2011年9月26日月曜日

ワイルドスピード MEGA MAX    Fast Five

ヴィン・ディーゼルはオースティン・パワーズの
Dr.イーブルに似てる・・・
元捜査官ブライアン(ポール・ウォーカー)は、護送中のバスを襲いお縄のかかったドミニク(ヴィン・ディーゼル)を脱走させることに成功。ブライアンと恋人のミアはアメリカから高飛び、リオのファベラに身を隠しドミニクを待つ。合流した2人は生活資金のため、ブラジルで高級車の強奪の仕事を引き受ける。しかし、車は麻薬取り締まり局によって護送中であることを知り、依頼側のグループの不穏な動きを感じ、相手の計画通りにせず車を持ち去る。強盗を依頼したグループと麻薬取締局、両方から追われることになる。強盗の依頼主レイエス(ホアキン・デ・アルメイダ)はリオの裏社会を牛耳り、警察も買収している超ワルモノ。ドミニクとブライアンは逃亡生活から抜け出し永遠の自由を得るために、リオ中にあるレイエスの隠し金庫から有り金全部を盗み出すという計画を立てる。そこに麻薬取締局の依頼で連邦捜査官・ルーク(ドウェイン・ジョンソン)が巨大装甲車グルカにのって現れる。レイエスとルークという敵に挟まれながらも、ドミニクとブライアンは凄腕の仲間を集めドリームチームを結成。


これがシリーズ5作目、しかし今までは全部パス。映画ランキングのサイト、Rotten Tomatoesで80%という高評価を見たオットが、面白そうだ、行こう!って。ぜーんぜん乗り気じゃなかったのに、それが、なんとまあ!10年も見続けているファンには悪いけれど、想定外の面白さ。CG技術の新しさを競うような映像ではなく、実際にスタントを使ったと思われるシーンが満載。最後に「プロのスタントが運転しているので、マネしないでください」との注意書き有り。無法地帯においてアウトサイダーは正義の味方、西部劇のような痛快感が味わえる。


(ネタバレ)冒頭からカーチェイス、はたまた疾走している電車から車を盗み出したりと、アクション満載だけど、やっぱりクライマックスの金庫付きカーチェイス、これには恐れ入った。するする氷の上を滑るように引きずられる大金庫、あれもこれもなぎ倒し破壊しまくりなのに、ドミニクとブライアンの車にはぶつからない。物理学を極めた(?)運転技術にため息だ。いくらなんでもあれはないでしょう、と思いながらも爽快、爽快。


次回作の前振りもあったし、次も見ちゃおうかな。

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