去年に引き続き今年もタック・アンド・パティのコンサート@コットンクラブに行ってきた。一緒に仕事を始めて31年、結婚して28年だって。
今年も未成年連れなので昼の公演。12時開場、演奏まではビュッフェスタイルのランチをゆっくり楽しむ。去年はちょいと食べ過ぎてお腹がパンパンになってしまったので、今年は抑え目にするように気をつけた。いよいよ開演の1時半、パティは"Good Morning !"と現れる。彼らにとってはまだ朝だって。なんとなくわかる、このお仕事は12時間くらい時差がありそう。
さて、パティのハスキーな落ち着いた声と、タックのやさしいギターの音色はいつもと変わらず、第一フレーズで私たちの心をわしづかみ。タックのギターソロはウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)の曲。ウェス・モンゴメリーはギターに一切目を向けず笑顔で観客を見ながら難曲を演奏したそうだ。タックはギターを見ずに演奏などとても自分には出来ないし、演奏中は幸せだけれど笑いながらなんてことも出来ないと言う。しかし、彼の真似をして一回だけ皆さんのほうを向いて笑ってみます、と言って大変難しそうな曲(私はギターを弾かないので全部難しそうには見えるのだが)の途中、満面の笑い顔を約束どおり一度だけ見せてくれた。
今年はネットでリクエスト曲を募っていたらしく、それを知らなかった我が家3人に「しまった・・・!」の空気が流れる。しか~したまには飛び切り良いこともあるもの、演奏が終わって会場の熱いアンコールに再び登場。そして「曲は何がいい?最初に言ったもの勝ちよ」とのパティの声に、すばやく反応するオット(こういうときは役に立つ)。リクエストの"Up on the roof"を歌ってくれて、オットは大喜びの大満足。
ありがとう、Tuck and Patti。又、来年。
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