2008年7月4日金曜日

自転車を買う

あちこち直しながら大切に使ってきたけれど、いよいよガタガタになり粗大ゴミを手配した。いつも3週間くらい待たされるのに、1週間後の予約がとれる。慌てた、自転車がないととっても不便なので、今週中に買わなくちゃ、と自転車好きの友人になにがお勧めか聞いた。そしたらビアンキを強力に薦められて、お店も教えてもらって、早速出かける。

お店に入るとおそらく店主と思われる人が、ばらばらになったピンク色の自転車相手に仕事中。店内はシロウトでも気がつくクロウト相手の雰囲気。・・・およびでない、か? 乗るのが難しそうな自転車が沢山ある店内を一回りしてから店主(らしき人)に声をかけてみた。

私「あの、ビアンキのスポーツタイプじゃないの探してるんですけど。」
店主「ないね~、2008年モデルは全部売れちゃったから、販売元に問い合わせてもないから、無理よ。ほら、このスポーツタイプも全部”売約済み”だから。」 といって売約済みの赤いタグをひらひらさせる。
ケンモホロロ、しかも別のものを進めてくれる気配もなし。私は自転車がほしいのじゃ~、じ~て~ん~しゃ~!と地団太は踏まなかったものの、本当に自転車が必要だったし、つれなくされてもここにはきっといいものがあるに違いない、っていうなーんの根拠もない確信みたいなものがあって、モ1回聞いてみた。

私「ビアンキの他に何かお薦めの、あります?ビアンキにこだわっているわけじゃなくって、こちらでビアンキ買った方が、本当にいい自転車を薦めてもらったって言ってたものですから・・・。」もしかしたらシロウトやらイチゲンさんには売りたくないって思ってたりしたらと、さりげなくビアンキを連発しながらヨイショ。
店主「ああ、ビアンキはいいからね。」(さすが、あんたには分からないだろうけど、とは言えないわなぁ。)
私「商品厳選してらっしゃるだろうから、こちらで何かいいの、ないですか。」
店主「そう!納得いかないものは置かない。」 

この辺りから打ち解けてきて、やっとカウンターの下からビアンキのカタログが登場。立て板に水の説明を聞きながら、本当に自転車が好きなんだなぁ、この人と思う。で、出し惜しみしてるわけじゃなくて、本当にビアンキの在庫は品薄らしいことは分かった。店主いわく、よっぽどの高級車じゃない限りメーカーにこだわっても、今やほとんどの自転車は中国か台湾製。品質は問題ないし、後は好み、デザインだね、って。

で、結局”ラレー”の自転車を買った。キャッシュで払ったら5%割引してくれた。アフターサービスもちゃんとやってくれるって。そしてその帰り道、新しい自転車で風を切って走るその爽快なこと!この夏の楽しみがまた一つ増えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿