2008年4月29日火曜日

スパイダーウィックの謎

映画を見に行くとは約束していたけれど、午前中ばたばたしていたので何を見に行くかちゃんと聞いていなかった。電車の中でニコロデオンの映画と聞いたので、スポンジ・ボブみたいなアニメなのかと勝手に想像し後悔しかけてたら、"スパイダーズウィックの謎"という実写版の映画だそうで、ちょっと安心。

この映画の題名でググルと、頭から7つ目まではカツラのサイトが並ぶ・・・。ウイック(ウィッグ)がヒットするのね。それはさておき、これは妖精の秘密が書かれた本を、人間の子供と悪い妖精たちが取り合う話(以上)。映画の内容はさておき、俳優の話をしよう。
お母さん;メアリー・ルイーズ・パーカ、スパイダー・ウィック;ディビッド・ストラザーン(マイ・ブルーベリーナイツでお会いしたばかり)、悪い妖精の親分;ニック・ノルティ、ルシンダ叔母さん;ジョーン・ブローライトが、脇をこれでもかと固めまくっている。主役で一人二役のフレディ・ハイモア君。がんばってます。彼主演の”オーガスト・ラッシュ”もそろそろ公開されるし、子供から少年になって女の子のファンがどっと増えそうな予感。

ワカとワカの友達は期待していたより面白かったそうだ。特に、鼻の穴の4つある豚さんが、かわいい小鳥を捕まえて食べるところが・・・。私はというと、妖精がほんとにいたらいいなって、ね。このトシになりまだそんなことを・・・、ま、思うのは勝手だし~。

2008年4月28日月曜日

オベントバコ

ワカの遠足のお弁当を作ったついでに、自分のお昼分も。このオベントバコは40年以上前に買ったもの。もちろんずっと現役だったわけではなく、小学校の中学年以降は、胃袋にあわせてどんどんデカ弁になっていったわけで、また陽の目を見るまでざっと30年くらいは冬眠していたのである。

再登場はワカが保育園に通うようになってから。しかしヨロコビもつかの間(誰の、ベントバコの?!)ワカの胃袋は弁当箱の容積を瞬く間に追い越し、また食器棚の奥へ・・・。そして私の食欲が悲しくも衰えてしまったおかげ(?)でめでたく再々登場。ミッキーでも、バンビでも、白雪姫でもなくって、グーフィーなのがシブイ。想像するに「バンビが良いい~」、と”ミニミー”は文句を言ったに違いなく。

ずっと前に、このオベントバコを小さな手で開けている”ミニミー”がいたのだなぁ、と1人で勝手にノスタルジーのお昼休みであった。

2008年4月26日土曜日

4割

ワカ 「今日漢字のテストの準備テストがあったんだよ。」
私 「(準備テストって、ナンなのだ?)それで、何点だったの?」
ワカ 「40点!」(堂々と)
私 「何点満点?」(おそるおそる)
ワカ「100点に決まってるよ。」
私 (絶句)
ワカ 「0点の人もいたからねぇ。」
私 「・・・・でも100点の人もいたでしょ?」
ワカ 「いたらしいよ、2人。」
私 (位って、結構具体的じゃないの・・・)
ワカ 「40点ってことは4割か。100円だと40円ってことだよ、安いよねぇ。」

定価の4割で母大喜び!ってこと?はぁぁぁぁ~(ため息)。事前申告があったから、”本番テスト”に向けて手の打ちようはあったものの・・・。ワカみたいな子のために、”テストの準備テスト”なるものがあるのだな、きっと。先生、ほんと~に、ありがとうございます。

2008年4月25日金曜日

都心の車内から

ある日の帰りの電車の中。学校のベテラン先生風の男性と、まだ20台前半と思われる女性の会話。

先生風男性(M)「ポルトガルにね、90歳過ぎても映画を撮っているオリヴェイラって監督がいるのよ。」
若い女性(F)「へぇぇ、すご~い。」
M「イタリアの映画監督は、フェリーニとかヴィスコンティとかがいるわけだよ。」
F「フェーリは聞いたことあります。見た事ないですけどぉ。」
(M、訂正せず話を続ける。)
M「ギリシャの映画監督ではね、テオ・アンゲ・・・、あれ、テオ・・・なんてったけなぁ。」
F「はぁ、わかりますぅ、外国人の名前って覚えにくいですよねぇ。」
(興味なさそうではあるが、年上を立てる心遣いはある。えらい。)
M「フランス映画の監督となるとね、枚挙にいとまがない。」
F「・・・・・・(?)」
(ああ、くるぞ、くるぞ・・)
F「マィキョー?」
M「・・・・・ま い き ょ に い と ま が な い
F「マイキョニイ トマ・・・
M「・・人の名前じゃないよ。数え挙げたらきりがないっていう・・、おっ、駅だ、降りなくちゃ。」
F「もう着いちゃったんですかぁ、はや~い。お話してるとすぐですねぇ。」

と二人は胸をなでおろし、電車を降りていった。

2008年4月24日木曜日

シンデレラ・ストーリー(ただし男版)

今月末に初来日するポール・ポッツさん。もうご存知の方も多いかもしれないけれど、現代のシンデレ雄物語は一見の価値あり。お仕事に疲れたみなさ~ん!人生はこれからなのだ。

このイギリスのオーディション番組はアメリカン・アイドル審査員のサイモンがプロデューサー。ポッツさんは年齢的にはAIには出られないけどこちらではOK、平均寿命が長くなっているんだから当然だわっ。純粋なオペラ歌手の分野に入るには無理があるだろうけれど、一瞬にして聴衆をひきつける歌声はそうそう誰もが持っているわけではない。”イル・ディーボ”のハンサム4人組をプロデュースしたサイモン、ポッツさんの人気もうなぎのぼり。

それはそうと、今週のAIもびっくり、がっかり。あのカーリーが・・・。というわけで私の予想は見事大ハズレ。新しい予想立てなくちゃ。

2008年4月22日火曜日

メタボ猫

今年度から始まったメタボ検診、人間ではなくって今年11歳になる、実家の箱入り猫(ミケコ)がシンパイ。
春になって脂肪が落ちて、おなかの皮がプランプランとだぶついてきた。とはいえ、少しぐらい脂肪が落ちても、まだまだおなかはポンポコリンなので、その下に皮がぶら下がるわけだから、大げさではなく床に付きそうなほどだ。
ご飯はポリポリ(ドライフードのこと)のみ、人間の食べ物を失敬したり、大食してるわけでもない。運動量の不足が原因と思われる。たまに夜中にドタドタと廊下を走ったりしているらしいが・・・。

えさを減らすことは出来ても、猫に意図的に運動をさせるのはまず無理だろう。先日、街中で狸を散歩させているのかと思ったら、毛足の長い猫ちゃんだったってことがあった。ミケコには無理だろうなぁ、玄関を出たところでパニックになってしまうに違いない。沢山猫とくらしてきたけれど、こんなシンパイは初めてなのだ。

2008年4月21日月曜日

マイ・ブルーベリー・ナイツ

ウォン・カーウァイ監督、ジュード・ロウ(ジェレミー)、ノーラ・ジョーンズ(リジー)。
それが本当に新しい一歩なのか、それともつらい過去から逃げているだけなのか、傷が深ければ深いほど、自分を客観的に見られない。執着することの辛さ、失って初めて分かる一番大切なもの、人を信じること、素直になること、そんな日常の世界をゆっくり時間をかけて通り過ぎていく主人公。

「時間 X 現実の距離 = 恋人との精神的な引力」と方程式を立てると、私の場合、時間と現実の距離は「5年 x 地球2周分」って感じだったかな。結構長いし、かなり遠かった、ぜー、ぜー。いずれにせよ、現実の距離と恋人との精神的な距離は、反比例することは確か。ま、地球は丸いから進めば進むほど元に戻るけどね。

ウォン・カーウァイの独特な映像と色彩は優しさとせつなさに満ちていて、ノーラ・ジョーンズの世界そのもの。レイチェル・ワイズ、どんな役でも任せといてっ。ナタリー・ポートマン、”マチルダ”で燃え上がったうちのオットの恋心は”プリンセス・アミダラ”ですっかり冷却されてしまったが、この映画でV字復活の兆し。
ジュード・ロウ、なにやってもステキ。二度あるキスシーンはロマンチックでクラクラします。(失礼ながらウォン・カーウァイさんのお顔からは想像するのがちと・・・。)”恋する惑星”が好きな方、お勧めの1作。 

2008年4月18日金曜日

American Idol 7

先週のMichael Johns脱落には、脱力だった。No.4くらいまではいくと思ったのに。アメリカ人じゃないからかなあ。昨日の Kristy Lee Cookは残念だったけど、この7人のなかでは順当な結果だった、と思う。いい声だし華があるし、カントリーの世界で一旗挙げてくれるのではないか。

まったく独断と偏見で現時点での予想
1.David A、2.Carly、3.Jason、4.David C、5.Brooke、6.Syesha

Brookは浮き沈みが大きいかなぁ。David Cは万人受けするタイプじゃないから、クリスと同じ道を辿るとみて4位。Jasonはあのフワワ~んとしたムードで、今後も女性票を幅広く集めると思われ。それにしても先週の”Over The  Rainbow”は良かった!!
なぜか最近サイモンはCarlyに辛口だけど、ファイナルでDavid Aと戦う歌唱力と迫力はばっちりと思う。関係ないけど、チラッと写ったCarly のダーリンはちょっとコワめ。年齢、歌唱力、人気、この番組のコンセプトからみてDavid Aが今年のAIだろう。Davidのお父さん、早く子離れしましょう。

2008年4月17日木曜日

茶道

先日父のお茶会に行った。父は65からお茶を習い始め、そろそろ15年になる。
続いている表の理由は、歴史好きには興味深いものであったということ。裏の理由は男性が少ないので、家では到底考えられない(!)程大切に扱って頂き、すっかり気をよくしているのではないかということ。

いづれにせよ継続は力なり。始めた頃は、お正客にお茶名を尋ねられてもお茶杓の名前を答えちゃったり、もっとすごいときは質問にも答えずとっとと退室してしまったりしていたが、今年などはお茶の濃さをリクエストされてもへっちゃら、受け答えも堂々としたもので、身内のことながら心から尊敬してしまった。

袴姿のお手前を見ていると、お茶は男の世界だなあ、と思う。会社などでは秘書がお茶汲みをするけれど、社長自らお手前をする(煎茶道もある)ってゆうのもありなんじゃないかな、と思うんだけど。

2008年4月16日水曜日

Firefox

インターネットが、とってもオモーイ、頻繁にフリーズ、気の長い私もさすがに限界。ついにPCの買替えか、と思いつつも、買替え理由をいちいち本国に報告し、たった一台のPCの価格見積もりを最低3社から文書で取り寄せて、オカミ吟味の上やっと有難くお許しがもらえる。と、いう面倒くさい手続きを考えると、まったりと憂鬱だった。

そこで、試しにMozilla社のFireFoxをInternet Exprolerの代わりに使ってみた。インストールはチャッチャと終わる。ん~、いいです、かなりよろしい!サックサックと画面が変わるし、そうなるとキーボードまでカッタカッタと指音も軽くなったような・・・。MozillaのHPを見てみると、その他いろいろな機能、特にセキュリティーなどが充実しているみたいだ。

なんとアメリカでは今年の2月にダウンロード件数が5億件を超えたというから、すでにかなりポピュラーなウエブプラウザだったのね。名前が気に入った、「モジラ~やっ、モジラ~」・・・。

2008年4月15日火曜日

フロリダの高齢者

フロリダは高齢者率、全米No.1だそうだ。オットの知り合いも、退職後フロリダに移住して悠々自適に生活している。

子供や孫が遊びに来たら、海はあるし、飽きたら遊園地がある。遊園地やビーチの周りにはホテルやレストランやモールが出来て観光地になっている。そしてその観光地は高齢者の職場の受け皿にもなる。州が高齢者を雇う企業に対して、賃金補助をしているそうだ。実際、ディズニーランドやUSで孫のような年齢の人に仕事を教えられながら、また、仲のいい親子のような関係で働いている高齢者の姿を沢山見かけた。 オットの知り合いも70歳で半日仕事に出ている。高齢者の消費と福祉と社会参加を切り離さないで考える一つのヒントになるか、な。

日本だったらどんなところがフロリダに当たるだろう。因みにフロリダ州の日本での姉妹都市(県)は和歌山県だそう。自分のン十年後をちょっと思い描いてみようっと。

2008年4月14日月曜日

黙っている子も泣く、マスコット

奈良の1300年祭マスコットの話、当事者には申し訳ないけど、笑いのツボにはまり中。

まず、JR奈良駅前の商店街振興組合・三条通ショッピングモール新堂順規理事長談。 「今のキャラクターでは子供が泣き出しかねず、ポスターを店先に張るわけにはいかない。もはや民間の手で独自に作り出すしかないのでは」・・・泣くほど怖くはないと思うけど、でもたしかに鹿地蔵君にはどことない怖さが漂う、言いえて妙。まだ言葉の出ない2歳児が、店先のポスターを指差して泣く姿が容易に頭に浮かぶ。

実は奈良の不思議キャラクターはすでに24年前に存在していたという。湯呑み編トレーナー編
すごすぎる、この下地があってこそ今があるのだ。

1300年祭を救う」。鹿地蔵君キャラクター決定の撤回を求める会。「キャラクターを考える会」みたいな生ぬるい名称ではないとこが、いかにキャラクター(及び選び方)に救いがないかという切実さを感じる。

キャラクターは2兆円市場、上手に育てればおお化けする可能性あり。ま、商売はさておき、せっかく税金使うんだから1400年祭でも使えるような、時代を超えた奈良の人たちに気に入られるマスコットになったらいいな。この鹿地蔵君、個人的には1300年祭マスコットとしては首を傾げるけれど、このままお蔵入りももったいない。スマッシュブラザーズあたりで、あのとぼけたお顔から必殺ワザをバシバシ飛ばしたりしたら結構面白いかも。

2008年4月13日日曜日

Key West

Key Westでは週貸しのコンドミニアムに泊まった。木造2階建て、ゲートを開けるとトロピカルな植物で青々としたかわいい中庭に小さな噴水、それぞれのコンドの入り口にはブランコが付いている。オーランドのよりは狭かったけれど、沢山ある小窓からやさしい光が差し込んで素敵な部屋だった。小さなプールも付いている。海水は冷たくて海では泳げなかったけど、ワカは植物に囲まれた露天プールで十分満足したようだ。外に出ると、白かパステルカラーの木造家屋、緑あふれるやさしい町並み、みんなゆったりのんびり散歩している。


さて、気になったのはそこかしこにいるニワトリ。堂々と車道を横切り、駐車場を親子で行進、港近くの公園では仲良く猫と日向ぼっこ。そして、朝はにわとりのコケコッコ~で目が覚める。”鳥がコワイ”オットは、まさかこんなところに!の商店街で不意を付かれ、ニワトリと一緒に鳥肌を立てていた。オット曰く、20年前に来たときにはニワトリは見なかったと言う。そんな大事な事は忘れるはずはないそうだ。オットの怖がる姿と、飄々としたニワトリ、見ていてアキナイ。 放し飼い養鶏ってことだったりして・・・。ちょっと肉が筋張ってるか、な。

Key Westの日の入りを船から拝もうと、2時間のサンセットクルーズに。この船の船底がガラス張りで、沖でスピードを落とすと、船底にきれいな色したお魚が沢山見える。もとい、お魚に私たちが見られている。何が面白いのか船にくっついて泳ぐお魚もいる。かわいい。でもずっと下を向いているとちょっとキモチ悪くなる。そしてお目当てのサンセットの時間にはシャンパンが開けられる。海岸近くには巨大なディズニーの客船が停泊していて、甲板からこちらに向けて乗客が手を振っていた。海は広いな、大きいな。

毎日買出しに行って、自炊したせいもあるかもしれないけれど、観光客の多いなかにもそこで暮らす人々の生活感が島に漂い、心地良かった。ハリケーンは激しいらしいけれど、こういうところで静かに暮らすのは幸せだろうなぁ、とつくづく思う。

2008年4月8日火曜日

腹ペコドライブ

朝早くオーランドを後にし、途中マイアミでもう一人親戚をひろって、アメリカ最南端のキー・ウエストに向かった。12時を回りだんだんおなかが空いてくるが、幹線沿いはマクドナルド、バーガーキング、タコベル、マクドナルド、フライデイズ、スシ&タイ料理(どんな料理)?、マクドナルド、スターバックス、以下繰り返し。なかなか適当なレストランが見つからない。車はキー・ラーゴ辺り、既に2時をまわり車内は言葉もなく静まり返る中、ただ一人空腹のため不機嫌なワカが、あれこれ小さなことに難癖をつけ始める。すると10マイル(16キロ)先に、“絶景、レストラン、ISLAMORADA” という看板が。うるさいワカはほっといて、もうひとっ走りすることに。ここがハズレだったら、今度こそマクドナルドか・・・。

10マイル過ぎたころどうやらIslamoradaに着いたらしい、それらしきレストランの看板を見つける。今考えると、Key Largoの看板で見たレストランじゃなかったかも知れないけれど、とにかく全員腹ペコ。ここと決め込み、とっとと車を止める、で、目の前の建物に入ると、なんとそこは魚屋さん。ナマの、料理前の。あ、足元がフラフラ・・・。

しか~し、この先にレストランがあるというサイン、建物を抜けて外へ出ると、目の前に広がる絶景・・!青い海、青い空、そして海に張り出した大きなテラスから、料理のいいにおいがプ~ンと。こんなうれしかったのは、久しぶり。レセプションで5名分の席は空いていないと言われたが、そんなの関係ない、4人席につめて座るから、とウムを言わさず席を用意してもらう。

私は帆立貝のグリルを注文。大きなお皿に5個ずつ串刺しになった帆立貝が2本、デンデ~ンと大盛り、新鮮でおいしかった。つけ添えの野菜には不満が残ったけどね。隣のテーブルでは大量の生牡蠣をチュルルルル~。私以外、生牡蠣を食べられる親族がいなかったので今回はあきらめたけど、もしまた行くことがあったら、お腹空かせてポン酢もってまたここに来たい。

そして車内は静かになったワカと、和やかな大人の会話で幸せいっぱい、あとちょっとでキーウエストだ。

2008年4月4日金曜日

IOA その3

最後はMarvel Super Hero Island。
The Amazing Adventures of SPIDER-MAN。これはお勧め。3Dめがねをかけて、16人乗りのカートでNYのビルの谷間を、飛んだり、落ちたり、ぶつかったり。水も熱風も飛び出す体感型だ。

Dr. Doom's FEAR FALLは後楽園にもある、高いところから椅子がスットーンと落ちてくるあの乗り物。お金もらっても乗らない。

最後はワカ大本命 Incredible HULK COASTER。名前のごとくコースターが緑色。勿論乗ってないけど、回転の回数が多くてDueling Dragonsより面白かったって。見ているだけで胃が飛び出そうだった。

結構乗り物をスキップしたけど、USJにまだ行っていないから、目新しいものばかりでとっても楽しかった。しかし、このトシでこんなに遊園地で遊ぶことになろうとは・・・。こうしてオーランドでの春休み集中遊園地合宿は、4日間の幕を閉じた。お疲れ様(疲れた・・・)。

2008年4月3日木曜日

IOA その2

お次はToon Lagoon。
カートゥーンの世界から抜け出して来たような可愛らしい建物から、ボートが急流を滑り落ちてきてスプラッシュ!Dudley Do-right's RIPSAW FALLSというアトラクション。「もしかすると雨合羽が必要かもね。」なんて言いながらすっかり乗る気で入り口に行く。すると雨合羽を着るどころか、お召し物を脱いで水着姿になっている人が。それを見た私とオットは、直感的に乗るのをやめた。
はたしてワカを待つために出口に行くと、不機嫌そうだけど満足そうな複雑な笑みを浮かべた人たちが、ホント~にずぶぬれで出てくる。しばらくして、ワカも水も滴るいい男で登場。靴は専用の袋があったので大丈夫、上半身は完全にビショビショ、ズボンも結構ぬれている。何でも急流をスプラッシュする前、ボートが上昇している最中に既に頭上からシャワーがザ~ッ、スプラッシュのあとはボートに水が浸水。しかも、見物客が大砲の形をした水鉄砲で、ボートに乗った人に水をかけて遊べるコーナーもあったとか。上半身はさっき買ったThing3に着替えて、ズボンは歩きながら乾かそう、とゆうことになった。

隣はPOPEYE&BLUTO'S BILGE-RAT BARGESという、小さい子もOKのアトラクションで、待ち時間5分。これならば!と、入り口まで行くと、・・・ああ、もっとすごい、水中に放り込まれて這い上がってきたような人たちが、降車口でTシャツを絞ったりしてる。レインコートも役に立たず。今度も断念。そしてアトラクションの横には"偶然”水着売り場があったりする。遠路はるばるやってきたので、せっかくだからワカに水着を買った。するとその横には"偶然”更衣室もあったりする。-花火に続いての調査不足に後悔-。期待通りシンまでびしょぬれのワカが、満面の笑みを浮かべて降りてきた。前のアトラクションでは不意を突かれて「ひどい」と言っていたが、今度は心置きなくずぶ濡れになることができて、とっても楽しかったらしい。濡れついでに3回も乗リにいった。このポパイのボートはタライみたいなカッコをしているんだけど、隙間からジャボジャボ水が入り、その上頭の方からも水が落ちてきて、どの席に座っても皆さん平等に水がかかるようになっていたそう。

真夏はほんとに気持ちいいだろうな~。常夏とは言え、3月は日陰はまだ涼しいし、陽が落ちると15度近くまで気温が下がる。今度来ることがあったら、水着を着て全部乗るのだ!

2008年4月2日水曜日

IOA その1

4日目、ユニバーサル・オーランド・リゾート。
ここにはシネコン、ホテル、レストランなどの商業施設の奥に、ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(USF)とアイランズ・オブ・アドベンチャー(IOA)の2つのテーマパークがある。で、ワカのたっての頼みで、激しい乗り物があるIOAに行くことになった。

まずDr. Seussの絵本そのままのカラフルな世界 へ。The Cat in The Hatに入ってから、出口にある店でついついThing 1(オット用), Thing 2(私用), Thing 3(ワカ用)の真っ赤なTシャツを買ってしまう。それはそうといつ着るんだろう、3人で一緒に着るのか?せっかくだから水色のカツラも買えばよかったかも。

次はアドベンチャーのエリア。The Lost Continentに入場。入り口には巨大な石風のモニュメント、なかなか迫力がある。長い廊下を通りぬけて一つ目の部屋に入ると、あんまりお金がかかってなさげな装飾と案内役のお兄さんが一人。このお兄さんは教授の助手で、観客を禁断の宝をめぐる冒険に連れて行ってくれるという設定。登場するなりお兄さんはすっかり自分の世界にはまっているのに、観客が乗り切れないちぐはぐな空気。物語が進むごとに次の部屋と移動する。・・・う~ん、すごい、どんどん盛り上がってくる。なーんだ、って顔していた我々も次は何が起こるのかと、すっかりお兄さんのペース。最後は大舞台がバーンを開き、水しぶきがバッシャーン、火の手がゴゴ~ッ。この後、お兄さんは始めのしょんぼりした部屋へ、最後の激しい舞台から戻って行くわけだから、その余韻で始めっからハイテンションなのも頷ける。

次はスタンディングタイプのローラーコースターDueling DRAGONS、勿論乗らない。見てるだけでコワイ。オットはワカ一人で並ばせるのはナンだし一回くらいは、と思って並んだものの、その全体が明らかになった時点で直前ドロップしてしまう。そうそう、体は大切にしよう、家族が大事だからね。ワカはこれが一番気に入ってその後もしつこく4回乗る。あんなにキャーキャー叫んで乗っていた読売ランドのモモンガーは、これに比べれば赤子の手をひねるようなものらしい。

さて、いよいよ楽しみにしていたJURASSIC PARK。30分ほどの待ち時間。そろそろ自分達の番が近づいてくると、周りの人がなにやらレインコートのようなものを着始めた。途中にあるモニターにはバッシャーンと激しい水しぶきの映像。いくらなんでも遊園地でそんなひどいことにはならないだろう、と思っているうちに順番が来た。横列5人で縦は5列(?だったかな)の1番前。やった~!、と歓んだのも束の間、ボートの中はすでに乗る前から座席も足元の床もびっしょり・・・。やっぱ、いるのかな、雨合羽・・・。
映画に出てくる通りの木の門が開き、あの音楽が流れるなか、はじめは機械仕掛けの恐竜さんたちがガオーって鳴いているのを、ノンビーリ野外見物しているわけである。そののどかな風景が終わると、研究所らしき建物の中にボートが入って行く。そして暗い中をボートは結構な角度で、ズンズンズンと上に昇っていく。にわかに建物の出口の光が見えるやいなや、ヒュルルルル~、心の準備もないまま、落ちていく私たち。そしてバッシャーン(着水)、ズババババ~(水しぶき)・・・。しっかり濡れた・・・・、と、その時は思った。しかし、この水浴びは序の口だったのだ。

2008年4月1日火曜日

マジック・キングダム その2

EPCOTのときのように電池も切れず、9時からの”電飾行進”を見ようと、シンデレラ城前の好位置を確保。ここでもまた皆さん羊のように従順に命令に従って、にこやかに穏やかにパレードを待っている。始まる20分ほど前になると、チアー係りの人は、両手を振りまわしながら全力で走りまわる。いくら仕事とはいえ好きじゃないとできないなぁ、とつくづく感心。

さて、来ました、ピカピカと音量も高く、ニモや、お姫様や、王子様、魔女までもが、楽しげに舞い踊ってます。が、肝心のワカ、あまり盛り上がらず。”こんなの見てるんだったら、ビック・サンダーマウンテンとかスペース・マウンテンとかがいい。”と顔の真ん中に太字赤く書いてある。

せっかくいい場所確保したので10時からの花火も見ましょうと、今度はシンデレラ城のほうに向きなおす。開始のナレーションが響きわたり、花火好きの私は期待に胸膨らませ空を仰ぐ。ド~ン、ドド~ン。あらら、ぜんぜん見えない、見事にシンデレラ城が立ちふさがって。どうも近すぎてしまったようである。これだからシロウトは、困るのよね~。この辺に座った人たち、思いっきりみんながっかりしてるし。今更誰も動く気配もなし、それならそれでいいではないかと、お城の横からバババッとたまに上がるロケット花火と打ち上げの大音響を味わうことに。ま、間抜けな思い出も一興かな。