トニー・ギルロイ監督。 前作の「フィクサー」でも用いられた、時間をがんがんシャッフルして話が進む、または、戻る。
オープニングでB&RのCEOタリーとエクイクロムのCEOガーシックが迫真の取っ組み合い、のっけからすっごくイケてる。
久し振りに主演のジュリア・ロバーツ、ちょっとお腹回りが年齢を感じさせるけれど、若い時とは別の魅力が満開。アメリカでは珍しい”素材を生かして地で行ける”、そんな素敵な女優だと思う。クライヴ・オーウェンは2⅕枚目位で、ジュリアとは息の合ったところを見せている。2人とも楽しんでるって感じ。 ガーシック役のポール・ジアマッティ(「サイドウェイ」’94)がそれらしくって最高。何と彼、私の大好きな「シングルス」(’92)にも出ていたというから、もう一回見てみて要確認。
それにしてもサブタイトルの”スパイは、スパイに嘘をつく~”。あまりにもそのままで、これはなんだか・・・。
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