中日新聞 6月3日
行方不明になっていた鳥羽水族館のコシベニペリカンの「ピー」が約一ヶ月ぶりに戻り2日、恒例のお散歩ショーに出演した。同館に3羽いるコシベニペリカンの名はピー、ター、パン。ピーの逃避行で飼育担当者は、トリオ存続をあきらめかけていただけに、やや汚れて黄ばんでいるものの「野性味を帯びた」雄姿に目を細めていた。
(名前の付け方がいい。)
ピーが逃げ出したのは4月28日の閉館後。1・5メートルほどの柵に上っているのを担当者が発見、餌で降りるよう誘導したがそのまま飛んで逃げた。もと もと羽の一部を切ってあり飼育エリアの天井部分は何も覆われておらず、総出で周辺の海などを捜索したが見つからなかった。
(実はペリカン君羽を切られたから飛ばなかったのではなくて、ほんとは飛べるけど飛ばないだけだったのだ。水族館の職員さんがみんなで「ピーちゃ~~ん!」と大声で探す姿が目に浮かぶ。)
その後、目撃情報はあっても捕獲できずにいたが、1日「(同市堅神町付近の)池の浦にペリカンがいる」との通報で出動。岩場にウに交じって留まっているのを発見した。捕物劇は数時間に及んだが、羽も切られていて長く飛べず、海上で取り押さえられた。
(うに混じっていたのか・・・、さすが伊賀上野の三重県だ。しかし海上でって・・。船で追っかけたのか?)
浅野四郎副館長は「漁師によると1週間ほど前から、池の浦に姿を見せ、干潮時に藻場で何かをつまんでいたようだ。薄汚れたものの元気そうで安心した」と話す。
ターとパン、ほかの種のペリカン5羽とともに出演したショーでは、疲れも考慮され3往復するところを1往復で免除された。食欲も旺盛で、飼育担当者は「目が鋭くなった」「たくましくなった」と安堵(あんど)している。(遠藤健司)
(疲れてるのかなぁ、まあ、休暇明けの出勤って言うのは辛いからね。目が鋭くなったって言う表現が飼育担当者らしい。遠藤さんこれからも宜しく。)
0 件のコメント:
コメントを投稿