2008年6月4日水曜日

ワカが泣く時

昨年の6年生受験率90%の公立小学校、当然みんな放課後は進学塾に行っている。勉強することは良いことだと思うが、我が家は進学塾には通わせない、と決めた。

でも勉強の習慣づけと読み書きそろばんは必要ということで、小学校3年生からKUXXNを始めた。速く正確にということなのだが、時間を測ったことはない。継続は力なり、で細々と続けている。一見つまらなそうに見える算数、お経のような計算の羅列と思いきや、大変よく計算された並び方をしている。で、計算もクライマックスを迎えると、ちょうど良い頃合に文章問題が出てくる。さてこれがワカを悩ませる。

初めての問題には1人でも出来るように、とっても親切なヒントが付いている。そのヒントで手順はわかっても、完全に理解して文章を数字に変換するのはワカには難しい。教えてもらっても分かった気がして終わりになるのが子供、クチを出さずほっておく。・・・・すると泣くのだ、分からない、と。助け舟を出すとどうにか解ける。でも「なんとなく」解けたってフウなので、どうしてそうなったのか説明を求めてみる。適切な説明の言葉が口から出ないぃぃ・・・、そして、また泣く。説明を求めただけなのに、これではいじめているようではないか・・。

友達とケンカしても、親にこっぴどくしかられても、かけっこで負けても泣かないワカが、算数を目の前に涙。それだけに、やっと解けたときのあの解放感と満足が入り混じった笑顔はいい。算数から数学、もっとすごいのよ、学問に王道はないのだよ、ワカ、人に頼らず微分のことは積分でしよう(あ、凍りつきましたか?)。

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