このくらいの少年少女は10%位大人。 いいな、とっても。 |
撮影に使っていたスーパー8を粉々になった駅舎跡から”即”見つけ、”奇跡的”に大丈夫だった車で慌てて事故現場を立ち去るこどもたち。壊れた貨物列車のコンテナの中ではどかんどかんと『何か』が暴れており、事故現場には空軍の兵士たちが続々と集まってきた。その事故の後、街では住民や飼い犬が次々と失踪、停電や窃盗等、不思議な事件が多発。空軍も地元警察に黙って不可解な行動をとり続ける。ついに街全体が避難対象区域となってしまう。
言われなくても見たらすぐわかるけど、J.J.エイブラムス監督による80年代のスピルバーグ映画へのオマージュ。エンディングロールがとっても面白い。お金をたんまりかけて作った映画は子ども達にタダでセットを使われ、スーパー8で撮った『エド・ウッド』ばりのゾンビ映画が完成。大仕掛けな映画全編がこのエンディングの前振りだったと考えると、高予算をかけた結果がこれ!?。いや、どんなところでもお金が無くても映画が撮れるという応援歌。スピルバーグの映画を見て、この世界を志した「昔の映画少年」を思うといじらしい。突っ込みどころ満載だけど、映画好きにとっては好感度大。
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