2009年8月14日金曜日

Dr. House

数週間にわたって開催されたハウスのオーディション、”アメリカン・ドクター”もやっと終って新しいチームメンバー3人が決定。今週はなんとあのミラ・ソルビーノ登場。

南極で働く隊員の精神科医ケイト(ソルビーノ)がゲロゲロしながら倒れてしまう。南極は今、一番厳しい季節、救急を送ることも向こうから戻ってくることも不可能。そこでハウスたちがウェブカメラを使って遠隔診断、ケイトはその診断通りに自分で治療をすることに。初め乗り気じゃなかったハウス、画面の向こうのケイトを見たとたん目の色が変わる。二言三言言葉を交わしたらだけで、ぞっこんのよう(ヒュー・ローリーこの辺大変うまい!)。さてハウス帰宅してからも時間外などぜんぜん気にせず、自分の好きなようにず~っと診断を続ける。しかしどれも適切な治療にはならない。まるで隔離された南極は”アポロ13”のよう。限られた治療器具しかなく、ゼムクリップまでつかって病気の検査が進んでいく。

ケイトは言われたことにテキパキ反応するし、人間的な洞察力にもすぐれている。ハウスが診断と称し、セクハラまがい(いやあれは間違いなく・・・)なことしても、あくまでも同業者として堂々と応じる。
ハウスに薬を飲むことを進められるけれど、限られた量しかない薬は隊員用としてストックするため、はっきりとした診断結果が出るまでは飲むことを拒否。なんたってその覚悟・倫理感・自己犠牲みたいなものが医者としての彼の心をくすぐる。恋に落ちかけていたハウス、このあたりから一気に落下の加速度が増す。かっこいい、女の私でも惚れてしまう。

アブナイ生体実験大好きだったはずのハウスは、彼女をできるだけアブナイ目に合わせずに治したくって必死!ウィルソンにもフォアマンにもハウスの乙女心(?)ばればれ、ハウスの怒りながら照れてるところがかわいい。なんたってハーバード卒でアカデミー賞受賞者だもの、あ、それはソルビーノだけど、ま、ケイトはそんな感じ。

ところがハウス、いくらイイ女がいようと、ひとつのことにのぼせることはない。ウィルソンに新しい彼女ができたのではないか、とケイトの診察の合間に捜査。さらにTVっこのハウスは病室のケーブル放送が予算の関係で有料になっちゃって、無料視聴に戻そうと新しい3人の弟子を走らせる。忙しい、ハウス。

彼の知性と恋心をもってしても、南極の厚い氷を溶かすことはできなかった、ま、傷が浅くてよかったね。しかし、彼をたまげさせたのは、ウィルソンの彼女。なんと、あの”Bitch”(失礼、でもハウスがそう呼ぶんだモン)。ウィルソンもハウスに負けず劣らずオモシロい。

来週が楽しみなのだ。

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