別に高給取りなわけじゃなくって、勤務先の組織の形態上、年末調整ではなく確定申告を行っていた。今年から年末調整することになったので、税務署に足を運ぶのも今回で最後。最初は面倒に思えた作業だけれど、税金について知ることができてよかった。源泉徴収だと給与明細書を渡されるだけで、自分の税金がどう計算されているか考えることもなかった。私だけかもしれないけど。
確定申告の作業は、国税庁のHPで申告フォームに必要な金額を記入、控除分にさえ気をつければ、画面で計算してくれるし、後はアウトプットするだけで収入が給与だけであればそれほど複雑なことはない。しかし、世の中にはいろいろ難しい計算(事情?)のある方が税務署を訪れる。声を荒らげている人もいれば、泣きそうな人もいる。もともと真面目な署員の人が一層、コワそうで冷たそうに見えちゃう。そして、どうしても税金って「取られる」って感覚になってしまう。しかし、よく考えてみたらうちのワカ様が1人公立の学校に通っているだけで、地方税なんかは元が取れるどころかお釣りがくるくらいだ。元気で働けて税金を納められることが幸せなのかも。
しかし、税金だけで世の中は動かない。町内会、PTA、民生委員などなど、地域住民が無償で(実費のみ)で、時間を費やして公共サービスを補っていることも事実。中には形骸化して無駄なこともあるけれど、コミュニケーションという大切な部分の代価は計算できない。
考えるといろいろ難しくって全てが平等にってわけにはいかないけど、是非是非、税金を有効に使ってほしいと心から思う。
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