2008年12月4日木曜日

ホテル・バビロン

BSで11月から始まったBBCのドラマ。(HPはタイトルをクリック)
「来るもの帰るが如し」のおもてなしなぞどこ吹く風、いかにお客に金を使わせるかに全神経を注ぐホテルのマネージャー。常連さんであろうともひとたびお邪魔リストに入ると、いびり出そうとあの手この手。しかしそこに人情やら正義感が意外な形で顔を出し、中くらいでハッピーエンド。

登場人物のキャラクターは、はっきり色づけされてブレがない。全員自己中心、上司の顔色やらチームワークより自分の利害が最大の関心事。しかし、見ていて気持ちがいい。だって、この人たちはみな自分の仕事に忠実なのである。ということは向き合っているのは常にお客、理想的な従業員たちなのではないか、と思えるが・・・。お客にはお金持ちという枕詞が付く。
大金持ちをコケにしながらも、やっぱり小金は大事、っていう労働者目線に共感するのかな。

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