2011年7月11日月曜日

アイ・アム・ナンバー4  I Am Number Four

見るからにワルモノのモガドリアン星人に侵略され、生き残った9人のロリアン星人は地球に逃れ守護者と一緒に身を隠していた。モガドリアン星人はその9人を番号順に殺し、ナンバー3が敢え無く餌食になってしまった。(英語をすっかりマスターした)主人公の高校生ジョン(アレックス・ぺティファー)はナンバー4、「次は自分だ」と聞かされ守護者とアメリカ(国内だけ)を転々と逃げ回る。
この9人は大人になると超能力が覚醒し、ガゼン強くなる。ジョンにエネルギーのようなものが手から放射される超能力の兆候が現れ始める。守護者はオビワンのようにその能力をコントロールするように言う。そしてスパイダーマンのようにあれこれ試し、自分の能力に驚くやら嬉しいやらのジョン。高校ではフィルム写真(サイトを持っているのでデジタルもこなすと思うけど)が趣味のサラ(ダイアナ・アグロン)と知りあい、両想いに。追手の気配を感じ、守護者が逃亡をせっつくも、そんなこんなでもたもたしているうちにモガドリアンに見つかってしまう。


ティーン向けのSF小説の映画化。SFというよりもどちらかと言うと学園ドラマ。高校生の学園モノが大好きな私とオットは、学校の廊下や、ロッカー、校庭はもちろんのこと、高校生がワイワイ学校で群れいているのを見るだけでも結構楽しい。最後のバトルは学校が舞台になるのだけれど、作者は学校に恨みでもあるのか・・。校舎も校庭もボロンボロンにされてしまう。


サラちゃん
ニコンのほかにキャノンも持っている
一作目の興行成績でシリーズ化が決定される予定で、この調子でいくとちょっと難しいらしい。TVでもロズウェル(ちょっと古いけど)やヒーローズなどで見たような、設定自体に目を見張る斬新さが無いかな。とはいえ、この映画に登場の若者たちはこれからも楽しみだ。主人公を演じたイギリス人俳優アレックス・ぺティファーはなかなかのハンサムボーイ(私イケメンという言葉がなぜか苦手)。サラはGleeでクイン役のダイアナ・アグロン。この二人は実生活でもお付き合いをしていたって(過去形)。ナンバ-6役のテリーサ・パーマーの戦闘ぶりには目を見張るものがある。私が好きだったのは、守護者ならぬ守護犬で、これが普段はビーグルなんだけど最後に大化けする。


9人の内3人は殺されちゃって、これから謎の光る隕石で残りの6人を探しあてるのだけど、なんだか南総里見八犬伝みたいな話だわ。

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