2010年6月9日水曜日

MIKA

ワカ様、念願のMIKAのライブ@Zepp東京に行って来た。
開演前、Zepp会場前のせま~い”盆地”に続々人が集まってくる。チケットに印刷された整理番号のアルファベットA~C順に入場するのだけれど、それぞれのアルファベットに1000番ぐらいまであることが分かった。1階立見席に2500人くらい入る計算になる。結構デカイ。かかりの人がのんびり誘導するので、開演時間に間に合うのかと心配になる。

売り出し当日に買ったにもかかわらず、すでにBだった私たち。それでも前よりのほぼ中央に陣取ることができてまずまず。案の定7時に開演するはずもなく、10分が過ぎ、15分が過ぎ、30分過ぎたころには気分が下向きに。”プリンス”のコンサートを思い出す。周りの若者はそんなの誤差の内と思っている様子。35分過ぎ、ついにMIKAが登場。「わ"~」っていう 歓声で、持っていたドリンクのプラスチックコップがビ~ンと振動したのにはたまげた。

1曲目からみなさん総立ち、っていうか立見席だからもともと総立ちなんだけど、総跳びとでもいいましょうか曲に合わせてジャンプ。モグラたたきだったらたたき放題状態。30分以上待たされたオバサンはすんなり気持ちの切り替えがきかない。それよりもずっと踊ってられる自信ないから、冒頭からのコーフンの渦に乗りそこなう。しかし2曲、3曲と聞くうちに、おっと、私の腕が上に上がり、確かに自分の口から「ヒュ~、ヒュ~」の声まで出てる(ワカにびっくりされる)。さすがぴょんぴょんはできないのでせめてもの足踏み。

彼の歌は歌詞の内容のわりに曲が明るい。サビがキイテいていい加減な英語でも一緒に歌えるから、ほぼ全曲観客とSing Along。 小さな舞台ながら趣向が凝らされていて楽しく、なにより元気になる。ナマで見たMIKAご本人は映像の姿そのままで、長身、スリム、ハンサム、そしてアクがないので見ていて胸やけしない。何よりも声が、いつも聞いているCDの曲に生きたアレンジがほどこされ、ナマの方がだんぜんいい。パワー全開だけど”カーニバラス”ではなくかと言って”ハービバラス”というのでもなく、食べる側というより食べられる側の元気な”植物”といった印象。
ね、ステキでしょ?お父さんがアメリカ人でお母さんがレバノン人のハーフで、ロンドン育ち。いろいろ経験しているから明るいだけではない彼の魅力が音楽に凝縮されている。
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