2008年9月16日火曜日

ベン・ハー

昨晩、見始めたら止まらなくなってしまい、長~~~いのに、結局最後まで見てしまった。
戦車の競走シーンは何度見ても驚嘆。最近はCGばかり見せられているので、なおさらそのカメラやらアクションに驚く。カメラだけでなくおなかに響く馬の蹄と戦車の車輪、そして大観衆のどよめきなど音もすごい。
スタントたるやあっぱれの一言。メッサーラがこれでもかこれでもかとぼろ布のように引きずられる、とってもイタそう。撮影中スタントマンに死者が出たとかでないとか・・・。この壮大なスケール、ローマ人もびっくりだろう。

そして懐かしの淀川長治さんのコメント見つける。1926年版の“ベン・ハー”の解説なんだけど、「トーキー」になってワイラーが撮った戦車シーンの解説が、実に面白い。ご本人真剣なので悪いのだけど、ククク・・・。彼の頭の中では、しゃべりながらフィルムがクルクルまわっている。あのお顔、声を思い出しながらどうぞ。

淀川長治のクラシック名作劇場

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