2010年5月9日日曜日

アリス・イン・ワンダーランド

物語はアリスが19歳になってから、と設定が変わっているけれど、登場人物、登場動物、登場品物はルイス・キャロル原作の世界がそのまま、且つディズニーのアニメの世界もそこかしこに息づいている。バートン監督はカルフォルニア芸術大学時代、ピクサーのジョン・ラセターとクラスメートだった。ラセターは今やディスニーではエライ人になっているので、何か作品への影響があったのかな?アニメの世界を踏襲しながらのCGと実写の融合は見事だ。実物をカバーするためにCGを使うのではなく、CGそのものが生きていて、それでいてアナログな部分を感じさせてくれる。ココが最近のSF映画 のCGと一線を画している。

ディズニーアニメとピクサーはどんなところにでてくるかというと、たとえば白の女王(アン・ハサウェイ)のぶりっこな手の動き、 これはもうシンデレラやオーロラ姫や白雪姫そのもの。チャシャ猫も色や毛並みは変わってるけどアニメの面影はそのまま。最後に出てくるジャバウォックはルイスキャロルの作った怪物だけど、戦いのシーンは”眠れる森の美女”を思い出す。 オットに言うと「え~?」って反応だったけど、バンダースナッチ(カイジュウ)は、”モンスターズ・インク”のサリーを思い出した。etc. etc...... あ、青虫は(ディズニーとピクサー関係ないけど)ちょっとETが入ってたかな?














そういえばWally Bの店長さんの話によると、7月公開の”トイストーリー3”には、”エドワード・シザーハンズ”に出てきたキャラクターが、ちらりと姿を現すそうだ。いいなぁ、こういうクリエイティブなつながりは。映画鑑賞の楽しみを2倍にも3倍にもしてくれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿