増えるのではあるが。こうしてひと月、極力電子レンジを使用しないでお弁当を作ってみた。そしたら5月分の電気料金はしっかり2千円弱安くなっていた。電気使用量を減らしたこの爽快感。<br />
<br />
ガス代はまだ見ていないけれど、ガスレンジよりもガス湯沸かし器の温度設定が肝心かと思われる。我が家の男連中は暑がりでシャワー温度はなんと35度。サブッ。だから夏はいつもガス代がかなりお安くなる。上手な家庭でのエネルギーミックスを実現してみたい。今年の夏の節電は一昨年、去年ほど騒がれていないけれど、私ができるのはこれくらい、細々と続けていこう、節電。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-46253263139635400122013-06-05T08:00:00.000+09:002013-09-24T15:07:36.349+09:00クイジナートフードプロセッサーでフォカッチャ先生のお人柄と技術、気のおけない友人との”試食”&”おしゃべり”で続けてこられたパン教室もそろそろ2年。一度も一人で焼いたことがなかったパンだけど、「ニーダーがあったらできるかも?ここらでちょいと実験してみようか」という意欲も出てきた・・・り、引っ込んだり。我が家のキッチンにも置ける小型のニーダーを探すこと数か月、クイジナートのパンコネ機能付きフードプロセッサーが気になっていた。<br />
<br />
ある土曜日の昼下がり、アマゾンを見ながら買おうか買うまいかPCの前でジト~ッとしていたら、オットが「まだぶつぶつ言ってるの?早く買えば~」って。確かにお店で買う8掛けの価格で送料無料、円安だし買い時かとポチッ。さあ、来週末はいよいよパン作りだな~と思っていたら、なんと翌日の朝10時、宅急便さん現る。もう到着してしまった。びっくりしていたら、「アマゾンさん速いんですよ」と宅急便のお兄さん、あんまりさわやかにほかの会社をほめるから、「いえいえ、宅急便さんも速いからじゃないですか。」と言ったら、お兄さん、照れていた。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-sOGRqzfJIbY/Ua1VFvCZXsI/AAAAAAAABc8/ZyJ13XG_Kv4/s1600/Quisi.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" src="http://1.bp.blogspot.com/-sOGRqzfJIbY/Ua1VFvCZXsI/AAAAAAAABc8/ZyJ13XG_Kv4/s320/Quisi.jpg" height="320" width="239" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">余熱で一次発酵中</td></tr>
</tbody></table>
さて、せっかく日曜日に届いたので、型やら器具が必要ないフォカッチャを作ることにした。しかし、パン教室のレシピとクイジナートのレシピを見比べると、こねる時間と水の量に大きな違い。パン教室は20分、クイジナートは1分30秒。ゼ~ンゼン違うではないか。そして粉の量は同じなのに、クイジナートのレシピの仕込み水は2割ほど少ない。まだ生地の様子を見ながら臨機応変にできるような技術はないし。困る。<br />
<br />
しょうがないから適当にやってみることにした。まずたまげたのはモーターの威力で、スイッチを入れると、ガガガガ~と激しい音。水を入れるとまずまず音が大きくなり、機械そのものが振動でドドドと動くき出す。こ、コワイ。何か間違えたことしちゃったかしら?爆発か?感電覚悟で機械を抑えながら1分半回し続けると、スルスルスル~と生地が一つにまとまり、激しい振動も収まった。とりあえず少ないほうの水の量で試して、まだコナコナだったら水を足そうかと思ったけど、まとまったからもう水を足すのはやめた。あとから説明書を読んでみたら(先に読めって?)、コネ時間が少ないので水の蒸発が抑えられ、その結果仕込み水が少なくてすむらしい。<br />
<br />
次の困ったは焼成。我が家のガスオーブンは完全にアナログなので、下火と天火の時間配分、火力、はたまたオーブンのどの段におけばいいかなどなどが全く分からない。これも適当に真ん中の段に置き、下火から始めて見た。何となく焼けたみたいなので、今度は天火に変えて焦がさないように上部を焼く。じっとオーブンにぴたりと張り付き中を観察。あ、暑い・・・。<br />
<br />
そんなこんなで奇跡的に初めてのフォカッチャは成功して、男衆には大評判。ありがたくも週末になると「フォカッチャ食べたいなぁ」と催促され、ここ3週間焼いている。だんだんコツがつかめてきたから、お客さんにお出しできる日も近い。クイジナートのフードプロセッサーでパンコネ、とりあえず良い選択だったわ。<br />
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-XY7dKuosYac/Ua6BtTjLHbI/AAAAAAAABdM/G6Qw1O4TxJM/s1600/006.JPG" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" src="http://2.bp.blogspot.com/-XY7dKuosYac/Ua6BtTjLHbI/AAAAAAAABdM/G6Qw1O4TxJM/s320/006.JPG" height="320" width="240" /></a><br />
<br />
クイジナートフードプロセッサーで作るフォカッチャ<br />
<br />
1.強力粉 300グラム、砂糖5グラム、塩5グラム を混ぜる<br />
2.イースト6グラムを少量のぬるま湯で溶いておく<br />
3.クイジナートのニーダーに粉とイースト、オリーブオイル大匙1を入れパルスを数回押す<br />
4.スイッチをONにし、30秒くらいかけて水を170グラム入れる(様子を見ながら追加)<br />
5.水を入れ2分半、生地が一つにまとまったらスイッチを切る<br />
6.取り出して丸めなおしニーダーに戻し固く絞った濡れ布巾を載せて余熱で一次発酵30分<br />
7.取り出して四角く伸ばして型に入れ、濡れ布巾を載せ二次発酵10分<br />
8.指で表面に穴をあけ、オリーブオイルとガーリックパウダーとローズマリーを散らして発酵20分(様子を見つつ)<br />
9.焼成は200度、下火10分、天火4分<br />
<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-48108693432203554792013-05-13T12:30:00.000+09:002013-05-15T10:30:41.561+09:00お弁当ワカの高校進学にお弁当作りがもれなくついてきた。<br />
トイレにいけない、歩けない、ご飯が食べられない、お着替えできない、etc. etc….と一人では何もできない赤ちゃんのころからはじまった通勤&通園のあわただしい朝も、気が付けばしてやれることはお弁当作りだけになってしまった。<br />
<br />
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; margin-left: 1em; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-NQwpaZ0mEW0/UZBLXGa-9rI/AAAAAAAABcs/iC3uDIL_Iwg/s1600/IMG_1190%5B1%5D.JPG" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="320" src="http://4.bp.blogspot.com/-NQwpaZ0mEW0/UZBLXGa-9rI/AAAAAAAABcs/iC3uDIL_Iwg/s320/IMG_1190%5B1%5D.JPG" width="240" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">メカジキとがめ煮</td></tr>
</tbody></table>
今まで学校が長期休みの時は学童保育に持たせていたけれどそれも長くて夏休みの40日位、食べ盛り男子のお弁当を毎日となるとちょっと考えちゃう。保育園で知り合ったお母さんが本を出されたと人づてに聞いて、さっそく買ってみた。「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%9D%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8A%E3%81%B9%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%86-%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF-2531-ei-cooking/dp/4777925811">朝作らないおべんとう</a>」って、なんとタイムリーな。考えてみたら子どもが同い年だから、あちらもお弁当作りが始まったのね。<br />
<br />
料理云々のまえに、準備の項を読んで、「ええっ?」だったのが、”食材が完全に冷めてからお弁当箱に詰める”。 そんなこと一度もやったことな~し。”日の丸弁当の梅干しはご飯を腐らせないため”、程度の知識はあるけれど、朝作ったものが昼までに腐るなんてこと、ちっとも考えず。わたしが高校生のころ、学校で保冷剤を付けたお弁当なぞ見たことがなかったし。念のため母に聞いたら「あら、そうなの。あんまり意識してなかったわ、大丈夫よ。」てな具合。親子してこれだから。そういえば会社でもみんなお弁当を冷蔵庫に入れているなぁ。じゃあ、明日から完全に冷ますかって?ん~、そんなに早起きできないし、ウヤムヤ~。<br />
<br />
さて本題、「朝作らないおべんとう」には作り置きからお弁当を意識した晩御飯などヒントがいっぱい。しかし残念なことに我が家はオットが肉類と卵(ケーキは食べるのに)を食さないので、夕食はあまりあてにならず。 しょうがないから晩御飯の片づけが終わってから、冷凍保存用に肉料理を始める。もちろん食欲はないし、胸焼けしそうだし、気が重いな~とおもっていたら、なんとなんと、これが意外に楽しい。空きっ腹でとりかかるよりも、キモチにゆとりがあるので丁寧に料理ができる。料理も体力だ。<br />
<br />
作り置きだけでは足りないとき、朝手軽に調理ができるように電子レンジで発熱する「<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E9%9B%BB%E5%AD%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%81%A7%E7%99%BA%E7%86%B1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E7%9A%BF-%E7%84%BC%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%93%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88-%E4%B8%A1%E9%9D%A2%E7%84%BC%E3%81%8D%E8%A7%92%E5%9E%8B-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-YR-6018/dp/B00A3MXS18/ref=pd_sxp_grid_pt_0_0">焼けるんプレート</a>」も買ってみた。おもに魚の加熱に使うのだけれど、これが予想以上の優れもの。まず匂いがほとんど出ないし、ついでに後片付けが簡単。ただし出来上がりは、”焼いた”というより”蒸した”といった感じ。<br />
<br />
このひと月、気が付くとお弁当のメニューを考えている始末。新しい趣味にはまったというよりも、なんだか強迫観念に近いような。出来上がりの味見もしたいし一つも二つも一緒だから私もお弁当を会社に持参。早寝早起き&手創りのお昼、一番自分のためになっていたりして。<br />
<br />
というわけで、お弁当のメニュー募集中!!<br />
<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com12tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-42383716139051859222013-04-24T08:00:00.000+09:002013-06-05T09:44:48.847+09:00我が家の高校生 その1高校生ともなると親からあれこれ聞かれて返事をするのはメンドクサイだろうと、あまり質問しないようにしている。とはいえ夕食時に黙ってもくもくと食べるのもかえってわざとらしいので、学校の感想を聞いてみた。<br />
<br />
月曜日、<br />
「初めての音楽の授業、どうだった?」<br />
目を輝かせながら、「先生がキレイだった!」<br />
<br />
火曜日、<br />
「英語の授業、どうだった?」<br />
満面の笑みを浮かべながら、「先生が美人だった!」<br />
<br />
喜々として話してくれるのは嬉しいのだけれど、何となく私が期待している答えと方向が違う~。まずは、今日も明るい食卓。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com6tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-13983634559251837462013-04-12T12:34:00.001+09:002013-04-12T17:17:00.059+09:00東京の電車とバスワカの学校は最寄駅が複数あり、しかも、副都心線と東横線が相互乗り入れになったことで、通学経路の選択肢が増えてしまった。選択肢が多くて良いではないかと思うかもしれないが、言い換えれば1本で到達できない場所にあるということで、加えて、時間と運賃を比べると正比例どころかしっかりと反比例しているから悩ましい。<br />
最短ルートは相互乗り入れのため乗り換えはたった一回なのに、4社の路線にまたがるので<b><span style="font-size: large;">初乗り運賃払いまくり~</span></b>。最もお安いルートはちょっと遠回りの2回乗り換え、最短ルートより20分程余計に時間がかかる。全ての経路の中で乗り換えも乗車中も楽ちんそうなのが、電車&バス。<br />
<br />
登校時は始発停留所から乗車するので時間も読めるし、なにより座って行ける。バス停を降りると学校まで1分、何度か乗ってみたけれど快適、快適。そこでこのルートを第一候補にした。しかし、バスの通学定期が結構なお値段てことが判明。電車だと1ヶ月約2100円のところがなんと7200円、およそ3倍!それを聞いたワカ、「時間かかっても構わないから、一番安いルートで行くよ」。毎日の通勤でげっそりしている私は快適ならしょうがないかと思っていたが、成長したワカの言葉に感心、さすが私の子だ(ええっ??)、よしっ、若者よ早起きして頑張れ。<br />
<br />
例えばドイツの都市はゾーンが決まっていて、定期券を購入するとそのゾーン内はバスも地下鉄も路面電車も乗れる。東京の公共交通は便利、安全、清潔、だけど、会社が沢山ありすぎて料金体系が面倒だ。せっかく相互乗り入れで乗車や乗り換え時間が節約できても、運賃が高くなってしまったら通学定期だけでなく、通勤費を支払っている企業にとってもいいことは無い。せめても都営とメトロの運賃一元化を図り、初乗り運賃の負担をなくすべき。九段下の「バカの壁」が撤去されたように、ここは一つ是非、猪瀬さんに公約を実現して欲しいと思っている。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-76927059297514056132013-04-10T12:30:00.000+09:002013-04-11T16:16:17.771+09:00映画ひとこと 3月2月頭から続いていた咳が治まり始めた3月、桜の便りとともに鼻水とくしゃみに襲われる。せっかく治った咳がまたぶり返してしまった(;_;)。この時期は大晦日@アメ横のような賑わいの耳鼻咽喉科に駆け込む。<br />
<br />
お医者さん曰く、鼻カメラでモニターに映った映像を見ながら「典型的なアレルギー症状です。」 とっても忙しいお医者さんは「なんの薬がいいですか?」と患者に聞いてくる。お医者さんと問答する暇もなく、これまた忙しそうな看護婦さんに吸入器の前にとっとと追っ払われてしまった。<br />
お薬は”アレグラ”、眠たくならず、喉も乾かず、ゆっくりと効き目が現れ、鼻水も咳も緩やかに治まる。<br />
3月もあまり体調が優れず血が飛び散るような映画を見る気がしない。というわけで、残念ながら「ジャンゴ」はパスしてしまった。<br />
<br />
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<a href="http://1.bp.blogspot.com/-rsgm-EcbuzY/UWTGFF4BiyI/AAAAAAAABbg/wompKnsk69A/s1600/savages.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://1.bp.blogspot.com/-rsgm-EcbuzY/UWTGFF4BiyI/AAAAAAAABbg/wompKnsk69A/s200/savages.jpg" width="126" /></a>
SAVAGES</h4>
オリバーストーン監督。残酷そうなのでオットが予約を入れたとき、上記の理由で気乗りがしなかった。はたして、血も飛び散るし痛そうなシーンが満載だけど、見てよかったのだ、これが! まず、映像がとても美しい。ストーリーがうまく組み立てられていて、過激なシーンもそれほど気にならない。3人の若者は綺麗だし演技も上手だが、なんといってもベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラボルタが強烈すぎて、主役であるはずの若者たちが霞んでしまう。ベテラン3人は完全に役を楽しんでいるようだ。こういうエンディング、トワイライトの最終章でもそうだったけど、流行りなのかな?<br />
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クラウド・アトラス<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-taecl22MNKI/UWTGeWuDqKI/AAAAAAAABcA/C5RkM85dBzA/s1600/cloud.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://1.bp.blogspot.com/-taecl22MNKI/UWTGeWuDqKI/AAAAAAAABcA/C5RkM85dBzA/s200/cloud.jpg" width="135" /></a></div>
</h4>
19世紀から文明が崩壊してしまった未来社会までの6つの時代のストーリーが並行して進んでいく。13人の役者が時には特殊メイクを施して、多い人でひとり6役程をこなす。バラバラに進んで行くストーリーがとてもうまくモザイクのように組み合わさり、時代を超えたモラル、というより大きな宗教的な思考に辿りつく。「袖触合うも他生の縁」という考え方が西洋にもあるのか、と思っていたら原作者の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB">ディヴィット・ミッチェル</a>は少なからず日本と縁がある。172分、長く感じない。<br />
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マスター<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-qBvEBZv-qgY/UWTGLnC9a1I/AAAAAAAABbo/a92c5ki_NRc/s1600/master.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://1.bp.blogspot.com/-qBvEBZv-qgY/UWTGLnC9a1I/AAAAAAAABbo/a92c5ki_NRc/s200/master.jpg" width="135" /></a></div>
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ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、は本当にコイ、しかし本当に凄い役者だ。顔だけでなく頭の先からつま先まで全てを自由自在に使って演じている。「生きる」とか「信じる」とかが「何である」というよりも「簡単には説明できない」、ということが淡々と描かれている。人間の根底でのつながりは理屈がつけられない、そんな人間関係に嫉妬する妻を演じたエイミー・アダムスもとてもよかった。音楽、映像ともに、何か普遍的なものを感じさせる素晴らしい一篇。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://3.bp.blogspot.com/-3YwUyoTQXzk/UWTGSRKgSoI/AAAAAAAABbw/EJHZ0yPndcI/s1600/arbitlage.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://3.bp.blogspot.com/-3YwUyoTQXzk/UWTGSRKgSoI/AAAAAAAABbw/EJHZ0yPndcI/s200/arbitlage.jpg" width="135" /></a></div>
キング・オブ・マンハッタン</h4>
原題は「Arbitrage」、邦題は苦肉の策なのだろう。上流階級の人間がスラム街に住む若者に運命を託さざるを得ない、という展開が皮肉。妻は夫の稼ぎをせっせとチャリティーにつぎ込む、金持ちが嫌いな刑事はスラム街の若者を悪気も無く利用する。主人公のような人間ははっきり言って嫌いなタイプだけれど、刑事も意地悪だし、役者対決でティム・ロス(刑事)vsリチャード・ギア(金持ち主人公)だとだんだん主人公に肩入れしたくなってくる。<br />
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アンナ・カレーニナ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://1.bp.blogspot.com/-IR3Xo-pz-1U/UWTGXFjr0KI/AAAAAAAABb4/waCCxtXHhJE/s1600/anna.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://1.bp.blogspot.com/-IR3Xo-pz-1U/UWTGXFjr0KI/AAAAAAAABb4/waCCxtXHhJE/s200/anna.jpg" width="135" /></a></div>
</h4>
貴族の虚栄社会を舞台に見立てた素晴らしい演出。アンナは舞台を離れ野外にも出る。なすすべもなく朽ち果てていくだけではないところが今までの解釈と少々違う。しかし、心は自由になったのに、最後まで舞台から降りることができなかったアンナ、一方舞台から降りて夫に付いていくキティ。この対照的な姿は、トルストイの思想を大変わかりやすく映し出し、大変賢い演出だ。<br />
また映画ならではの繊細な表情、手の動きまでを捉えたカメラワークで役者の個性が際立つ。キーラ・ナイトレイが輝くような美しさ。我が家の男衆絶賛。ジュード・ロウは完全に年配の役、自分の持つ色気を抑えるのも役者の仕事、最後の草原に身を置く姿が美しく、普通抱くアンナの夫のイメージと少々違う。あらすじがわかっているだけに、そのあわれな「アンナ・カレーニナ」を見るのは気が進まなかったが、こんな素晴らしい「戯曲」が見られるとは思っても見なかった。もう一度見たい。Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-81152802278976269732013-04-05T00:30:00.000+09:002013-04-26T11:28:30.568+09:00東横線渋谷駅 その後<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
東横線が副都心線に乗り入れて初めての月曜日、さぞかし渋谷駅はコンランしているのではないかと、少々早めに家を出た。適当な車両に乗り、渋谷駅で降りる。人の波がぎこちない、というかとまどう羊の群れのようだ。一番近くの階段であれよあれよと言う間に駅員さんに誘導され、エスカレーターに乗らされる。エスカレーターを上がると、おそらくメトロの駅員さんだと思うが、人間の鎖を作って立っている。駅員さんいつにもまして<span style="color: #e06666; font-size: large;">テンション高い</span>。何かが乗り移ったようで、ちょっとコワかった。一斉に張り合うように声を上げて叫ぶので、何を言っているのかわからないし、そこに放送の声もかぶさり、さながら青物市場(行ったことないけど)のようだ。羊さんたちは追い立てられるように階段をのぼらされ半蔵門のホームに。あさっての方向に行ってしまうこともなかったけれど、大回りさせられたような気分。しかし、おやおや?降車駅にはいつもより早く到着している。思いっきり文句を言うつもりだったのに拍子抜け。<br />
<br />
さて、帰宅。渋谷駅東横線ホームは4車線から2車線になり、今度こそはさぞや混雑しているだろうと思いきや、それほどでもない。始発駅ではなくなったので座って帰ることもできなくなるな、と思ったらなんと各駅電車はガラガラで到着、みんな<span style="color: #93c47d; font-size: large;">どこに行っちゃったのだろう</span>。電車の運行そのものには関係ないが、帰宅しても何となくしっくりこない日がしばらく続いた。「一体どこから電車に乗ってきたんだっけ?」というモヤモヤした感覚だ。地上の渋谷駅でのいつもの乗り換えではないので、何か空間がずれたような・・・。たいした出来事ではないのに、習慣化された行動が意識に与える影響っておもしろい。<br />
<br />
そして約半月が経ち相互乗り入れは、プラマイゼロといったところか。まずプラス、乗り換え時間が短縮されたこと。それから、渋谷駅で出口が増え、通勤客が各車両に分散、かつ、特急が10両編成になり輸送量が増え、混雑がすこ~し(ホンのすこしよ!)緩和されたこと。ただしこれは東横線から半蔵門線に乗り換えの場合のみ、<span style="color: #93c47d; font-size: large;">JR、銀座線、井の頭線、バスに乗り換えの方たちは絶対違う</span>と思う。<br />
マイナスは<span style="color: #ffd966; font-size: large;">駅の狭さ</span>。せっかく深~く掘ったのに、どうしてもう少し広くしなかったのか。ホームも狭いし乗り換えの階段も狭い。地震や火事が起きたら、なんて、想像するのもコワイくらいだ。まあ、銀座線の渋谷駅も狭いことは狭いけれどね。<br />
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帰宅途中に「渋谷で買い物」って気分は皆無。お財布にはプラスだけど、いざと言う時にとても便利だった「東横のれん街」はもう便利ではなくなっちゃった。しかもマークシティへ引っ越してますます遠のいてしまった。地下5階は思いのほか地上から遠い。<br />
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Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-86221009757143283832013-04-01T12:39:00.002+09:002013-04-04T11:34:04.155+09:00映画ひとこと 2月1月の終わり、発熱、関節の痛み、食欲不振で沈没。やっと起き上がれるようになってからクリニックに行くと、「インフルエンザかも」と言われる。発熱後48時間とっくに過ぎているので、検査せず咳止めの薬だけ処方してもらう。新型の時と同じでそれからが大変、咳が全然止まらない。涙目になりながらクリニックに行くと「喘息になったことありますか?」。「小児喘息はありますけれど、そんなの関係ないですよね。」「いや、あるんですよ。咳が止まりにくい」。ということで、2月前半は咳に悩まされクラ~イ冬を送ってしまう。<br />
そんなこんなで、2月後半追い込みでガガガっと観た映画。<br />
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<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-D6ctG7t-eGI/UVjxM3QuJUI/AAAAAAAABZo/syuJhXaZp-s/s1600/Albert.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://1.bp.blogspot.com/-D6ctG7t-eGI/UVjxM3QuJUI/AAAAAAAABZo/syuJhXaZp-s/s200/Albert.jpg" width="135" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">アルバート氏の人生</td></tr>
</tbody></table>
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アルバート氏の人生</h4>
階層社会の中で弱い立場の人々、その中でもっと弱い立場が女性。女優としてアルバートを演じることは役者冥利につきるであろう。グレン・クローズの技量に目が行ってしまい、物語に普遍性を感じることができなかったのは、私の想像力が欠けていたからか・・・?<br />
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テッド</h4>
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<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifN1Y5Qj2Whngn-vzpWQiashaV-nQhQeOFpKAdgyRXDMhlbpMANSeNXMDqpK6hCS83nuHSgHVfIuluA6J31e4wwF8unwy5cOFK78hrt9DJRw9MOox6du8K8enSs9qj_cE0vQc8/s1600/ted.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; float: right; margin-bottom: 1em; margin-left: 1em;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEifN1Y5Qj2Whngn-vzpWQiashaV-nQhQeOFpKAdgyRXDMhlbpMANSeNXMDqpK6hCS83nuHSgHVfIuluA6J31e4wwF8unwy5cOFK78hrt9DJRw9MOox6du8K8enSs9qj_cE0vQc8/s200/ted.jpg" width="126" /></a></h4>
珍しくTVCMまで流し、かなり前から宣伝していた。日本サイドの配給会社は試写をせずに、”しゃべる熊さん”はかわいいもの好きの日本人にウケると思っていたのじゃないだろうか。日本語に訳せないスラングの連発はまだしも、ドラッグになるとちょっと~!いくつかは笑えたけれど、日本人には厳しいネタ、ジョークのオンパレード。<br />
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マリーゴールドホテル出会いましょう</h4>
<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; margin-right: 1em; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUHuSIpoOjE4CINOf_rZDc6XyGjQhOoMt664QPbOQ_QHK6BASl-kqwTvdIy-uTcNoVwl4MmGDemhb5AWtS9hxk2X68RkFxCGSpHf2Feh9vtmTDuakDE612bn_945GwHBeW42fa/s1600/gold.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhUHuSIpoOjE4CINOf_rZDc6XyGjQhOoMt664QPbOQ_QHK6BASl-kqwTvdIy-uTcNoVwl4MmGDemhb5AWtS9hxk2X68RkFxCGSpHf2Feh9vtmTDuakDE612bn_945GwHBeW42fa/s200/gold.jpg" width="135" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">マリーゴールドホテル出会いましょう</td></tr>
</tbody></table>
期待していなかったのに、とっても面白くてかなり得した気分。イギリス人俳優は本当に素晴らしい。年配といいますか貫禄があるといいますか、あのジュディ・ディンチが見せる繊細な美しい表情、女の私でも彼女に恋する男性の気持ちがわかるくらい。近い将来、日本のリタイア組も母国を離れ、このようになるのだろう、いや、もうなっているのかな。異文化間というより世代間の違いを見つめ直さないといけないと思った次第。<br />
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ムーライズ・キングダム</h4>
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; margin-left: 1em; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-p3TObqHJwz0/UVjx0djDFII/AAAAAAAABZ4/ifzQSKd8B5c/s1600/moon.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://3.bp.blogspot.com/-p3TObqHJwz0/UVjx0djDFII/AAAAAAAABZ4/ifzQSKd8B5c/s200/moon.jpg" width="135" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ムーンライズキングダム</td></tr>
</tbody></table>
動く絵画のような大変美しい映画。デッドアングルがひとつも無く、どのコマをとっても絵になる。全てが計算され尽くしていて、それでいて重たくない。パーセルの曲をモチーフにした「青少年のための管弦楽入門」、まさにこの曲のように人間関係がかぶさっていく。最後にはオリジナルの曲、これもとてもいい。アクションスターのイメージが強いけれど、ぼやっとした人物をさせると右に出る人はいないブルース・ウィルス。エドワードノートンは地でいっているのか?<br />
もう一回観たい。<br />
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ライフオブパイ<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="http://2.bp.blogspot.com/-AGspLkaLkfM/UVrYP83eJII/AAAAAAAABaw/kmfexlvJFXA/s1600/PI.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; float: left; margin-bottom: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="http://2.bp.blogspot.com/-AGspLkaLkfM/UVrYP83eJII/AAAAAAAABaw/kmfexlvJFXA/s200/PI.jpg" width="134" /></a></div>
</h4>
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トラと漂流というとどんな話になるのだろうとおもっていたら、なんとすばらしい・・・。アン・リー監督は私のもっとも好きな監督の一人だ。映像がこの上なく美しいのはもちろんのこと、ここまで映し出すことができる監督のイマジネーション、洞察力、思慮深さ、謙虚さに脱帽だ。自然と生命が織り成す雄大な歴史を感じる。イソップ物語であったり、民話であったり、さまざまなメタファーをもって人間は哲学を語ってきた。現実を見据え、俯瞰的な視点をもつことのすばらしさ。<br />
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<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
</div>
<h4>
ゼロ・ダーク・サーティ</h4>
<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; margin-left: 1em; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-YhG6gDTiMzI/UVj8mX4yqII/AAAAAAAABaQ/RIjAQ8qq1sc/s1600/zero.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://4.bp.blogspot.com/-YhG6gDTiMzI/UVj8mX4yqII/AAAAAAAABaQ/RIjAQ8qq1sc/s200/zero.jpg" width="135" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">ゼロ・ダーク・サーティ</td></tr>
</tbody></table>
こういうのを骨太というのだろう。キャスリン・ビグロー監督の境界線を心得た映像は、くどすぎず説得感がある。拷問や自爆テロより恐ろしいのは、クライマックスでのビン・ラーディンの捜索シーン。暗い室内を特殊部隊の隊員の目で動き回るカメラ、まるでゲームの世界だ。最後に主人公が流した涙の意味、これをいかに観客が読み取るか。なんのために多くの人たちの血が流れるのか、虚しいばかりである。かなりオススメの一作。<br />
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<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjcpFpLzGMNQltTnd1xPVrwnOse6r_pSYsVGczqDo4zKOx8OXQbXgDzkoDC5bGYuh4S3XJY8u7rMi7ex7pfEZAXWPSwCt1WSaBw9-VJlXLEJ14NiYW9JkuBd91BES3NZjcqJ1Q/s1600/play.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhjcpFpLzGMNQltTnd1xPVrwnOse6r_pSYsVGczqDo4zKOx8OXQbXgDzkoDC5bGYuh4S3XJY8u7rMi7ex7pfEZAXWPSwCt1WSaBw9-VJlXLEJ14NiYW9JkuBd91BES3NZjcqJ1Q/s200/play.jpg" width="135" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">世界に一つのプレイブック</td></tr>
</tbody></table>
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世界に一つのプレイブック</h4>
一つずつずれたボタンをかけ直すのは、難しくないけれど少々面倒。心や人間関係を立て直す日常生活、最初は全てがチグハグなのに、パタパタと丸く収まっていく様子は見ていて楽しい。アカデミー賞作品賞にノミネートされるほどかな?とは思いつつも、ほろ苦いユーモアに苦笑い。選曲がいい。「ハンガーゲーム」の彼女はまだ若いのに堂々としたもの。<br />
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<table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; margin-left: 1em; text-align: right;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://3.bp.blogspot.com/-SnN27hdIOTQ/UVjyemufRkI/AAAAAAAABaI/oi70Z-ycwtQ/s1600/bache.jpg" imageanchor="1" style="clear: right; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="200" src="http://3.bp.blogspot.com/-SnN27hdIOTQ/UVjyemufRkI/AAAAAAAABaI/oi70Z-ycwtQ/s200/bache.jpg" width="134" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">バチェロレッテ</td></tr>
</tbody></table>
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バチェロレッテ</h4>
ドタバタ・・・Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-90992928865343996242013-03-22T00:30:00.000+09:002013-03-23T22:50:03.601+09:00渋谷駅狂騒曲<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: right; text-align: center;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://1.bp.blogspot.com/-2XWrEkY6xSI/UUv8IjbzfWI/AAAAAAAABZM/dLAvNb888Qo/s1600/iphone.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="320" src="http://1.bp.blogspot.com/-2XWrEkY6xSI/UUv8IjbzfWI/AAAAAAAABZM/dLAvNb888Qo/s320/iphone.jpg" width="240" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">銀座線の階段付近から振り返る</td></tr>
</tbody></table>
3月16日、東横線渋谷駅が地下に潜り副都心線とつながった。<br />
地上の渋谷駅が最後となる15日は、それはもう激しい人、人、人。私も通勤通学でン十年お世話になっただけに、当たり前の風景がなくなってしまうことの寂しさは否めない。鉄道ファンだけでなく、渋谷駅を最後に一目みようという人たちが立ち寄っていたのだろう。<br />
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東横線はほとんど高架を走っているのだけれど、私の住んでいる辺りにはいくつか踏切がある。電車を近くで撮影できる格好のスポットらしく、15日が近づくと近所の踏切には、脚立と立派な望遠レンズのついたカメラを持つファンの人垣。安全確認のためか、15日はその全部の踏切に東急の人たちが立っていた。<br />
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<table cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="float: left; text-align: left;"><tbody>
<tr><td style="text-align: center;"><a href="http://4.bp.blogspot.com/-D_2ufW5yP8k/UUv8JS7rFfI/AAAAAAAABZU/VKyHIOly0KA/s1600/iphone+001.jpg" imageanchor="1" style="clear: left; margin-bottom: 1em; margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" height="320" src="http://4.bp.blogspot.com/-D_2ufW5yP8k/UUv8JS7rFfI/AAAAAAAABZU/VKyHIOly0KA/s320/iphone+001.jpg" width="240" /></a></td></tr>
<tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">プラットホームはカーブしていたので、<br />
こーんな広い隙間があった<br />
たまに人が落ちたらしい</td></tr>
</tbody></table>
渋谷代官山間が地下化されることにより、車窓からの景色が見られなくのが残念だ。代官山を過ぎた辺りからの風景を、たとえば「混んだ電車から降りられる」という安心、「乗り換えの階段が結構長い」という憂鬱さ、そんな気持ちでながめていた。学生時代、読んでいた文庫本やら試験勉強のプリントをカバンにしまい外を見ると、銀扇閣という2階建て簡易宿(?)が見えて犬が2匹遊んでいた。社会人になりたての頃、ウォークマンを聞きながら車窓を眺めると、ビリージョエルの歌と渋谷の町が意外や意外、マッチしていてちょっと嬉しかった。ひっそりとした同潤会アパートが消え代官山アドレスがニョッキリ、でも本多記念教会はそこにあるし、大きな都営アパートやJRをまたぐ陸橋も昔から変わらない。JR山手線の上を走る辺りでガガガガ~とカーブを切り、ゆっくりした速度で並木橋を超えると「さあ、渋谷ダワ!」と感じた。<br />
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晴れの日も、雨の日も、風の日も、毎日毎日何も考えずにぼーっと眺めた車窓からの風景は、意外と脳裏に残っているものだ。 はっきり言ってお世辞にも綺麗な景色とは言い難かったけれど、紛れもなく私の一日の始まりと終わりをを縁どっていた風景だった。<br />
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15日は名残を惜しむ人たちでなかなか駅を閉めることができなかったらしいが、駅長が登場して敬礼をすると収まったらしい。駅長さんはエライ。そして代官山の線路接続工事がなんと4時間で完璧に終了し、翌日からは当たり前のように東横線はトンネルの中に飲み込まれていった。<br />
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一区切りは着いたものの、新しい駅の乗り換えになれるにはちょっと時間がかかりそうだ。銀座線渋谷駅の移動、埼京線ホームの移動、東横のれん街の引越し、高層ビルの建設、まだまだ渋谷狂騒曲は続いていく。<br />
<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com4tag:blogger.com,1999:blog-35966542.post-27929960396737280232013-03-13T12:30:00.000+09:002013-03-17T19:46:36.553+09:00旅立ちの春ワカの高校受験が終わり、なんと3月も既に半ば。進学先も決まりほっと一息、来週は義務教育最後の卒業式。思い起こせば産婦人科の先生と助産婦さん、保育園の保育士さん、小学校と学童保育の先生、ピアノの先生、中学校の先生、塾の先生と、なんと多くの人たちに見守られながら大きくなってきたことか。地域の皆さんに育てられて、無事に義務教育を終えることができた。感謝、感謝である。<br />
<br />
そして、そんな春の一日、ワカの小さな友達との別れがあった。ワカが私のお腹にいた春の日、近所で野良猫が赤ちゃんを産んだ。ある日母猫はいなくなり、一匹だけ子猫がおいてけぼりされていた。子猫の頭の上の電線にはカラスが「カ~!」。見るに見かねて母が拾ってきたのがミミちゃん。ワカと同い年15歳のミミちゃんは、名前と同じ3月3日の夜、静かに眠りについた。<br />
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一週間ほど前から食べ物を受付なくなり、それでもよしよしするとゴロゴロと喉を鳴らし、決して辛い顔を見せない。何度も猫ちゃんを看取ってきたけれど、その度に動物の安らかで静寂な最後には尊敬の念さえ覚える。まるで木の葉が落ちるように自然の一部となり、人間もこのように落ち着いて、美しく最後を迎えられるのだろうかと。<br />
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「何も心配いらないよ」と言うように、仲良しで大好きなワカの新たな旅立ちを見届け、静かに行ってしまった。たくさんの思い出を本当にありがとう。ミミちゃんは古い毛皮を脱ぎ捨てて、今頃、新しい毛皮を探していることだろう。また生まれてきたらうちにおいでよね。それまでちょっとの間だけさようなら。<br />
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<br />Angelahttp://www.blogger.com/profile/16948305643605662875noreply@blogger.com2