2011年10月9日日曜日

猿の惑星:創世記   Rise of the Planet of the Apes

科学者のウィル(ジェームス・フランコ)は製薬会社でアルツハイマー治療薬を開発中新薬を投与された一匹のメスのチンパンジーは瞳が緑に変化、そして脳に変化が起こり高い知能を持つようになる。人間での臨床実験を目の前に、アクシデントからそのチンパンジーは駆除され実験は中止。ウィルはその赤ちゃんチンパンジー、シーザーを家で預かることになる。シーザーは生まれながらに緑の瞳と知能を母親から譲り受けていた。それだけでなく、人間と同じような感情まで発達を始める。
 ウィルの父チャールズ(ジョン・リスゴー)のアルツハイマーは悪化の一途をたどる。見に見かねたウィルは会社から無断で持ち出した新薬を投与。チャールズの病状は劇的に改善に向かうが、やがて新薬に抗体ができまた病状が悪化、隣家とトラブルを起してしまう。それを助けようとしたシーザーは、隣人に噛み付いてしまい、霊長類の動物施設に入れられてしまう。一方、ウィルは先に開発した新薬には長期の効果が期待できないことを知り、さらに一段階上の新薬を開発を試みる。第一作、なぜ300年の間に「猿の惑星」になってしまったのか、その創世記を描いている。



(ここから先はネタバレのツッコミ)
研究所のチンパンジーが赤ちゃん生んだのに気がつかないってことあるのか。いくら怒ったチンパンジーでも、研究所の建物のガラスを体当たりで破壊できるかなぁ。脳が変化しただけなので姿形はチンパンジーのまま、チャールトンヘストンが戻ってくるまで300年の間に洋服着用の直立歩行まで進化するのか。隣のお父さんはパイロットにしては短気だ。スリザリンから動物施設に移ってきたドラコのチンパンジーいじめは、ホグワーツでの鬱憤バラシか。新薬を吸引してしまった人を簡単に家に返し、本人もウイルス感染してるのに歩き回るし。警察のヘリコプターに製薬会社の社長が一緒に乗って、さる退治にでかけるか。初めて話す言葉が「No~~~!」。誰か「I am your father」って言った?

と突っ込んでばかりいたら、オットに「映画なんだから」と、たしなめられる。なんでもアメリカではシリーズ作品中一番のヒットを飛ばしているという。
そして日本は大分県、高崎山自然動物園でさると一緒に映画鑑賞が行われたそうだ。猿と一緒に”猿の惑星”鑑賞、妙な臨場感」。”妙な臨場感”ていうとこ、ウケた。


ブツブツ言っているけれど、ジェームス・フランコは素敵。

2 件のコメント:

  1. 私も映画館に観に行ったんですよ♪
    書こうと思いながらまだ出来ずにいます。

    新薬の煙を吸っただけで一晩で賢くなれるのか?
    動物施設から逃げる時サルたちが多すぎましたよね!
    Angelaさんの評を読んでいて「うん、うんそうそう」と頷くことしきりです。

    でもよくできていましたよね。CG。
    檻の中の壁に窓の絵を描いて寄りかかるシーンは泣きました。シーザーの気持ちの変化を丁寧に描いていると思いました。

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  2. エリリンさん、そうでした!施設からの脱走する猿が多すぎましたね〜。座布団!私はは虫類も含めて動物が大好きなのですが、実はお猿さんが苦手なのです。子供の頃、近所で猿が飼われていて、よく玄関先につながれていたんです。小猿だったと思うんですが、一人でかわいそうだったので近寄って行ったら・・・。なんと引っ掻かれてしまいました。痛いというよりも、敵意丸出しにされたのが大ショックで、ン十年たってもまだ覚えてます。
    猿の惑星になったら、ど、どうしよう。

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