いよいよシリーズ1、佳境に入ってきた。サイラー君が怖いのだ。モヒンダー君はあっさりと抹殺されるようなキャラクターではないと思うが、それでも見ていて怖い。
さて、このドラマ日本語が結構使われる。#14ではヒロ君のお父さんとお姉さんが登場。お父さん役はジョージ・タケイさん。強面の手下引き連れ、厳しいお顔の表情、威厳のある立ち姿。しか~し、どことなく抑揚のポイントがずれた日本語で怖さもマイルド系。そういえばその前の回で、お父さんの手下がセリフを英語から日本語に変えたとき、今までの迫力はシュルシュルとしぼみ突然腰の低い手下に成り下がってしまった。一方がんばっている人もいる。ヒロ君のお友達のアンドウ君。韓国生まれのアメリカ育ちで、このドラマのために日本語は大特訓したそうだ。えらい。一生懸命日本語で演技しているので、こちらも一生懸命聞き取ろうとがんばる(が、わからないこともある)。ま、アメリカでは別に誰がどんな日本語で話そうが、たいした問題ではないと思うけれど。
さて、時空を曲げる超能力者ヒロ君を演ずるマシ・オカ君。このヒロ君の日本語セリフがなかなかよいのだ。「ヤッタ~!」というセリフの連発かと思いきや、なかなか。マシ・オカ君はおそらく誰も気にしていないであろう日本語を駆使して、ドラマを面白くしている。小道具も笑える。今彼が着ているジャケットには胸に”場違い”と日本語での縫い取り。おタクの役柄なのに、ヒロ君にはどことなくインテリジェンスが漂っている。エミー賞の授賞式のときのタキシード姿もサマになっていたし。これからも楽しみにしてますよ。マシ・オカ君。
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