ワカが移動教室に行った。今、小学校では”修学旅行”とは言わずに”移動教室”という(楳図かずおの”漂流教室”を思い出す私)。大荷物で小雨も降っていたので、学校まで送っていくことにした。朝6時20分の集合にもかかわらず、校門の前には緑のおばさん(って今も言うのかしら?)が、すでに子供たちのために立っていてくれている。ありがたい。
緑のおばさん「ワカ君、ちゃんと寝たの?」
ワカ「あ、うん、ハイ。」
そこで私に気がついた緑さん「嬉しくて寝られないから、絶対寝ない、って昨日言ってたんですよ~」
私「あら、そうだったんですか」
そんなこと一言も言ってなかったなぁ。そんなに楽しみにしていたのか。もっと一緒に盛り上がってやればよかったなぁ・・・・。
移動教室開会式も終わって、子供たちはバスに向かって歩き出した。
私「ワカ~、いってらっしゃ~い」
あらら、ワカ 無言で行ってしまう。
近くにいたお母さん「だめよ~男の子は、大衆の前では恥ずかしがっちゃって。」
私「なぁる・・・。」
つい数か月前までは手を振り返してくれたのに。
見慣れない場所で、いつもと違うアングルからわが子を見直すと、その後姿はなんとなくたくましくなって、別の子のように見える。ちょっと見送りに、と軽く出かけたつもりが、”少年”への見送りになっちゃった。嬉しくもあり、さみしくもあり。
気軽な見送りが<少年への見送り>
返信削除いつもながらステキです。
来ましたね、嬉しくも寂しい 第二次男の子育て卒業期・・・ 精神的にはまだまだなんですがね。そうなっちゃうんですよね。
ワカ君ニュース、これからも楽しみにしていますよ!
あきざくらさん、こんにちは。幼虫が蛹になるような、目に見える変化を感じるのは楽しいものです。あきざくらさんは3回も!うらやましい。そして、その蛹が蝶になるまで、なんだかんだあるんだろうなぁ・・・。
返信削除