2008年7月14日月曜日

ホートン

あの短い原作をどうやって長編にするのかと思っていたら、ずっと笑い転げていられてしかも哲学も生きた映画に。声はジム・キャリーとスティーヴ・カレル。(オフィシャルサイトは題名をクリック)
ジム・キャリーは”濃い”ので見ていて疲れることがあるけれど、役者だね~、「マン・オン・ザ・ムーン」などは大好きだ。スティーヴ・カレルは「40歳の童貞男」で涙が枯れるほど笑わせてもらった。二人とも本当に素敵な声。

ドクター・スースのナンセンスな世界は、子供から老人までそれぞれの経験で解釈できる全世代向けの絵本。何回見てもおかしくて、悲しいときも笑える私がお勧めの絵本を一つ。"Ten Apples Up on Top"。頭にリンゴを乗せて動物達がバランス競争をするんだけど、どんどん白熱してリンゴは増えるし小物も出てくる。すごいことしてご満悦のほとんど飛んじゃった顔が面白ければ、その大技を見て自分の小技にガッカリしている顔もまた面白い。そのどうでもいいことで競争しているのがなんと”犬”と”トラ”と“ライオン”。ナンセンスなハイセンス。

ま、笑いのツボは人それぞれだけど、きっと誰にもDr.Seussの絵本の中から自分のツボ本が見つかると思う。

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