2012年1月15日日曜日

四半世紀ぶりの再会

中学2年生の時のクラスはみんながとっても仲が良かった。私は父の転勤に伴い中3で転校し、その後は年賀状などで24,5才まではどうにかみんなと繋がっていた。しかし、外国暮らし、結婚、出産で引越しを繰り返し、自分のことで精一杯で気持ちの余裕がなかったのだろう、年賀状さえ出さず全員と音信不通に。

あるときインターネットでたまたまその時の友人の名前を見つけた。四半世紀前、最後に会った時と勤め先が同じなので彼女に違いない。連絡を取りたいのだけれど、はたして住所と代表電話番号が出ているだけで、メールアドレスとかは無し。しょうがないのでハガキを送ることにした。とっても懐かしいのだけれど、もしかして人違だったらとか、勤め先に送ることへの遠慮もあり、下書きには戸惑ってしまった。ひさ~しぶりに万年筆でハガキを書き終え、後は切手を貼り、投函するばかり。で、・・・ここまでが去年の3月の話。
そしてあの、3.11。
ハガキの存在はすっかり忘れ去られてしまっていた。

春が過ぎ、夏が過ぎても昨年はしばらく暖かくて、遅い秋風が吹くようになった頃、そろそろバックを変えようかな、と冬物を出してきたら・・・。なんとあのハガキがぽつねんと。そうだった、これ、出そうと思っていたんだった。読み返してみるとそのままでも問題なさそうなので、切手を貼り投函。なんだかドキドキする、ポストの投函口に引っかかってないかと手を入れてみたりして。そして2日後ケータイに懐かしい友達からメールが入っていた。ばんざ~い!そして年末に感激の再会。

お友達はインターネットがなかったら見つからなかったけど、最後の手段は昔ながらの手紙。
Eメールのおかげで驚くほど便利になったけれど、ポストを開ける時の楽しみがすっかりなくなってしまったのはちょっとさびしい。手紙、また書いてみようかな。

6 件のコメント:

  1. あきざくら2012年1月16日 21:03

    こんばんは あんこさん
    人生には時に素敵なことがあるものですね。
    昔はホントに文通なんてしてましたよね。雑誌の「○○さんのファンの方、お便りください」とか、出してみてペンフレンドができて(今もお友達です)
    メールやりとりが多いけれど、自筆文面でのふれあいは特別ですものね、年賀状もそういう人には自筆入れますよね。
    楽しい出会い、人生にたくさん欲しいものです。

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    1. あきざくらさん、こんにちは~!お元気でらっしゃいましたか?

      文通、してましたよね。郵便配達の人が来るのが待ち遠しかった。直筆だった手紙がワープロになり、あっという間にEメールが普及、すっかり手紙というものを書かなくなってしまいました。ペンフレンドやらペンパルという言葉も今はぜんぜん聞かなくなりましたね。伊東屋などに行くと、ステキな便箋、封筒、書きよさそうなペン、色とりどりの筆記用具など楽しそうなものがいっぱい。意外と世の中では皆さん手紙を書いているのかなって。
      あきざくらさんのペンフレンドの話を伺い、やっと再会できた友だちを今度こそは私の不義理でまた失わないように気をつけないと!と思ってます。

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  2. 文通してました♪
    今でもどうしているかしらと写真の顔を思い出しては
    懐かしんでいます。
    FB私も最近始めたのですがフランスに住む友人と連絡がつきました。元気そうでで感激しました。
    でも手紙の良さは格別ですよね。昔は手紙を良く書きましたけど
    今はあまり出さなくなりました。でもきれいな便せんを見つけると
    乙女心がうずいて書いたりします。

    ポストを開けて懐かしい人からのお便り、お友だちは感動されたでしょう。再会もなさってほんとに良かったですね。

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    1. FBは楽しい。あきらめていた再会には本当に感動します。こうして会えるのはFBのおかげということもあるけれど、一番は「あの人はどうしているかな」と言う気持ちが双方向でテレパシーのように働いているからでしょうか。

      エリリンさんにも友達リクエストしたい~♫

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  3. Angelaさ〜ん嬉しいです♪

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