2011年9月2日金曜日

聖トーマス教会@ライプツィヒ

NHKの「宇宙からウェイクアップコール」、今週月曜日は、初のランデブー飛行に挑んだジェミニ6号と7号へ向けて、フライト・ディレクターのクリス・クラフトが送った曲、バッハの「G線上のアリア」。何が琴線に触れたのだかわからないのだけれど、涙がポローリ。宇宙という空間、鉄のロケット、アリア・・・。バッハという作曲家の普遍性。

J・S・バッハは1723年、ライプツィヒの聖トーマス教会のトーマス・カントル(合唱長)及び市の音楽監督に就任する。38才から65才でなくなるまで、ライプツィヒで数々の名曲を生み出した。生前は作曲家というよりもオルガンの演奏家・専門家として高く評価されていたそうだけど、メンデルスゾーンの「マタイ受難曲」の公演で作曲家としての評価が高まったという。


この教会のすぐそばにバッハ博物館がある。毎月第一火曜日は入場料が無料。二泊三日の滞在中、二日目がその第一火曜日。バッハ縁の展示物だけでなく、新しいオーディオ技術も導入された近代的な展示内容だった。建物はバッハと親交のあった大商人ボーゼの館で、バッハも一時的に寄宿していたそうだ。
聖トーマス教会

聖トーマス協会の前の広場にはバッハの銅像があり、毎週月曜日に野外コンサートが開かれる(雨だと教会の中)。こちらも運良く月曜日にライプツィヒにいた私たち、とっても素敵なジャズコンサートを一時間半堪能。


演奏は”Hot Club d'Allemagne”
CD買ってしまった




街の公園のなかにもバッハ

2 件のコメント:

  1. Angela さんのブログを読んで私も聴きたくなって
    YouTubeで聴きました。
    バッハは毎日聴いていても飽きないと私の友人はいいます。心を鎮めてくれますね。

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  2. エリリンさん、ほんとにそうですね。
    朝のラッシュアワーでイラっとしたとき、イヤホンを耳にぐさっと差し込み、バッハを聞きます。すると目の前の風景ががらりとかわるのです。人でいっぱいのホームの風景にもバッハの曲は合うんです。不思議です。

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