2010年3月18日木曜日

旅立ちの日に

こどもを通じていろいろな出会いが生まれる。人や本や遊びやスポーツ、そして歌。私のころの卒業式は「仰げば尊し」、そして今の こどもたちは「旅立ちの日に」や「巣立ちの歌」を歌っている。

ワカが「旅立ちの日に」のピアノ伴奏をすることになって、うちで練習をしている。私も一緒に歌おうと思ったけど知らない歌なのでYoutubeで聞きいてみた。見ず知らずのこ どもたちの合唱を聞いているだけでウルウル。まっすぐに振り返らず飛び立っていくこどもたちに、万感の思いを込めて”若いこと”の美しさ強さを謳った歌詞と、清んだ青空のようなメロディー。

荒れていた中学校を、校長先生(作詞)と音楽の先生(作曲)が粘り強く合唱を通して立て直す。明るく生まれ変わった生徒たちへの贈り物として、この歌を作ったのが1991年。今ではその歌の輪が全国区に広がった。そういえばNTTのコマーシャルでSMAPも歌ってたなぁ。

先生、こどもたちは学校だけでなく親さえも置き去りにしてどんどん歩いて行っちゃうんですよ。来週の卒業式はボーボーかも。マスカラはウォータープルーフね。

作詞:小嶋 登 作曲:坂本 浩美

白い光の中に 山並みは萌えて
はるかな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に こころふるわせ
自由をかける鳥よ 振り返ることもせず

勇気をつばさに込めて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もないいさかいに 泣いたあのとき
心通ったうれしさに 抱き合った日よ
みんなすぎたけれど 思い出強く抱いて

勇気をつばさに込めて希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い力 信じて
この広い この広い 大空に

4 件のコメント:

  1. あきざくら2010年3月19日 8:08

    しろいひかりのな~かに~♪
    おお! 
        ワカ君の ピアノの調べに 揺れるこえ 
          今日このときは そなえられたり
    オリンピックじゃないけど幸せを実感できるひとときって、人生そう何十回もありませんよね。
    楽しんでくださいね。

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  2. あきざくらさん、
    あ、ありがとうございます。胸にしみる一句!楽しんできまっす。

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  3. 「旅立ちの日に」の伴奏したワカくん。
    カッコいいですね!

    ご卒業おめでとうございます!

    Angelaさんは涙で見えなかったのではないでしょうか。
    卒業式...親にとっては嬉し涙、涙の日ですね。

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  4. エリリンさん、ありがとうございます。
    式当日は伴奏を間違えないか、とそわそわ。合唱が終わってほっと脱力、感激を味わう余裕がありませんでした~。式の後、いろいろ思い出してじんわりきているところです。こどもたちは、これからもどんどん”振り返ることもせず、飛び立って”行きます。待って~!

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