2008年5月20日火曜日

アホウドリ


火山噴火による絶滅を回避するため、伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)に2月に移住させた特別天然記念物アホウドリのヒナ10羽のうち最初の1羽が19日朝、巣立った。他の9羽も順調に育っており、順次旅立つとみられる。(毎日新聞)

先月、「ダーウィンが来た!“アホウドリただいま復活中”」でヒナが聟島に移動されたところまでを見る。黒いビッグバードみたいな3ヶ月のひな(山階鳥類研究所HPより)は、右写真のポーズのままトレーに乗せられて「アレ?ナンだ、ナンだ?」と唖然とした姿。なんともはかなげで、そしてポヨヨ~ンとしたかわいさに目元が緩む。壮大な計画のためとはいえ、親元を連れさらわれて不憫・・・。当然のことながら山階鳥類研究所は既に人工飼育の模擬実験を行っており、満を持しての移動。そして本日、10羽が無事に育っていること、巣立ちが始まったことを知る。めでたい

今度は旅立った子たちが、繁殖に戻ってきてくれることを・・・。

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