2007年4月24日火曜日

親心

赤いちゃんちゃんこを着て、両耳にこれまた赤いリボンをつけたダックスフンドが、赤いリボンとは縁遠いお姿の(失礼!)おじさんと仲良くお散歩。足が短いし、あっちこっちちょろちょろするし、抱っこされたり、おろしてもらったりで、あんまり進まない。後ろを歩いていた私は追い越そうと、ちょっと早足。

ところがそのわんちゃん、私の前で通せんぼをしたかと思うと、横目で見ながら「ワン、ワン、ワン。」と吠えた。犬猫だけには人気があるとひそかに自負している私は、いわれのない言いがかりをつけられたようで、なんだかショック・・・。でも気を取り直し「はい、はい、はい」と、その子の泣き声にあわせて返事をしてやった。するとちょっと恐持ての飼い主のおじさん、突然裏声それも女言葉でで「ごめんなさいね~、ごめんなさいね~」と連発。どうもワンちゃんに成り代わり、私に謝っているようなのだ。
ん~、なんだかへんだけど、おじさんの方がワンちゃんよりもかわいく見えてしまったのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿