2008年3月6日木曜日

女の道は一本道 

女の道は一本道に御座います。
定めに背き引き返すは恥に御座います。

すっぱーんと一本!、いいキメ台詞だったなと妙に納得、拍手しながらも、なんとなく違和感、男の道も一本道だ、とか、お断りしてわき道行く選択肢ってあったのかなぁ、とか。

日経(4日夕刊)篠塚英子さんのコラム「女の道は一本道、ではない」、現代社会は女にとって寄り道後戻り可能と心強いお話。(篤姫さまではないが、決して後戻りできない女性もいらっしゃるけれど・・・。)
”一つ曲がり角、一つ間違えて、迷い道くねくね~”というのもあったなぁ。寄り道、戻り道、曲がり間違えそれもこれも全部自分の道。自分の前に一本しか道が無い、というのもおもしろくない。(そういえば、小梅さんも正平君に言ってた、「すんなりなるよりは、ずっとええ。」って。)

さて、自分の道を振り返る、一本道である。それは当然そう、身一つのわけだから歩ける道は一本だけ。しかしなのだ、暗い五叉路のど真ん中で、電柱に付いた裸電球の光を浴びながら立ち止まる姿は目に浮かぶ。未来に向かっての一本道など見えぬ。
このセリフ、堂々と人生を振り返ることができる老女が言ってこそ。佐々木すみ江さん、キマってました。
篤姫展のポスターには「女の道は、前へ進むしかない、引返すのは恥でございます。」、意味はこちらの方が個人的にはしっくりくる。が、あのイ ッ ポ ン道という演歌的なキップのいい響きにはちょっとかなわないかな?
”今日のただいま修行中”
松坂慶子(演技指導)
宮崎あおい(生徒)
篤姫様

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