2011年10月12日水曜日

栗の渋皮煮

一日目の作業が終わって
1日目:鬼皮剥き。重曹茹で1回

今年は栗剥きハサミを購入。手加減が分からず、渋皮を傷つけそうなときは果物ナイフを併用しながらむいた。コツをつかむまでもうちょっとかかりそう。
虫が住んでいた栗が2つ。ごめんね~、せっかく寝てたのに・・・。

一回目の重曹茹ででは、石鹸が泡立ったようにアクがむくむく出る。鍋のお湯を捨てるのではなく、水を継ぎ足しながらゆで汁を替えるのがコツ。こうすると栗が割れない(らしい)。
ハサミで剥ききれなかった、栗の下の部分が帽子を脱ぐようにぽっかりとはずれる。

栗剥きに疲れて今日はここまで、綺麗な水に入れて一晩ねかす。

2日目:重曹茹で1回。煮出しは3回。シロップで3時間。

茹でる度に一日目と同じ要領で水を入れ替えて、そのたびに栗についている筋や硬い渋皮をひとつずつ丁寧に指で落としていく。栗剥きを含めて6回同じ栗の面倒をみるので、クリの「顔」を覚えてしまう。名前をつけたいくらいの気分になる。「ああ、君ね」ってな具合。

できあがり
朝から栗と向かい合うこと約4時間、オットが「栗と一緒だと静かだ」と褒めて(?)くれた。

一旦作業を中止して、「リミットレス」を見に行く。

映画のあとは寄り道しないで栗のもとへ。夕食を作りながら空いたレンジを使い、砂糖で最後の煮込み。シロップは砂糖と水の割合が1:1となっているレシピが多いけれど、1:0.4の割合にした。三温糖と白砂糖を半分ずつ使ってみた。お好みでブランデーや赤ワインを入れても美味しい。今回は酒なし。

一晩置いてからいよいよ試食。少々かため、でもあっさり煮上がったかな。

4 件のコメント:

  1. とっても美味しかったです〜!
    毎年作っているのですね。
    甘さも、柔らかさも、絶品でした!
    御馳走様でした(^^)

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  2. 先生~、恐縮ですσ(^_^;)。自分で作ったものは味がよく分からないのです。パンと違って、なんとなくの目分量でできるので気が楽。後もう一回くらいやりたいな、って思ってます。

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  3. おお〜〜栗の渋皮煮。
    東京に住んでいる頃お隣の奥さんが(母と同じ年代の方でした)作っていらして頂いた事があります。
    ものすごく手間ひまかかるんですよね。
    に笑っちゃいました。

    私は昨夜栗きんとんを作りました。
    今夜は渋皮煮に挑戦してみたいんだけど
    どうなることやら.....

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  4. 栗きんとん!!好きです。渋皮煮は手間がかかるといえばかかるんですが、鬼皮を剥いたり筋を取ったりするのが結構好きなんです。食べるのはもっと好きですが。エリリンさんのレシピ、教えてください。

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