2011年4月28日木曜日

Alone Again

オリジナルは1972年。これは1992年。年齢を重ねたギルバート・オサリバンの歌いっぷりが素敵。
 


メロディーがやさしくて、大好きな曲だった。失恋の歌なんだろうなぁ、と思っていたのだけれど、今回動画を見つけて歌詞をゆっくり読んでみたら、もっと深かった。特に後半の歌詞は涙モノ、抜粋して訳してみた。
It seems to me that there are more hearts
broken in the world that can’t be mended
Left unattended
What do we do? What do we do?

世界中のあちこちにもっと傷ついた心が置きっぱなしにされていると僕は思う。
どうすればいいのだろう、どうすれば。

Alone again, naturally
Now looking back over the years
And whatever else that appears
I remember I cried when my father died
Never wishing to hide the tears

また当たり前のようにひとりぼっち。ここ数年起きたこと何でも振り返ってみて、父さんが死んだとき泣いたことを思い出す。涙を隠そうなんてぜんぜん思わなかった。

And at sixty-five years old
My mother, God rest her soul,
Couldn’t understand why the only man
She had ever loved had been taken
Leaving her to start with a heart so badly broken
Despite encouragement from me
No words were ever spoken
And when she passed away
I cried and cried all day

そして65歳で母さんは神に召された。母さんはなぜたった一人愛した人が、あの世に行ってしまったのかぜんぜん理解出来ずにいた。置き去りにされた、とっても傷ついた心でまた人生を始める羽目になり、僕の励ましをよそに一切言葉を口にすることはなかった。
そして母さんが死んだとき、僕は泣いた、そして泣いた、一日中。

Alone again, naturally  Alone again, naturally

また、当たり前のように一人ぼっち、当たり前のように一人ぼっち。

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