2008年5月27日火曜日

右往左往

パスポートを更新することになった。私のもワカのも5月上旬で切れてしまっている。自動車免許みたいに失効猶予がない。とはいえ、新たに必要なのは戸籍謄本のみ。楽勝とおもっていたのだが。

さて、区役所で戸籍謄本を取ろうと申請書を見たら悪い予感・・。3年前に隣の区から移ったとき、本籍は前の区において来たことを思い出した。ためしにカウンターで尋ねてみると、「住民票はつながっているんですが、戸籍関係は本籍のある所でもらってください。」しょうがないので、その日はあきらめて翌日隣の区まで出向くことにした。

翌日、近くにある隣の区の出張所まで行く。申請書を書こうとしたら、ない、申請書が。カウンターの向こうの職員に聞くと、なんと出張所での戸籍関係の取扱は止めたとのこと。電車にのって別の支所まで行かなくちゃ行けないそうだ。前は取れたのに~と言ったら、「3年前からこうなってます。」ととげのあるお言葉。毎日通っているわけじゃないんだから、そんなコト言われたって・・。

それでも、めでたく遠い支所で謄本を手に入れ、今度は有楽町の交通会館にある「東京都生活文化スポーツ局 都民生活部 旅券課 有楽町分室」へ行く。そして、そこでも待ったがかかる。ワカの申請書の署名が保護者代筆ではいけないのだそうだ。それって、出直して来いってことなんだろうか。ボケと不運が重なってなんだかイラッと来る私。「皆さん子どもの申請書フォームを一度ご両親が取りにきて、家で記入してから提出してます。」なんて言ったりするもんだから、プツンと来た私は「暇な人はね!」と言ってしまった。そりゃ、銀座に住んでいれば出来ますよ、そういうこと。そしたら私の剣幕に怖くなったのか、いったん奥へ引っ込み「一応申請は受け付けますので、不足部分は郵送してください。」だって。・・・初めっからそう言ってくれればいいのに、それともコワイ人向けの奥の手なのか?

10年に1回とはいえ、半日かかり。せめても申請用紙がPCからダウンロードできればいいのに。と言ったら「外務省の決定することなので私では判断できませんっ。」と言い切られる。「あなたに文句言ってるわけではないのよ、都民からの要望を窓口として伝えて欲しいといっているのです、わかりましたね。」とちょっと凄んで返すとまたそのお姉さん奥へ入ってしまった。すると責任者です、と今度は男性職員が・・。あらら・・・、ナンだかホントに怖がられているみたい。

この旅券発行の仕事、各都道府県が外務省の窓口になっていて、その業務を都が民間業者に委託しているそうだ。だから私がお姉さん達に吠えても虚しいだけなのだ。あーあ、10年に1回でよかった。それにしても写真のために親子で散髪に行ったり、足掛け3日もかかってしまったのだ。

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