2007年4月6日金曜日

ナッハトツーク

ドイツ・ロマンチック鉄道

王子が夢にまで見た夜行電車。ミュンヘンからパリまでNZ260で移動した。ミュンヘン駅を20:56に出発してパリ西駅に6:58に到着する。21:00発7:00着にしないところが鉄道のこだわりなのか・・。出発前に日本からシャワーつき3人部屋(一等)を予約しておいた。頭の中ではオリエント急行列車の妄想が膨らみ、乗車前には期待で脈拍が速くなってくる。

わくわくしながら威勢良く乗り込むと・・・、せ、狭い・・。左側に3段ベット、真ん中に75センチほどのスペースを残して右側にシャワー室、トランクを三つおくと立っている場所が無い。私の妄想が1人歩きしすぎたかと思い外国夫を見ると、やはり同じ事を思ったらしく他の部屋やら車両を偵察に。そんな我々をよそに、王子は1人うれしさのあまり興奮を抑えきれず、上へ下へとオリの中のお猿さんのように動き回りあちこちチェックも抜かりない。

写真解説:DBホームページを開けると、メインがこの写真。ラグジュアリーな大人向けマーケットを狙っていると思われる。新婚旅行には見えない。フルムーンにしてはちと、若い。女の人が足を曲げているのはポーズではなく、伸ばすスペースが無いからであり、また男の人の右足はベットの上には乗っていないだろう。狭いから。それから、ロマンチック鉄道なんてものはありません。

狭いのでベットの上に座ることも出来ずねっころがっていたら、アットいうまに寝入ってしまった(そうだ)。以前のように国境で起こされることも無く、5時までぐっすり。車窓からは暗闇に広がる田園地帯のところどころに木々が見える。

そしてシャワーを浴びる。清潔なバスタオル、石鹸、などが完備。蛇口は洗面・シャワー兼用。グレーに見える丸いものが稼動式洗面器、これをトイレの方向に動かして左下にちらりと見えるカーテンを引くと左部分がシャワー室になる。電車の中なのに水圧水量とも十分。狭いけどね。(しつこい!)

さてドイツ人のおじさん、ぴったり6時に朝食を運んできた。このおじさん、チケットのチェックをしていたので車掌さんと思っていたら、朝食係りもしている。狭くてテーブルも無いので2段目のベットをかべに収納し1段目を椅子代わりにする。その作業もおじさんがする。2段目には私の私物が載りっぱなし、おじさんそれを下に下ろし始めた。「あ、おじさん、私、自分でするから、自分で・・・」時すでに遅し、おじさんの手には私のブXジャーが・・・。おじさん、「ウララ~(突然フランス語になる)パルドン、マダム。」といって外に出てしまった。あ、朝ごはん・・・!-横で笑い転げる夫と王子-。おじさん、ようやく10分ほどして戻ってきて、あわてベットを収納し、我々も無事朝ごはんにありつけた。車窓はすっかりパリ市街、そして予定時刻にパリ西駅に到着した。

狭かったけど、よく寝られたというのは、快適だったということだろう。ずっと寝ていたので車内の思い出らしい思い出はシャワーとドイツ人おじさんだけになってしまった。とはいえ、電車の旅はたとえその間寝ていたとしても、ゆったりと時間を感じさせてくれるところが大好きだ。

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