2008年3月30日日曜日

ケネディ宇宙センター

さて2日目はケネディ宇宙センター。数日前、親子で尊敬している土井さんが、シャトルで飛び立ったばかりである。その憧れの地にいけるとあって、ワカと私は朝からワクワク。

まず始めに”スペースシャトル発射シュミレーション”を体験。シュミレーションルームにはシートベルトつきの座席が20ほどある。シュミレーションが始まると、まず座席が後方に90度グイーンと倒れる。ベットに寝て足を上げている、と思えばいいのだが、なんだか座り心地が悪いし、後頭部に血がたまりそう。宇宙飛行士はこの体勢で、打ち上げまで何時間も待たされるという。そしてカウントダウンが始まってガガガガガガガガ~~~~と座席が激しく揺れる。視覚効果と音響と振動でほんとに上昇しているよう。結構上がっていったと思うのに、まだ上を向いたままの体勢。映画の"アポロ13"の打ち上げシーンでは、この状態からバッコーンと前に上体が倒れ、そして今度はビシーッと後ろにつんのめる。結構緊張していたら・・・、さすがそこまではしなかった。シュミレーションの最後は、この部屋が無重力になったらもっとすごいのに、なんて贅沢なことを考える。

敷地内はバスツアーしてくれる。展望台で下車、ひろ~おい敷地を眺めているとそばに建設現場のような建物、実は巨大なキャタピラーなのだった。組み立てセンターから打ち上げ基地(というのかな?)まで、シャトルを乗せて一週間かけて運ぶらしい。よく見ると、その超巨大なキャタピラーがノソ~ノソ~ノソ~と動いているではないか。打ち上げ基地から組み立てセンターに戻っていくところか。

バスで施設間を移動中、運転手が下を見ろと言う。すると道路脇の湿地帯にワニさんが・・・。ここ一帯は猛禽類だのアリゲーターだのペリカンさんだのが、のんびーり生活している自然保護区でもあるのだ。

食事と別館も含めて全見学行程5時間程。いつかまたここに来て、今度は打ち上げをこの目で見てみたいと思った。施設内で見る短編映画のナショナリズムにはちょっとひいちゃったけどね・・・・。土井さん無事任務を遂行されて、本当にお疲れ様でした(これもナショナリズムね)。

0 件のコメント:

コメントを投稿