2009年8月10日月曜日

ボルト

のっけから、CG技術に目を見張る。風景、部屋の中など実写のようだし、ワンちゃんの毛一本一本の動きなんぞはオドロキ。でもこれ、ピクサーじゃなく、ディズニーのアニメ。

ワンちゃんの一途で、ま、早く言えば単純な性格、それが笑いのツボで(昔志村けんが犬になっちゃったコント思い出す)、ホンワカと笑えるシーンが沢山。それに輪をかけ笑わせてくれるのが、ド単純なハムスター君。丸い透明の入れ物の中でくるくるくるくるくるしながら大陸横断、すごい。

そして最小メモリー搭載の鳩君たち。この鳩君たち、見た目は限りなく本物に近く、そして果てしなくボケている。常々鳩を見ながら思っていた。空を飛べばいいものをなぜ早足で地面を走りながら逃げるのか?目が横についているからしょうがないけど、なんだって目の前に落ちたものが首を左右上下に動かしても見つけられないのか?何が起きても顔色変わらないし、怒ってるんだか笑ってるんだか、もしかして本気で笑いを取ろうとしているのか?と思ったりしていた。映画を見ながら、海を越えた向こうでもおんなじこと思ってる人がいるのだな、と思わずにやり。そしてCGの鳩君たち、動きが何とも精巧で、鳥ぎらいのオットはその首の動きがあまりに生々しく、鳥肌立てていた。

声は誰かと申しますと、主役をジョン・トラボルト(暑いのでヒンヤリすること言ってみた)。ほかにはペニーのマネージャー役を”アリー”でリチャード役だったグレッグ・ジャーマンなど。

昔見た”三匹荒野を行く”(1963)という2匹のワンちゃん&猫ちゃんの映画を思い出した。

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