こってり |
ヒーローが絶対勝つことは分かっているから、結果よりも過程をいかに見せるかだけど、超能力やスーパーテクノロジーを使うのではなく(ま、それもあったけど)、人間の「火事場のばか力」を駆使した戦いっぷりがいい。MIのトム・クルーズを少しバージョンアップさせたかんじの中超人ぶりが、人間味を感じさせてくれたのかも。
こっちもコワイ レッドスカルことヒューゴ・ウィーヴィング @プリシラ |
第2次世界大戦が舞台なのでナチが悪者。主人公のスティーブは「ナチを殺すのではなく悪いひとが嫌いだ」と言う。アメリカに亡命したドイツ人科学者アースキン博士、日系アメリカ人でアメリカ軍に入隊したモリタ(あんまり出番ないけど)。うがった見方かもしれないけれど、怒りにまかせて戦争するわけじゃない、敵だった国の人全員が敵扱いはしてなかったんだよ、っていう配慮(or思惑?)が見て取れる。それともハリウッドでは第2次世界大戦は、すでに時代劇の世界になってしまったということか。
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