2011年9月16日金曜日

諸国民戦争記念碑(Völkerschlacht-denkmal) その1@ライプツィヒ

中心から路面電車で10分ほど、どでかい建物のてっぺんが見えてくる。どれほど大きいかというと、高さ91メートル、ヨーロッパ最大の記念建造物だそうだ。建物の前には大きな池、広大な敷地のなかにヨーロッパの街にはあまり似つかわしくない無骨な姿。

1813年の諸国民戦争(ライプツィヒの戦い)でナポレオンに勝利し、その戦後100年記念として建てられた。19万のフランス軍対、プロイセン王国+ロシア帝国+オーストリア帝国+スウェーデン王国の連合軍36万。3日間の激戦で、双方合わせて12万人以上もの兵士が戦死したという。
連合軍の圧倒的な戦力にフランス軍は敗北し、ライン同盟は解体した。

中部には10メートルの大きな騎士像があちこちに置かれている。真ん中はド~ンと吹き抜け、中央には慰霊の花束、その上の高さ68メートルのドームは圧巻だ。展望台からはライプツィヒが一望に見渡せる。



ぽっかりと現れる巨大な建造物
オレンジの部分は修復中
入口上には巨大な像


てっぺんにも巨大な像
内部も巨大な像ばかり
男の人もおおきいし


母も大きい


子どもだってバカできないほどでかい

下から見上げるとこーんな感じ

足の爪はちゃんと切ってある




4 件のコメント:

  1. Angelaさん足の爪までちゃんと見ているとは!
    さすがですね。
    巨大な像たちがなぜか皆眠そうに見えます。
    居眠りさんもいて。(男の人の像)

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  2. 気が付きませんでしたが、言われてみたらそうですね~。みんなどんよりしています。なくなった兵士への鎮魂を表しているのだと思います。何から何まで大きくて、ただでさえ小さい私はノミのように感じてしまいました。
    息子は夫に「ちゃんと足の爪を切れ!」と指導を受けていました。

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  3. 失礼しました。
    そうですよね、慰霊の建造物なのだから
    祈りの姿なんですね。

    この像の爪を見ての夫さんのコメントに
    笑ってしまいました♪

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  4. そうなんです、みんな寝てるんです。戦いの目を覚まさないように、ということなんでしょうか、ね。歴史に学ぶこと、いっぱいあります。

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