2011年3月24日木曜日

美容師さんの心意気

普通に生活しようと決めて、今日は散髪することにした。ドライヤーを使う時間も節約できるしね。美容師さんは10代のときからのお付き合いで、オットもワカもお世話になっていて、銀座1丁目にアットホームなお店を構えている。

彼は普段は物静かなタイプなんだけど、お客さんから良くしゃべるね、と言われたそうだ。そういわれてみると、地震の後、多くのお客さんも饒舌になっているらしい。「何か話さずにはいられないんだよね」と言っていた。・・・実は私もそうなのだ。ま、普段から言わなくていいことまでぺらぺらしゃべって、オットに怒られているけれど、もっとうるさくなっている。
彼は言った「引っ込んでいてはいけないんだよね。」
節電をしながら、消費を心がけて、お金を回し、みんなが税金を納められるように普通の生活をすることが大切だ、と同じことを考えていた。

今週末、お店から直ぐのところにある東京フォーラムが東北の方々の避難所になる。そこで、銀座の美容師さんたちが話をして、営業後にお店を避難者の方々に開放して、シャンプーのボランティアをすることになったそうだ。しかし、ブローは自分でしていただく、自立も考えてもらうために。「あ~気持ちよかった!っていう顔が見たいんだよね」と彼は言う。

すごいなぁ、すてきだなぁ。今までン十年この美容師さんについてきたけれど、これからもしっかりついて行くわよ!

2 件のコメント:

  1. 素敵な話に心が温まりました。

    いいお話、素晴らしいです!
    嬉しいですね。

    日本中の皆が被災した方々に心を寄せています。
    私もささやかながら今日支援の気持ちを送りました。

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  2. エリリンさん、
    こんにちは!この2週間を長かったというのか、短かったというのか。それでも時は当たり前ですが、同じように過ぎて行きますね。深い悲しみを埋めるほどの善意が世の中にあふれているということが分かりました。私も次は献血です!

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