2009年11月27日金曜日

聖ジョルジェ教会 その1 

ベオグラードから70㎞、トポラという町で1804年、オスマン・トルコ帝国に対して、セルビア人が武装蜂起。  そのリーダー的存在だった人物がジュルジェ・ペトロビッチ、通称カラ・ジョルジェ。”カラ”はトルコ語の”黒”という意味で、漆黒の髪を持つ2mほどの巨漢は、結構ザンコクな性格でオスマン・トルコに大変恐れられたらしい。後にオスマン・トルコから分離独立したセルビア王国で はカラ・ジョルジェの子や孫が王位に付き、カラジョルジェ家(通称がファミリーネームに?)は王家となる。

カラジョルジェ家は第二次世界大戦のドイツ軍侵攻の際国外に亡命し、戦後の共和制移行で廃位そのまま国外にとどまった。2001年にユーゴの体制変革で、没収されていた財産が変換され帰国を遂げる。この一家のHPもある。王妃はギリシャ人なのね。  

前置きが長かったけど、その王家の霊廟がトポラにある聖ジョルジェ教会。3回にシリーズでご紹介。


   小高い丘に続く緩やかな林の中の坂道を上がると、

真っ白な壁の、実にシッカリ&スッキリした印象の教会が忽然と現れる。1904年から8年かけてシッカリ建造された。
教会名の由来は”カラ・ジョルジェ”からではなく、キリスト教の聖人”聖ジョルジェ”(聖ゲオルギウス、聖ジョージ)から。 
竜を退治した聖人として信仰の対象となっている。
遠くからは白1色に見える外壁も近寄ってみると・・・


 ・・・美しい細工が見られる。
入り口の扉の上部には、白い大理石に施された美しい彫刻。
そしてモノトーンの大理石に縁どられて、ひときわ目立つ豪華な金色のモザイク。
聖ジョルジェが竜を退治しているところ。
(その2につづく)

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