2008年2月12日火曜日

占い

その昔、”天中殺”というのが流行ったことがある。和泉宋章という人が、「長嶋さんは天中殺に監督になったのでx月x日までに監督を辞める。」と予言し、外れたので表舞台から姿を消してしまった。
宋章さんは人前からいなくなってしまったのに、そのなんともこわいヒビキの”天中殺”(空亡とも言う)は、私の頭の片隅に張り付いてしまった。信じてはいないが、気になってしまうのだ。この天中殺、悪いことが起きるわけではなく、最中に新しく事を起こしたり流れに逆らったりすると、空回りしたりどんどん悪い方向へ進んでいってしまうそうだ。12年の2年が一般的に言われるその時期になるのだけれど、12ヶ月の2ヶ月、120年の20年というのもある。そして私、めでたく今年の節分に天中殺が明けた。だから、信じてはいないけれど気分がいい

信じてはいないけど、密かに占いが好きな私は易を勉強している友人に、自分のことを見てもらったことがある。そのとき友人は5年~10年周期の話しをめた。片思いの彼が振り向いてくれるのか、という目と鼻の先の事を知りたかった私は、なんでもっと近い将来の話をしないのかと聞いてみた。友人曰く、「運命って言うのは大局で捕らえたほうがいいのよね。あんまり目先のことで右往左往していたら、大きな運命の波に乗り損ねちゃうでしょう?」思わずひざを打ちましたわ。や~、合点がいきました。そして続けて一言「でもね、早い話、運命って生まれた時に決まってるのよね。」 そういわれちゃったら、身もふたもない。

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