2011年9月18日日曜日

メンデルスゾーンの家@ライプツィヒ

バッハとともにライプツィヒで忘れてはならないのが、メンデルスゾーン。作曲家としてだけでなく、20歳でバッハ「マタイ受難曲」のベルリン公演を成功させバッハの復興、また30歳でシューベルトの「第8交響曲」を演奏しシューベルト復興にも貢献している。34歳でライプツィヒ音楽院を開講。38才という夭逝が惜しまれる。そのメンデルスゾーンの家を訪れた。ワカにとってはちょっと思い出深い訪問になる。

というのも、今年のワカのピアノの発表会のお題はメンデルスゾーン。「無言歌集」の中からOp.53 No.3 「プレストアジタート」という曲を弾いた。日本語では「胸騒ぎ」と言うらしい。邦題を見て、「まさしく僕の心境だ」。だよね、私もよ、その気持ちのまま弾けば臨場感あふれる演奏になるかも〜。と、別の意味での「胸騒ぎ」を引きずりながらも、旅行の一週間前にどうにか発表会を終え、メンデルスゾーンにご報告とあいなった。

メンデルスゾーンハウスは、音楽の妖精が笑っているような、そんなあたたかな空間だった。

中庭にあるメンデルスゾーンの胸像
大変分かりやすく紹介されているサイト。--> メンデルスゾーンハウス

そろそろライプツィヒもお終い、次はドレスデン。

2 件のコメント:

  1. メンデルスゾーンの『春の歌』好きでした。
    ワカくんにとって感慨深い訪問、素敵な思い出になりましたね。

    美しい家と庭です。

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  2. 今年の発表会は今までになく緊張し、引き終わっても足が震えていたとか。子どもから大人への階段なんですね、突然周りが見えてくるっていうか・・。でも旅行でメンデルソーンの家を訪ねることが出来て、発表会の「胸騒ぎ」もひっくるめていい思い出になったと思います。

    メンデルスゾーンはキリスト教に改宗したのに、ユダヤ人であるためにいやな思いすることが少なくなかったと聞きます。今、彼の家がドイツで大切に保存されていることを知ったら、さぞかしうれしいことだろうなぁ、と思いました。

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