29日、私の尊敬する村上春樹様の新刊を買おうと決めていた。大変な予約数だと聞いていたけど、いくらなんでも午前中に本屋さんに行けば手に入るだろうと思い、予約することもせず今日の日を待った。朝から雨だったので、ちょっと早めにお昼休みに出れば、きっと本屋さんも空いているだろうと踏んでいた。
確かに本屋は空いてる、しか~し、ないのだ。平積みの本の隙間に手書きの紙がピラリン、「1Q84 No.1は売り切れです」の文字。その横になぜかNo.2は積んである。・・・なんでNo.1だけ買っていくのだ、どうして2冊一緒に買っていかないのだ?確かに2冊は重いし、いっぺんに買うと4000円近くの出費だけど、もしかして1冊目を呼んでから2冊目を買うか買わないか決める人、なん~て、いるわけない。
せっかくなら初版本が欲しい私は、とりあえずNo.2を買った。さてNo.1はどこで手に入るのだろうか。既に第4刷まで増刷していると聞いているので、大きな本屋には行かないで、自分ちの駅のそばの本屋で初版本を探そうと決める。さて仕事も終わり、3軒ある本屋を覗いてみたら・・・、ないのだ。みんな予約を入れていたんだって。来週には入荷するかもって。とりあえず本は人気で品薄だと相場が上がっていくわけじゃないから、初版にこだわらなければ手に入る。
でも欲しい、しつこいが、初版本が欲しい。そうだ、一軒忘れてた、スーパーの3階にいっつも閑古鳥がガーガー鳴いている本屋さんがあった! ビンゴ~。昼間の本屋から数えて4件目、No.1の初版本を、やっと手に入れることができた。前作から7年ぶりというから皆さん干上がっちゃって、とにかくまず手にとってのどの渇きを癒そうとしているかのようである。
さあ、今週末はハルキ祭り、オーウェルの1984を想像しちゃうんだけど、どんな話かな、ワクワク。
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