2010年11月24日水曜日

国立西洋美術館

昨日、国立西洋美術館の「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」に行って来た。豪メルボルン国立ビクトリア美術館のコレクション105点を含む前157点。
綿密に書きこまれた一本一本の線を鑑賞し「やっと見終わった」と思いきや、次の部屋にもわんさか作品が続いている。かなり力を入れて観賞したのだろうか、最後の方は疲れてしまった。大変見ごたえがある。

右のさいは遠路はるばる運ばれてきたのだろう。洋服を着せられて迷惑そうではあるけれど、別の星から来た生命体のようでかっこいい。

作品に魂を吸い取られて、ふーらふーらと美術館を出ると、見事に紅葉した大きな銀杏の木。駅から博物館へ行くよりも帰りの方がよいアングルで目に入る。

枝ぶりも立派だけれど、それに負けないくらいすごい匂い。
すれ違うこどもたちが大声でいろいろと形容していたのがなかなか興味深かった。
ゲージツ観賞をした後だけど、身の回りのフツーの出来事に対する子どもたちの素直なコメントを聞くのもこれまた楽しい。



2 件のコメント:

  1. あんこさん、お久しぶりです。デューラー、来ていたんですね! 私も明日行ってきま~す! 

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  2. Toshiさん、

    お久しぶりです!デューラー展はいかがでしたか?少しずつ線や点のタッチが違っていて面白かったですね。昔の人はすごいです。ちょっと前、ゴッホ展にも言って生きたのですが、同じ二次元の世界でもこんなに違うのだ、といまさらながらに感心してます。私にちょっとでも絵心があれば、と思うのですがこればっかりは・・・。東京にいながらこんなにいろいろと見て楽しめることに感謝ですね。

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