2009年6月13日土曜日

フス・フレーゲ

去年から気になっていたかかとの縦じわ。サンダルを履いて階段を上がっているとき、なにやら後ろの人が私のカラカラしたかかとを見ているようで、落ち着かない。そこでいよいよ、ドイツ式のフス・フレーゲ(フット・ケア)を試してみることにした。「ヤフー・ビューティーで見ました」と言って予約の電話を入れると初回は1000円割引のサロンを見つけて、早速予約を入れる。

さて、待ちに待った当日。歯医者さんみたいな椅子と器具が並んでいる。まずバスクリンを入れたような色のフットバスに足を漬け込む。5分ほどしてふやけた足をお湯からだして、ウィ~ンと椅子をリクライニング。足にシュッシュッと何かをスプレーされる。

次に取り出したるは小型のジャガイモ皮むきのようなもの、それでヒールだこをサクサクサクと削り始めた。痛くも痒くもクスグッタクモない。パルメザンチーズのように、皮がぽろぽろ剥けている。一通り削り終わると、今度はやすりでしゃっしゃっしゃっと均していく。 指やかかとの角質もしゃっしゃっしゃっ。それが終わると歯医者さんみたいに、ツュ~ンと鑢の突いた機械で爪を磨いていく。一番面積の広い親指は特に念入りに。

あちこち削り終わった後は、いろいろクリームやらローションやらを塗りたくる。全部で45分、あっという間。そして、そして、足の裏はなんとすべすべのふわふわ。思わず「私の足じゃないみたい!」とうれしい雄たけび。椅子の下には私の皮が大量に落ちている。こんなことならもっと前に来るべきだった。

ドイツでは美容師と同じように、フス・フレーゲにも資格試験があるとのことで、私の行ったサロンにもその資格証明書が壁に飾ってあった。正真正銘、大満の経験だった。

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