あ~面白かった。茂木健一郎さんが100人のプロフェッショナルの仕事を分析して、いかに活用するかをレクチャー。
よいアイディアを得る
寝ること。いや~、それなら大丈夫、任せて、と喜んだものの、ただ寝ただけじゃだめで、とことん考えてから、寝ることが大事。空っぽの頭でのらりくらりしながら寝てもだめなのか・・・。そうしてとことん考えて集められた情報は、寝ている間に整理整頓され、目覚めたときはひらめきやすいらしい。しかし、ひらめきも場所を選ぶとか。外の情報から遮断されている環境がいいのだって。飛行機のなか、タクシーのなか、勿論トイレとかお風呂とかもね。
プレッシャー克服法
笑う。これは意外にも簡単、しかもポジティブになれる。よし、やるぞ、という気分になってしまった。順番としては1.脳がうれしくてたのしい 2.笑う、あるけれども、実験で、1.口角を上げて笑った表情を作る 2.脳が影響を受け考え方がよりポジティブになる、ことも可能ということがわかった。こうして無理矢理でも笑って、脳をポジティブにすると、前頭葉が適切に働き目の前の仕事に集中できるらしい。 苦しいときは、「ヘンになっちゃった」と思われない程度に笑ってみよう。
決まりごと。自分の意思で集中モードにはいるのは、はなかなか至難の技らしい。そんなときプロフェッショナルたちは決まりごと通りに体を動かすとスイッチが入るそうだ。それは仕事前の儀式のようなもので別に難しいことをするわけではないが、毎回同じ決まりことを繰り返すことによって、体が集中モードに入るようにスイッチを入れてくれるそうなのだ。ふーむ、いろいろと決まったしきたりが世の中にあるのは、集中モードに入るための大切な準備だったのだな。
モチベーションをアップ
憧れの人を持つ。よい振る舞いを見ると、ミラーニューロンなるものが働き、自分も同じように振舞うようになるそうだ。近くに憧れの人が見つからなければ、どんなに気に入らない人でもその人のよいところを見つけるようにする。こうしてミラーニューロンを活性化させよう。
小さな成功を大切にする。どんなに小さな課題であっても成功すれば、脳のなかでドーパミンが出てカイカンを得る。苦しくてもやり遂げればカイカンが得られると記憶されれば、小さな成功体験がやる気持続につながるとのこと。日々、努力、目標は低く、夢は大きく。
やる気、モチベーションと言われるものは、それぞれの個性によって表現や手段は違っても、プロフェッショナルたちは同じような脳の使い方をして達成している。ある人はスポーツで、ある人は医療行為で、ある人は農業で。表現や成功はみんなそれぞれのやり方でいい。みんな違って、みんないい。
0 件のコメント:
コメントを投稿