アメリカでの評判を聞き、オットはワカに「またオモシロイ番組が始まるぞ!」と吹き込んでいたので、ワカはと~っても楽しみにしていた。しかし月曜日の10:00からの放送で、翌日学校で居眠りすると困るのでワカだけ別の時間帯で見ることに。
さて、ホームページには、
これまでになかった大人のための刺激的なラブストーリー
とか、
とか、
登場人物たちの紡ぎだすセクシュアルで危険な世界を捉えた映像も幻想的で艶やかしい
ってなっているけれど、 第1回を見終わって「絶対ワカには見せられないなぁ」と思った。オットもそう思ったらしい。「大人になるまで見てはいけない番組だから」とワカには見るのをあきらめてもらった。そんな具合なので、「なんだかなぁ」と思いながら見始めたものの、回を追うごとに俳優陣がなかなか素晴らしいのに目を見張る。どんなに登場人物が変なことしても、バカっぽくってもカンに触らないのだ。それどころかますます面白くなってくる。特に収穫だったのは、主人公スーキー(アンナ・パキン)のお兄さんジェイソン役のライアン・クワンテン。かなりの単細胞でリアルにこんな人がいたら絶対お会いしたくないわ、と言うような役柄。そんなつける薬が全くなさそうなジェイソンに、いろいろな側面を付け加えおもしろいキャラクターを作り上げている。出番の半分はツンツルテンのためナイスバディが条件だったのか、その鍛え上げられた体には頭が下がる。自分を捨て切らないとあの役はできないだろうなぁ、まさ体当たりの演技。今年ギャップの広告に出ているというので、近所のお店に行ったらちゃんとポスターが掛っていた(右)。
社会問題もふんだんに盛り込まれて、下品な世界を上質に描くセンスはすごい。この番組を制作したHBOは有料ケーブルTVで、視聴料が主な財源になっているとのこと。ある程度の収入のある視聴者が見るチャンネルだということで、なんとなし頷けるところがあった。アメリカでは第4シーズンが決定していて、日本では2月ごろから第2シーズンが始まるらしい。
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