大好きなベン・ステイラーとロバート・ダウニー・Jrと”カンフーパンダ”で見直したジャック・ブラック。
・・・なんだか劇場が静かだったなぁ。笑っていいのか悪いのか、ここ2,30年の大作、小作含め真面目な映画やら俳優の私生活もチェックしてないとツボが押えにくいのは確か。たぶん私もツボをはずしたところが結構あったに違いないけれど、それでも大いに笑えたのだ。
役作りに異様な執念を見せるロバート・ダウニー・Jrは、マイケル・ジャクソンの逆バージョン、実はオットにバカにされるから黙っているのだが、冒頭彼とはわからなかった。トム・クルーズはもともとコイけどますますコクなり、でも「オレは2枚だけどこんなのもできるのよ」のビミョーな姿。我を忘れるほど役にはまるカメレオン俳優もいれば、何をしても”我”が出てしまう俳優もいる。どちらが良くて悪い、ということではない。トムとはペネロペ仲間?のマシュー・マコノヒー、この2人を出すあたりもベン・ステイラーのお遊びかしら。
映画業界、社会問題、芸能情報、あれこれ突っ込みすぎた感はあるけれど膨満感はない。映画が大好きで、でもそんな自分の情熱を面と向かって出すのもね~、そんな照れくささと自分の情熱を笑いものにした、好感の持てる映画なのだ。
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