学校では少しずつ生徒達の無断欠席が増えていくものの、そんなことにはお構いなし、チャーリー(アントン・イェルチン)はキュートなガールフレンド、エイミー(イモージェン・プーツ)とお気楽な高校生活を送っていた。ある日チャーリーの家の隣にセクシーな夜間肉体労働者、ジェリー(コリン・ファレル)が引っ越して来る。チャーリーの母は(トニ・コレット)は何となく気になる様子。
そんな時友達のエドが、消えた生徒達はジェリーに血を吸われたのだとチャーリーに告げに来る。しかし、ジェリーという名前からしても吸血鬼なんてことはありえない、とハナから相手にしない。そうこうしているうちに、エドもあえなくジェリーの餌食に。エドの無断欠席を心配したチャーリーは彼の部屋でPCの動画を見て、ジェリーがヴァンパイアであるかも、と疑いを持ちはじめる。遂にジェリーの家に侵入、”ごはん用”にとらわれていた人間を救い出すが、怒ったジェリーが反撃開始。激しい猛攻に、チャーリーはラスベガスのヴァンパイアキラー・ショーで有名なピーター・ヴィンセント(デヴィット・テナント)に助けを求めるが、けんもほろろに断られてしまう。しかし、頼りにならなそうなピーターもついにはチャーリーに手を貸すことに。あの手この手で応戦するが、400年生き抜いてきたヴァンパイアはなかなかしぶとい。
大体が吸血鬼ってよく考えるとあれこれオカシイ。にんにくが嫌いだとか、美女が好きだとか、夜行性だとか、「どうぞ」と言わなければ他人の家に入ってこないとか。「トワイライト」も面白いセリフや場面が満載なのだけど、映画館では笑えない。「フライトナイト」は恐怖や緊張はもちろん味わえるが、笑わせようとしてくれているのだから、笑わなくてはもったいない。
3Dで見る必要は取り立てて無いような気もするけど、ディズニーだしね。
オリジナルで吸血鬼を演じたクリス・サランドンが、血を吸われる役でちらりと登場。コリン・ファレルはなんだかスッキリした印象。断酒したのかしら。エイミー役のイモージェン・ブーツはカワイイ!
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